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時空を越えた旅【2】


時空を越えた旅 
          ~第二話「入国」~


      前回のあらすじ・・・・・

            リッド達一行はバンエルティア号で宇宙をながめていた・・・。
            そして、時空のひずみに引き込まれ、どこか分からないところにでた。
            話し合った結果、とりあえず何処か行ってみようということになった・・・。



ファラ 「あっ!あそこ、いいんじゃないの?」
 
窓から外を見ていたファラがいう。
 出てきたところは海の上だったらしく、どこに上陸するか迷っていた。

キール 「そうだな。どこに上陸するかで悩んでいたら、日が暮れてしまう。」

チャット 「では、そこに入港します。」

キール 「いきなりこんな巨大な機体が港に現れたら、何がおきるか分からない。
      だから、少し離れた陸にとめてくれ。」

チャット 「アイアイサー!!」

リッド 「なあ、みんながみんなあの国に行くのか?」

キール 「・・・・いや、誰かに残ってもらおう。」

リッド 「・・・。じゃあ、フォッグにしようぜ。連れて行くと、何をしでかすか分かったもんじゃねえ。」

フォッグ 「おう?そうか?まあ、残ってやってもいいが。」

いつの間にか起きていた。

キール 「じゃあ、よろしくな。おい、着いたのなら、行くぞ。」

リッド 「もう、着いてるみたいだぜ。」

ファラ 「うん、いける いける♪」

メルディ 「ワイール!わくわくするよー♪」

クイッキー 「クイッキー♪」

チャット 「ではフォッグさん。くれぐれも、機械をこわしたり いじったりしないように!」

フォッグ 「おう。・・・その、・・・アレだ、アレ。」

リッド 「心配しなくていいから早く行け?」

フォッグ 「そう。それだ。」

キール 「分かった、分かった。じゃあな。」

フォッグ 「おう。」

  こうしてリッド達一行(フォッグを除いて)は、バンエルティア号を後にした。


 そうして入国したリッド達は、キールの提案をもとにバラバラになって情報集めや探検をすることにした。

キール 「僕たちの服装は、ここの人とは違う。・・まあ、上手くごまかしてくれ。」

リッド 「言葉は通じるのか?」

キール 「今、ファラがたしかめにいっている。・・あ、ほら来たぞ。」

ファラが走ってやってきた。

キール 「どうだった?通じたか?」

ファラ 「う、うん。通じたよ。・・はぁ・・・はぁ・・・・。」

走ってきたので息が切れている。
 
リッド 「よかった。・・・なあ、メルディはどうする?大丈夫か?」

キール 「そうだな・・・。メルディを単独にさせると何をするか分からない。」

リッド 「じゃあ、メルディは誰かと一緒に動くことになるな。」

チャット 「ぼ、僕は絶対いやですよ!ふさふさと一緒なんて!」

リッド 「誰もお前に一緒にいけ、て言ってねーよ。」

ファラ 「・・・・♪じゃあさ、頭のいいキールだったらいいんじゃない?」

リッド 「そりゃあいいな。上手くごまかせるだろ。」

キール 「え。・・・・仕方ない、分かったよ。」

メルディ 「メルディ、キールと一緒か?うれしーなあ♪」

キール 「うっ・・・・。」

キールの顔はみるみるうちに赤くなっていく。

ファラ 「キールってば赤くなってるー。」

キール 「う、うるさい!か、解散だ!」

リッド 「よっしゃ。何処行くかな~。」

チャット 「まずは、ワールドマップを買わないと・・・。」

ファラ 「何処行こっかな~。あ、あそこいいかもっ。」

リッド、チャット、ファラは、それぞれ何処かに行った。

メルディ 「メルディ達は何処行くか?」

クイッキー 「クイッキー?」

キール 「まずは・・・そうだな。港にでも行って聞き込みをしよう。」

だいぶ顔の赤いのがひいていた。

メルディ 「はいな!」

クイッキー 「クイッキー!」

 こうしてみんなは別々の場所へ歩いていった。


    ・・・・リッドは何処に行ったかというと・・・・

受付 「お一人様ですね?一枚100ガルドになります。」

リッド 「はい、100ガルド。」

受付 「では、チケットをどうぞ。」

リッド 「さんきゅー。」

リッドは奥に進んだ。

門番 「チケットは?」

リッド 「はい。これだろ?」

門番 「うむ、通ってよし。」

リッド 「よおーっし。がんばるぞー!」

 リッドが来たのは闘技場。そしてリッドは選手として出ていた。
 ここは休憩所で、他にも出場する人がいた。

アナウンサー 「では、今から第一試合を始めます。」

周りからワーーーーッ!と歓声があがった。

アナウンサー 「第一試合目。リッド選手!」

リッド 「お。俺か。」

リッドは扉を開けて中央に立った。
また歓声があがった。

司会 「おおっとー。こいつは期待できそうだー!一匹目は・・・こいつだあ!」

リッド 「何でもきやがれ!」

 リッドは次々にモンスターに技を繰り出していった・・・・。



                ------- 続 -------

  




-------あとがき--------
 
棗:「2度目の投稿。」
キール:「よくかけたな・・・。」
棗:「そう。まだちょっと変だけど。」
キール:「字がいきなり小さくなったけど、気にするな。」
棗:「うぅ・・・。よろしくお願いいたします。」

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