時空を越えた旅【1】
時空を越えた旅
~第一話「宇宙での出来事」~
その日・・・・・リッド達一行は、バンエルティア号に乗って宇宙をながめてい
た。
リッド 「いやー、宇宙ってのはいいな♪」
ファラ 「きれー。」
メルディ 「ワイール!きれーだなー。」
キール 「いろいろな星があるな・・・。」
4人は窓から外の景色をながめていた。ふいに、誰かが入ってきた。
フォッグ 「がっはっは。さっきはたまげたな。」
後頭部をさすりながら出てきたのはフォッグだった。
セレスティアから発進する時、駆け込みで入ってきて、バンエルティア号の機体
が浮いたとこ
ろで足をすべらせ、後頭部を打ったらしかった。
チャット 「いきなり入ってくるからですよ!まったく・・・・・。」
チャットはフォッグが苦手なのか、さっきから不機嫌だ。
キール 「・・・・・・ん?おい、チャット。」
チャット 「船長と呼んでください。」
キール 「せ・・・船長、あれは何だ?」
チャット 「え?」
見ると正面になにやらひずみのようなものがある。
そのとき、ゴゴゴゴ・・・・と機体がゆれだし、警報がなりだした。
リッド 「お、おいっ。引きずり込まれてるぞ!!」
メルディ 「バイバ!ゆれるよう~。」
チャット 「なっ・・・・。僕としたことが・・・・・っ!」
ファラ 「きゃーーーーっ!!」
フォッグ 「おぅ?」
そうしてバンエルティア号は時空のひずみに引き込まれてしまった・・・。
そして・・・・・・。
リッド 「う~ん・・・。イタタタタタ・・・・。」
リッドは起きあがった。隣にファラが倒れている。
リッド 「ファ、ファラ?!大丈夫か?おいっ。」
ファラ 「う・・・・・・。・・・・あ、リッド。」
ファラも起きあがった。
ファラ 「ここは?私たちどうなったの?」
リッド 「わかんねーよ。それより、みんなを起こさねーと・・・。」
視線をずらすと、キールとメルディが重なって倒れていた。
キール 「う~~~・・。重い・・・・。」
リッド 「おいっ。起きろ!メルディ、キール。」
メルディ 「ん・・・・。」
目をこすりながらメルディは起きあがった。
キール 「・・・何なんだ?!一体。僕らはたしか・・・宇宙をさまよっていて・・
・。」
キールも起きあがった。まだ苦しそうだ。
メルディ 「バイバ!それで何かゴゴゴゴゴ~・・、てゆれたよぅ。」
キール 「・・・チャットは?!」
クイッキー 「クイッキー♪クイッキー!」
チャット 「う・・・・・ん・・・・・。」
チャットは操縦席の横に倒れていた。その隣でクイッキーが跳びはねている。
クイッキー 「クイッキーーー♪」
チャット 「・・え。・・・・うわあああああああぁ!!む、向こうにいけー!!」
気が付いたチャットは後ずさりしながら叫んだ。
キール 「おい、チャッ・・・・・船長!」
チャット 「な、何ですか?」
キール 「まず・・・・ここは何処なんだ!」
チャット 「え?あ、ちょっと待っててください・・・・。」
チャットはモニターの方へ行って、いろいろボタンを押し始めた。
クイッキー 「クイッキー・・・・。」
クイッキーは寂しそうにメルディの肩にとびのった。
・・・しばらくすると、チャットは戻って来た。
チャット 「ダメです、分かりません。おそらく、エターニアではないでしょう。」
キール 「そうか。」
チャット 「とにかく、どこか行ってみましょう。」
リッド 「そうだな。」
一同が話を進めていく中、フォッグは床に、また後頭部を打って倒れていた・・・
・。
---- 続 ----
--- あとがき ---
棗:「初めての投稿です。」
リッド:「そうそう。」
棗:「漢字とか、違ってるかもしれません。」
リッド:「あと、どっか文章変かもしれねー。」
棗:「そのときは・・・すみません。」
リッド:「けど、よろしく頼むよ。」
棗:「お願いします。」
by 棗 魔緒