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夢の現実物語【5】

―ありがとう...

でも私は怒ってる。

どうしてお母さんは..

教えてくれなかったんだろう。




どうして?




私まだ、話したかった。

私のこと嫌いになったの?






どうして?

そんな勝手なの?







不老不死。

そんなの、とっても恐いのに。






私はとっても好きだったよ。

お母さんのこと。







でも。

お母さんは私のことどれ位好きだったんだろう。






杏は何度も読み返す。

自分で書いたことなのに。






自分で書いたからこそ悲しくなる物。

読み返せば、読み帰した分だけ。

悲しくなる。






でも、絶対あるわけが無い。

お母さんは、何時も研究室に閉じこもってた。

顔を見せることはほとんど無い。





「好きだったら置いて行ったりしない」

ふと頭を言葉がよぎる。

どんどん頭が混乱状態に。






「嫌いだから。置いていった」

闇の言葉。

この言葉が繰り返される。






その呪縛から助けてくれた。

乃恵が。






「ねえ、大丈夫?」

乃恵の言葉。






「えっ何?」

話が通じてないから。

分かんないよね。






「いや、辛そうだったから。大丈夫かな~って。」

「だ、大丈夫、大丈夫。私、元気だよ。」








作り笑いをする。

あーあ。






でも。

声が聞こえる。

闇の声。






―お母さんは私を裏切った―






ねぇ...

お母さん。

決めたよ...

私。






決心したよ。






「乃恵。読んで良いよ、小説。」

嬉しそうな乃恵の顔。






「いいの?やったー」

嬉しそうな乃恵の声。






全部。

あたしの親友。

大好きな親友。

那智乃恵。










後書き。

凛&羅維&椿「こんにちはー。」

羅維「ここまで、読んでくれた方ありがとー!」

凛&椿「ありがとー!!!」

凛「今回の作者はー...」

椿「凛さーん!」

羅維「編集はー...」

凛「羅維さーん」

羅維「そして何もしてないのはー...」

凛「椿さーん!」

椿「イェーイ!」

羅維「この辺で。」

椿「ありがとうございましたー!」

凛「この次も見ていただいたら、幸いデース!」

一同「でわvさよーならー」

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