ずん胴アーチェ【3】
ずん胴アーチェ 第3話 「パフェとアイス 」 作 ヒデ
あらすじ
前回を読みましょう。(爆)
屋台のおっさん「さて、今日はこれで店じまいするかね。」
アーチェ「えええー!?」
屋台のおっさん「ん?お嬢ちゃん、買ってくれるのかね?」
アーチェ「ドキッ!」
屋台のおっさん「アイス1個100ガルド、パフェ150ガルドね。」
アーチェ「で、でも・・・・」
屋台のおっさん「それならアイス50ガルドでどうだぁぁ!」
アーチェ「そういう問題じゃ・・・」
屋台のおっさん「そうか・・・買わないのか・・・・」
屋台のおっさんの後ろ姿はやけに淋しそうだった。
アーチェ「待って!」
屋台のおっさん「何だい?」
アーチェ「買うわ。両方とも。」
屋台のおっさん「ありがとう!しめて200ガルドね。」
おっさんは嬉しそうに帰っていった。
アーチェ「あああ・・・・・」
アーチェ「(どうしよう・・・捨てる訳にもいかないし・・・・)」
その時、チェスターが通りかかった。
チェスター「ん・・・?何やってんだあいつ・・・・あれ?あいつ何持ってんだ?」
チェスターは目をこらしてアーチェの手を見た。
チェスター「あ、あれは!パフェと・・・アイスだ!あいつダイエットする気あんのか?」
アーチェ「(少しだけならいいわよね・・・)」
パクッ!
チェスター「あいつ食いやがった・・・・!」
アーチェ「おいしい!もう1口・・・もう1口だけ・・・」
どんどんパフェが減っていく。そして・・・
アーチェ「あーおいしかった!!後はアイスね・・・」
アーチェは食べた。1口目で半分を食べた。2口目で・・・
アーチェ「げぷー!おいしかった。あ、眠くなってきた・・・」
寝た。
チェスター「・・・・・・・」
アーチェ「ふああああ・・・・うーん、よく眠れた。」
その時、アーチェは草むらに何かを発見した。
アーチェ「なにこれ・・・あ、もしかしてこれは!」
数週間後・・・・
クラース「さて、1ヶ月たった所で。アーチェ、量れ。」
ミント「・・・・・・」
クレス「大丈夫だよな、アーチェ。」
アーチェ「いいわよ。特訓の成果を見せてあげるわ。」
チェスター「ま、みんなの笑い者にならなきゃいいがな。」
アーチェ「へっへーん!あんたを笑い者にしてあげるわ。」
チェスター「・・・・なあ。屋台のアイスとパフェうまかったか?」
アーチェ「最高!!」
1同「・・・・・・・・・・」
アーチェ「あ、あれ?何でみんな黙ってるの?」
クレス「ア、アーチェ・・・そんな物食べてたのか・・・?」
アーチェ「な、何?私何か食べた?」
クレス「アイスとパフェだよ。」
アーチェ「ひえええええ!何で知ってるのぉぉぉ!?」
クレス&クラース&チェスター「自分で言ったんだよ!」
アーチェ「・・・・・・・。」
アーチェ「ま、まあ、ようは痩せてりゃいいんでしょ?今から量るわ。」
クラース「ほれ。」
アーチェ「・・・・・よいしょ。」
カチャ・・・・カチ、カチ・・・・
ミント「や、痩せてる!」
チェスター「そ、そんな馬鹿な!」
クレス「まさか!」
クラース「嘘だろ!?」
アーチェ「ほら。」
クレス&クラース&チェスター「・・・・・・本当だ!」
チェスター「パフェやアイスを食べてこんな体重になるはずが無い!」
クラース「何か使ったのか?」
アーチェ「い、いや、何も?」
チェスター「本当の事を言え!」
チェスターの言葉に驚いたのか、アーチェは2,3歩さがった。
が、その時、アーチェのポッケの中からビンが出てきた。
チェスター「こ、これは?」
クラース「・・・これは古代エルフ文字で書かれている・・・・解読できない。」
が、その時1人のハーフエルフが通りがかった。女性のようだ。
クラース「あ、そこの君。」
ハーフエルフ「なんでしょう?」
クラース「これが読めますか?」
ハーフエルフ「ん?・・・あ、あぁぁぁ!!!」
クラース「どうしました?」
ハーフエルフ「これは、私の落とした痩せ薬、ヤセールじゃないですか!」
クラース「何?痩せ薬だと?」
ハーフエルフ「はい。私が通販で買いました。」
クラース「・・・・・」
ハーフエルフ「これをどこで拾いましたか?」
アーチェ「草むらだけど・・・・」
ハーフエルフ「ありがとうございます!所でこの薬の副作用を知ってますか?」
アーチェ「え?」
ハーフエルフ「実はこの薬の効果は1時的な物なんですよ。」
アーチェ「ガーン!」
ハーフエルフ「またすぐに体重が元にもどるんですよ。しかも1キロ増えて。」
アーチェ「ガガーン!」
ハーフエルフ「だからこれを送り返そうとしたらなくなっちゃて・・・」
クラース「そうだったんですか・・・」
ハーフエルフ「という訳で、これを返してもらいたいのですが・・・」
クラース「はい。どうぞどうぞ。」
ハーフエルフ「はい。大変お世話になりました。」
ハーフエルフは去っていった。
クラース「全く!何を考えているんだ!」
アーチェ「・・・・・」
クラース「落ちている物を拾って、それを勝手に使うなんて!信じられん!」
アーチェ「・・・・・・」
クラース「いくら薬に頼ったって、所詮すぐにまた太りだすんだ!」
こうして、クラースの説教は延々と続いた。そして、結論が出た。
クラース「決めた!お前を山奥で修行させる!」
アーチェ「えーーー!やだよぉー!」
クラース「山奥で反省しながら修行しろ!」
クレス「修行ですか・・・・・。」
クラース「ああ、こいつは1回精神を鍛えなおさせる!」
アーチェ「・・・・・・・・・・・・」
アーチェは山奥でどうなるのか?次回をお楽しみに!
続く
あらすじ
前回を読みましょう。(爆)
屋台のおっさん「さて、今日はこれで店じまいするかね。」
アーチェ「えええー!?」
屋台のおっさん「ん?お嬢ちゃん、買ってくれるのかね?」
アーチェ「ドキッ!」
屋台のおっさん「アイス1個100ガルド、パフェ150ガルドね。」
アーチェ「で、でも・・・・」
屋台のおっさん「それならアイス50ガルドでどうだぁぁ!」
アーチェ「そういう問題じゃ・・・」
屋台のおっさん「そうか・・・買わないのか・・・・」
屋台のおっさんの後ろ姿はやけに淋しそうだった。
アーチェ「待って!」
屋台のおっさん「何だい?」
アーチェ「買うわ。両方とも。」
屋台のおっさん「ありがとう!しめて200ガルドね。」
おっさんは嬉しそうに帰っていった。
アーチェ「あああ・・・・・」
アーチェ「(どうしよう・・・捨てる訳にもいかないし・・・・)」
その時、チェスターが通りかかった。
チェスター「ん・・・?何やってんだあいつ・・・・あれ?あいつ何持ってんだ?」
チェスターは目をこらしてアーチェの手を見た。
チェスター「あ、あれは!パフェと・・・アイスだ!あいつダイエットする気あんのか?」
アーチェ「(少しだけならいいわよね・・・)」
パクッ!
チェスター「あいつ食いやがった・・・・!」
アーチェ「おいしい!もう1口・・・もう1口だけ・・・」
どんどんパフェが減っていく。そして・・・
アーチェ「あーおいしかった!!後はアイスね・・・」
アーチェは食べた。1口目で半分を食べた。2口目で・・・
アーチェ「げぷー!おいしかった。あ、眠くなってきた・・・」
寝た。
チェスター「・・・・・・・」
アーチェ「ふああああ・・・・うーん、よく眠れた。」
その時、アーチェは草むらに何かを発見した。
アーチェ「なにこれ・・・あ、もしかしてこれは!」
数週間後・・・・
クラース「さて、1ヶ月たった所で。アーチェ、量れ。」
ミント「・・・・・・」
クレス「大丈夫だよな、アーチェ。」
アーチェ「いいわよ。特訓の成果を見せてあげるわ。」
チェスター「ま、みんなの笑い者にならなきゃいいがな。」
アーチェ「へっへーん!あんたを笑い者にしてあげるわ。」
チェスター「・・・・なあ。屋台のアイスとパフェうまかったか?」
アーチェ「最高!!」
1同「・・・・・・・・・・」
アーチェ「あ、あれ?何でみんな黙ってるの?」
クレス「ア、アーチェ・・・そんな物食べてたのか・・・?」
アーチェ「な、何?私何か食べた?」
クレス「アイスとパフェだよ。」
アーチェ「ひえええええ!何で知ってるのぉぉぉ!?」
クレス&クラース&チェスター「自分で言ったんだよ!」
アーチェ「・・・・・・・。」
アーチェ「ま、まあ、ようは痩せてりゃいいんでしょ?今から量るわ。」
クラース「ほれ。」
アーチェ「・・・・・よいしょ。」
カチャ・・・・カチ、カチ・・・・
ミント「や、痩せてる!」
チェスター「そ、そんな馬鹿な!」
クレス「まさか!」
クラース「嘘だろ!?」
アーチェ「ほら。」
クレス&クラース&チェスター「・・・・・・本当だ!」
チェスター「パフェやアイスを食べてこんな体重になるはずが無い!」
クラース「何か使ったのか?」
アーチェ「い、いや、何も?」
チェスター「本当の事を言え!」
チェスターの言葉に驚いたのか、アーチェは2,3歩さがった。
が、その時、アーチェのポッケの中からビンが出てきた。
チェスター「こ、これは?」
クラース「・・・これは古代エルフ文字で書かれている・・・・解読できない。」
が、その時1人のハーフエルフが通りがかった。女性のようだ。
クラース「あ、そこの君。」
ハーフエルフ「なんでしょう?」
クラース「これが読めますか?」
ハーフエルフ「ん?・・・あ、あぁぁぁ!!!」
クラース「どうしました?」
ハーフエルフ「これは、私の落とした痩せ薬、ヤセールじゃないですか!」
クラース「何?痩せ薬だと?」
ハーフエルフ「はい。私が通販で買いました。」
クラース「・・・・・」
ハーフエルフ「これをどこで拾いましたか?」
アーチェ「草むらだけど・・・・」
ハーフエルフ「ありがとうございます!所でこの薬の副作用を知ってますか?」
アーチェ「え?」
ハーフエルフ「実はこの薬の効果は1時的な物なんですよ。」
アーチェ「ガーン!」
ハーフエルフ「またすぐに体重が元にもどるんですよ。しかも1キロ増えて。」
アーチェ「ガガーン!」
ハーフエルフ「だからこれを送り返そうとしたらなくなっちゃて・・・」
クラース「そうだったんですか・・・」
ハーフエルフ「という訳で、これを返してもらいたいのですが・・・」
クラース「はい。どうぞどうぞ。」
ハーフエルフ「はい。大変お世話になりました。」
ハーフエルフは去っていった。
クラース「全く!何を考えているんだ!」
アーチェ「・・・・・」
クラース「落ちている物を拾って、それを勝手に使うなんて!信じられん!」
アーチェ「・・・・・・」
クラース「いくら薬に頼ったって、所詮すぐにまた太りだすんだ!」
こうして、クラースの説教は延々と続いた。そして、結論が出た。
クラース「決めた!お前を山奥で修行させる!」
アーチェ「えーーー!やだよぉー!」
クラース「山奥で反省しながら修行しろ!」
クレス「修行ですか・・・・・。」
クラース「ああ、こいつは1回精神を鍛えなおさせる!」
アーチェ「・・・・・・・・・・・・」
アーチェは山奥でどうなるのか?次回をお楽しみに!
続く