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第1話メル・ディオ新たな出会い　　　　　　　　　　　　　作者　フィル
メルとディオが精霊の試練を終え生まれ変わり12年がたった。



ディオ「なあ、メル久々にクレスたちに会いに行かないか？」
メル　「ディオ！なに寝ぼけたこと言ってるのよ!」
メルが怒りながら言った。
メル　「私たちが行って歴史が変わったらどうするの！」
ディオは考えていたがそのうちにこういった
ディオ「時間軸は一つじゃないんだろ？だったら時間軸が増えるだけじゃん。なあ、クルール」
緑色のぬいぐるみのような生き物にそういった。
メルはあきれたようにいった。
メル　「時間軸が増えるとユグドラシルに負担がかかるって何回も言ってるじゃない。忘れたの？」
ディオはそんなことを前にも言われたような気がした。が、
ディオ「メルが行かないなら俺とクルールだけで行くからいいよ。メルは来なくても。」
メルは仕方ないといった表情で言った。
メル　「いいわ。ディオは1度言ったらきかないもんね。」
ディオはわかったかと言わんばかりに自分の胸をポンとたたいた。
メル　「でも出発は明日よ。パパたちが帰ってくるのは1ヶ月後だし。」
ディオ「そうだな。」
そして2人は出発の準備をして明日にそなえて寝てしまった。
次の日
ディオはダオスの衣装を着てダオスになりきっていた。
ディオ「じゃあ、いくぞ！時間移動！」
2人は光に包まれて消えた。
そして・・・・
2人は見た事もない所に立っていた。
ディオ「あれ？ここはどこだ？」
メルも同じことを言っていた。
メル　「ディオあんたクレスたちの時代に移動したんじゃなかったの？」
ディオは考えた。
ディオ「そうなんだけど・・・なんか違うとこに出ちゃったみたい。」
ディオは反省したようにいった。
メル　「とにかくここがどこか調べないとね。」
そのときちかくを通った人に聞いた。
メル　「ここはなんていうむらなんですか？」
？？？「ここはラシュアン村だぜ。」
そう答えたのは赤髪の少年だった。
？？？「見た所この村の住人じゃないみたいだな。」
メルとディオは分けがわからなくなってしまった。
自分たちの世界にそんな村があるはずがないからだ。メルはきいた
メル　「ここはなんていう世界なんですか？」
？？？はこの世界の人間ではないな。と思った
？？？「ここはインフェリアだぜ。それと俺の名前はリッドだ。見た所この世界の人間じゃないみたいだな。」
メルとディオは顔を見合わせて言った。
ディオ「どうしてわかったんだ？」
ディオは聞いた。
リッド「その服とお前らの顔さ！もしセレスティアの人間だったら頭にエラーラがついているはずだ。」
メルは言った。
メル　「そうなんです。私たちこの世界の人間ではないんです。それで帰る方法を探しているんですが。」
リッドは考えながら言った。
リッド「俺じゃあちょっとわからねえな。明日俺の友達のキールの所に連れてってやるよ。あいつなら何かわかるかも知れないからな。」
メル＆ディオ「ありがとうございます」
2人は同時に言った
リッド「とりあえず俺のうちに来て詳しいことを聞くよ。」
そして3人はリッドの家に行った。
30分後・・・
リッド「そんなことがあったのか。こりゃあファラにも頼まなきゃな。」
メル　「一緒に探してくれるんですか？」
メルは不安になり聞いた。
リッド「ああ。乗りかかった船だしな。」
こうして2人はリッドと一緒に帰る道を探すことになった。
2人は帰れるのだろうか？
次回につづく


作者から
こんにちは、フィルです。
初めて書いた小説なのですが1番好きなメルとディオを主人公にしました。
どうでしょうか？
次回作からはもっといろんなキャラを出そうと思うので楽しみにしていてください。