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霊魂バトル!【1】


人物紹介
神崎香 17歳 鏡原高校2年生。今年から唱霊社へ入った新人。喜怒哀楽が激しく友達をうまくつくるのだけは天才である。
神崎和樹 16歳 鏡原高校1年生。唱霊社は2年目の階級は若手。冷徹無情クールな香の弟。だが、姉の言うことは聞く。
長谷 16歳 鏡原高校1年生。風紀委員で常に真面目である。
槇原 16歳 鏡原高校1年生。長谷と同じ風紀委員である。
長谷川 18歳 鏡原高校3年生。風紀委員委員長である。ことばづかいがお嬢様みたいで怒らせると危険!

あらすじ
唱霊社を今年から入った神崎香。魔法みたいな技で大地を浄化すると言うお話。

60年前、第2次世界大戦で原爆が投下され大地が荒れた。
昔からうけづがれている技で邪馬台国からうけつがれている力だ。唱霊を使うという不思議な力でなんでも現実にすることができる。だが、この技はあくまで地球を助ける技だったから使うことはなかった。しかし、第2次世界大戦のせいで本家が仕方なくこの力を解放した。神崎家は本家からの親戚なので力の講師となった。5年たったら、その力が集まりどんどん人が増えていった。40年前から給料制になった。

4月22日 午後3時過ぎ

香「もう、和樹が来ないんじゃない。なんで、私が和樹の分まで。」
香が裏山で弟を待っているようだ。
実は弟は掃除当番に当たってしまった。
香「これじゃあ、任務遂行できないでしょ。ったくまだ汚染された大地の浄化作業終わってないのに。」
香は仕事をしている。唱霊術といい、自分の守護霊を呼び自分のままに操る術である。いろんなことができる。ただし、道具はすべて唱霊社が配布する。もとからの血族でない人以外は使えない。要は魔女みたいなものだ。唱霊社はある意味会社だ。浄化をするとお金が降りてくる。ただ、規則が厳しく相手の道具を奪って使ったりすると減俸または死刑もあり得る。力を使うときは、ある制服を着なければならない。それは、黒マントと1メートル以上の杖である。これを使って仕事をしている。
香は、今年から唱霊社のアカデミーから出てきたばっかりである。要は新人だ。これにも階級があり、下級、ベテラン、高位、7唱霊、4天王までである。そこから、更に5分割するのである。
ちなみに弟は、今年で2年目になる。今は、若手になっている。まだ、新人から1つ上がった階級だが。
香「まあ、やればいいんでしょ。まあ、姉だからね私は。」
すると、地面に模様が出てきた。
香「我、守護霊よ。汝の力を借り大地を浄化する。約、我の半径50メートル。」
香が地面が光に包まれた。
香「ふう。これでOKね♪じゃあ、和樹呼んでくるか。」
香は学校の裏山から1年3組に向かった。

そのころ、和樹は

和樹「なんで僕がこんなことを。」
和樹がため息をつきながら小さく言った。
???「さあ、やるのです神崎君。」
和樹は風紀委員はうるさいなと心の中で思っていた。
和樹は今日のタイムサービス3時からだから早く行かないと、と思っていた。
???「さあ、この私と共に掃除を。」
和樹は、長谷となんでやんなくちゃいけないんだ。5人もサボりやがって。と思っていた。

3時10分

和樹「さあ、スーパーに行って、おでんの素とはんぺん、ちくわ、だいこん下ゆでしてあるから、にんじん、卵だな。」
和樹は、スーパーに向かおうとすると、進行方向に誰かがいる。
和樹「そういえば、浄化作業をし忘れていた。」
和樹が小さく言うと
香「和樹~~。今日のご飯何~~?」
香が和樹に抱きつく。
和樹は引き剥がして、
和樹「おでんだ。」
香「もう~、すぐ引き剥がすんだから。今日は私が担当区域やっといたのに。」
香が言うと
和樹「また、借りが1個できたな。仕事で返す。」
和樹が香に言った。
すると、なにか人が来る。
???「和樹君、つきあってください。」
急に言ってきた。
和樹「悪いが興味ないんだ。」
???は悲しんで階段を上っていった。
香「可哀想~。山口さんきづつけて。まあ、なんで和樹は好かれるのかなあ?和樹なんかとつき合ったらずっと話が進まないのに~。」
香がそういうと和樹が
和樹「だから断ったんだ。そんなことだと可哀想だろ。」
和樹が言うと
香「本当に言わなくてもいいのに。」
香が言った。
和樹「話が戻すぞ。浄化作業はやったのか。」
和樹が仕事の話に戻した。
香「そりゃ~、やったわよ。ちゃんと、裏山の場所にあったやつ。」
和樹「なら、いいが・・・。」
香「あ~~、疑ってるな。」
香が言うと
和樹「いっつも、なにかやってないことが多いからな。」
和樹が言うと
香「もういいわよ。夕食頼んだわよ。」
和樹「ああ。」
和樹はそう言ったあと、丘に向かった。

3時30分 丘

和樹「ここでやるか。」
和樹がそう言うと地面に模様が現れた。
和樹「我、守護霊よ。崩壊せし大地を求む。」
和樹が詠唱を終わると、自然と光が南を指した。
和樹「南。あいつやっぱりやっていないのか。南といえば、森林公園か。夜にいってみるか。」
和樹はこうして、スーパーに向かった。

4時10分 スーパスーパマーケット

和樹「これとこれとこれとこれとこれでいいな。」
和樹はレジに向かおうとしたら
和樹「卵を忘れていた。今回は83円だ。」
和樹は急いで卵売り場に駆け込んだ。
和樹「よし、これでいいな。」
和樹はレジに向かった。
店員「985円になります。1000円からですね。」
和樹は買い物を済ませた。

6時半 神崎家

和樹「よし、これでおでんの完成だな。」
和樹「ふう~。後は待つだけだな。」
和樹はずっと待っていた。

10時 外

香「よし、和樹出発進行~。」
和樹「騒ぐな。ばかばかしい。」
和樹があきれたようにいった。
香「もう~。」
香がすねる。
和樹「ここだ。」
和樹がいうと
香「あ~~、たしかにそうだね。」
香「じゃあ、やる?」
和樹「待て、誰かいる!」
和樹「隠れろ。」
香「もう~。」
香は仕方なく隠れる。
長谷「ここらへんなんだけどな。絶対うちの生徒がいると思う。」
長谷川「そうかしら?他のところ探しましょう。」
長谷川がいうと
長谷「はい!」
槇原「だめですよ。あと、少し探しましょう。」
槇原が言うと
長谷川「私の意見が間違ってるともいうのですか。」
長谷川が一気に距離を詰めて言った。
槇原「おしゃるとおりに。」
槇原が言うと
長谷川「ありがとうね。」
長谷川が鼻を高く言った。
和樹「こいつらは、風紀委員か。やってられん。」
和樹が言うと
香「そうそう前もね、そうやって巡さしてるんだよ。」
風紀委員の人たちは帰っていった。
和樹「じゃあ、やるぞ。」
香「命令しないでよ。」
和樹「我が身の守護霊よ。」
そういうと地面に模様が現れた。
香「我が身の守護霊よ。」
香の方も模様が現れた。
和樹+香「この大地を浄化せよ。」
2人は光に巻き込まれた。
???「うふふふふふふ。見ましたわよ。」

あとがき
学園物に移行した図書局員です~~。
霊魂みたいな話ですが霊が意志は持ってません。怖い話じゃないからね。これからも4649。


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