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夢の中で【2】


少女は気づかないうちに彼らと会った
「大丈夫かい?意識がなかったようだけど」
赤いバンダナをしたクレス・アルベインは言う



第1話
出会いは憎しみを呼ぶ




少女はあとずさりした
クレスたちは首をかしげた
少女は冷や汗をかいていた
「あ・・・・・・あんたちいいかげんにしなさいよ!この世界を闇にしないで」
少女は泣きながら言う
クレスは近寄ろうとするが
少女は「こないで」と言ってこばむ
クレスは説明してもらおうと声を掛ける
「えっとどうして僕達がこの世界を闇にするんだよ」
じょじょに怒ってきたクレス
ミントはまあまあと怒りを抑える
それでもクレスはこらえきれないらしい
「あんたたちが私の夢に現れたからよ!!」
少女は言った
「あなたたち知らないの?この世界の夢のこと・・・・・・・・・・夢でおこったことが事実になるとこの世界に闇が訪れるからよ!!」
少女は泣きながら叫んだ
そして涙を腕でふくと走っていった
クレスたちは呼び止めようとするが間に合わなかった
「どういうことだ。我々は闇を呼ぶよいうことなのか」
クラースは悩みながら言う
「さあね。私に言ってもわからないわよ」
「誰もおまえにきいてねえだろ」
チェスターとアーチェは喧嘩を始める
やめないかとクラースが止めに入るが
2人に
「「おっさんは引っ込んでろ」」
と言われて落ち込む
ミントがピコピコハンマーで2人を気絶させた
それで喧嘩は終わった
クレスはただ呆然と少女が走っていったほうを見ている
そんなクレスに
「少女は闇を恐れています。おそらくダオスのしわざでしょう」
とすずは言った
クレスはすずの言葉を聴いたが
反応しなかった

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