さよなら初めて愛した人【4】
男ならはっきりする!! た・・・戦う!!
4話 夢の中で聞こえた君の声
エミル「マルタはさ・・・どうして僕と一緒にいるんだろう??」
ある日エミルが私に聞いた・・・
私はどうしてって聞き返した・・・。
エミル「ほら・・・僕って・・・はっきりしないし・・・・・それに・・・僕は
マルタが思ってるほどかっこよくないし・・・・それに・・・ラタトスクモードの方が」
マルタ「それは違うよ!!ラタトスクモードのエミルもエミルだよ!!
どっちのエミルも違うかっこよさがあるよ!!それに・・・私は今のエミルの方が・・・。」
エミル「マ・・・マルタ///」
マルタ「それに最初の頃よりも今のエミルってはっきりしてきたし。それに今エミルって
ラタトスクモードに頼らず戦ってるんだよ!!(ぼそ)それだけじゃないんだけどね・・・。」
あの時・・・もしかして・・・エミルは・・・決意したんだって思う・・・。
マルタ「エミル・・・エミルはラタトスクなんだよ・・・。でも・・・
私・・・ラタトスクでもエミルでも大好きだよ!!」
エミル「ありがとう・・・・マルタ・・・・。」
エミル・・・あの時気付かなかった・・・
エミルがどんな思いで一緒にいたんだってことを・・・。
それはキミが・・・・あの時・・・戦った後・・・
キミが・・・私に勝った後・・・それに気付いた・・・。
マルタ「(・・・またこの夢??)」
夢を見た後必ず聞こえる声
??「マルタ・・・君と契約したのに・・・忘れないで・・・。」
マルタ「(契約・・・??誰と・・・??)あれ・・・??」
ゆめ・・・なんだ・・・・。
マルタ「エミル・・・・。」
あの時確かにキミが隣で笑っていたんだよ!!
私は・・・私は!!!
マルタ「エミルを・・・必ず見つける!!」
エミルはあの時目の前で死んだ・・・・。
でも
きっとどこかで生きてる・・・。
多分・・・だけど・・・
エミルは生きている!!私が忘れない限り・・・。
いつか・・・エミルに・・・会えたら・・・あの事を言いたい・・・。