« suggestion【1】 | メイン | suggestion【3】 »

suggestion【2】


光が射す。鳥達が鳴き始め、それで目を覚ます。
それは1日の始まりでもある。
「・・・・・・ん・・・・・・?」
脳がまだ、目を覚ましていない。
「・・・っと・・・・・・。」
気だるい体を起こし、時計を見る。たぶん、7時前だろう。
家を出る時間は8時過ぎだ。まだ時間はある。

6時55分・・・か。微妙だな。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ぱたん。
と言う音と共に、自分の意識が遮断される。
そのあとはまぁ・・・・・・覚えていない。

      「           」

何か、聴こえる。
目を開ける。亜沙・・・・・・か。

「佑樹?」
ああ。来たんだ。
「今・・・何時?」
かなり時間的にヤバい。と自覚し、急いで起き上がる。
「8時。」
「は・・・・・・?」
一瞬、かなりびっくりした。これでは朝飯を食べてる時間もない。
「早く着替えて準備して欲しいな?具合悪くなければ。」
「悪い。下で待っててくれ。」
あ~~。。朝飯はさようなら。だ。
「分かった。早くしてよね?」
「へー。申し訳ありません。」
亜沙が下に下りていく。俺は急いで着替えて、亜沙の待ってる方へと行った。
さすがに65階を降りるのはキツイ。朝の運動ではないと思う。
「っは・・・・・・。」
「温いぞ?佑樹君よ。これから学校だぞ?」
「分かってますとも。」
歩き出す。まぁ、ギリギリだろう。学校に着くには。
「あ~~~今日は、俺に向かって包丁が飛んでこないといいけど・・・・・・。」
「寝れないねぇ。あんな前の席じゃ。それに具合も悪いんでしょ?寝ながら包丁は取れないでしょ。」
「そうなんだよなぁ・・・・・・。今イチ体調良くないし。」
その前に、中のトラップで倒れない事を祈るよ。全く。進学校は。
っと。着いた。
「・・・よっと・・・・・・。」
学校の5m程の門を飛び越え、校内に入っていく。
「さて、今日も頑張りますか。」
「だな。」
今日も1日が始まる。




あとがき。。
主人公達は5mの壁とか、65階のマンションの上り下りも、全て当たり前だと信じていますw
今回は佑樹(ゆうき)←主人公と亜沙(あさ)ちゃんが出てきましたvv
あと1人・・・出てから、この物語が始まります。。
今は幸せな毎日。ってやつですvv
どこが暗示なんよ?って感じですねvv
ちまちま書いてきます。。

コメントする