一度きりの日記(ファンタジア番外編)【4】
「大体ねぇ、熱心を通り越して、あんたは自己中心なのよっ」
「はぃ・・・・・・」
クラースは予想通り、戻ってきたミラルドに
いつもよりも長~い説教を受けている。
もう、40分は経つだろう。
「まったく、あたしが居ないと何も出来ないんだから」
「・・・ちがう・・・・・・・」
「何か言ったっ!」
ひいぃっ、っと後ずさりするクラース。
すると、ミラルドの後ろで
寝ていた少女がむくっと起き上がった。
「んん・・・・ふぁ~あ」
「あ・・・・」
「あら、大丈夫?」
一瞬にしてミラルドの表情が変わり、
クラースはほっと胸をなでおろす。
「手が・・・・痛いよぉ・・・・」
「それなら大丈夫、ほっとけば治るから」
少女に笑顔を見せるミラルド
「私はミラルド、あっちはクラース、あなたの名前は?」
「アーチェw」
アーチェは元気な声と飛びっきりの笑顔を返す。
そんな2人につられてクラースも笑みがこぼれる。
家の中は温かい空気に包まれた。
突然村が騒がしくなった。
何があったのかと窓を開ける。
「何があったんですか」
「橋が崖崩れで潰れたらしい、幸い被害者はいないそうだ。」
その声を聞いた途端、アーチェがハッと息をのむ。
「お家に・・・・・帰れない・・・・・・」
第5話へ続く
あとがき
なかなか書けませんでしたね・・・・・・
実は最近、
風邪気味、ネタがない、サーバーがダウンしまくる!
の3拍子がそろってしまってほとほと困ってたりします。
最近運が無いなぁ~っとつぶやいてみたり(笑
ラビットシンボル、どこかに売ってませんかねぇ・・・・
っと愚痴はこの辺にしておきます。
では、今回もお読みいただき有難うございます。
これからも頑張りますので
ぜひ、次回もお読みくださいw