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もうひとつのdestiny


その場所に5人立っていた。そして足元には大量のレンズがあった。
そして一人が消えまた一人が消えた。
そして・・・・
「いよいよか」
そういったのは恐竜の仮面をかぶった黒髪の青年
彼の名はジューダス
「ジューダスお前はどこに戻るんだ」
と、銀髪をしたロニ・デュナミス
「わからんもともとジューダスという名の人間はこの世にいないこのまま異次元をさまようか、はてはリオン・マグナスとして消滅するか・・・」
そう、彼には2つの名前がある
ひとつはジューダスという名前
そして・・・
もうひとつは18年前4人の仲間を裏切り死んでいった、ソーディアンマスターリオン・マグナス
「それでいいの」
と質問するのは、金髪をしたカイル・デュナミス
「ああ、1度死んだものには十分過ぎるほどの幸せをもらえたんだ。悔いはない」
「そうか・・・」
悲しくカイルは返事をする
「カイル、ロニ、今までありがとう・・・」
「おいおい、らしくないぞジューダス」
「そうか?いや、そうだな」
そういいジューダスは小さく声を出して笑った
「じゃあ。お前たちのこれからの健闘を祈るよ。元気でな」
そういいジューダスは消えていった・・・・・

・・・・・僕は今とても幸せだった。リオン・マグナスは最後まで一緒に旅ができなかった。
でも今度は最後までできた。・・・できればリオン・マグナスではなくジューダスとしていたい。
(あなたはまだ選択があります)
だれだ!?
(私は死後の世界をつかさどるもの。ジューダスあなたはまだもうひとつの選択があります)
何だと!いったいそれは何だというのだ。
(それは私からはいえません。これはあなたが見つけてこそ意味があるのです。探しなさいもうひとつのあなたを)
もうひとつの僕・・・・
いったい何があるんだ。リオン・マグナスでもジューダスでもない僕いったい・・・・・
・・・・ん、何だあの光は?
{ぐすっ、ぐすっ}
あれは僕?
{大丈夫!?・・・少しひざをすりむいたみたいね大丈夫もう泣かないの。ねっ}
マリアン!?
{・・・・・うん}
{よしいい子ね}
マリアン・・・そうだ!僕にはまだあるんだほかの選択が僕のもう一つの名前がそれは
・・・・・エミリオ

アイグレッテ
今日は満月の夜だった。
そこに月夜を浴びる一人の女性がいた
「ふう・・」
彼女の名前はマリアン
18年前の騒乱で亡くなったリオン・マグナスの唯一心を許した女性だった
今はアイグレッテの宿屋で働ている。
18年たった今でもとても美しくしょっちゅう男に声をかけられている
「今日で18年かぁ・・・・・早いもんだなぁ」
そう彼女は毎年この日にいつも月夜を見ている
そして彼女が泣くための日でもある
「・・・・・・エミリオ」
・・マ・・ン
・・・マリアン
「えっ?」
振り向くとそこには小さな光があった
そしてどんどん人の形になっていった
そして光が消え人が現れた
彼は黒髪で紫の瞳をしていた
そして
「マリアン」
「・・・・エミリオ?エミリオ!」
彼女にはわかった18年前から変わってないその髪その瞳ひと時も忘れなかった
「マリアン!」
「エミリオ!」
2人は相手の名前を叫びながら強く抱きしめた
2人の目から涙があふれていた
そしてその2人の時間をとめるかのように月の光が照らしていた・・・・・・・・
fin
あとがき
どうも、二つ目の作品を作りました
今回はこうゆう展開にしてみました自分自身これをうっているとき涙が出そうになりましたよ。
これからもシリアス、パロディ幅広く作るのでよろしく!

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