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この星が輝く理由【2】

モトのためにと思ってやったことが

悪い方につくなんて・・・・・

オレの考えは いつから

自分のためにしか働かなくなったんだろう



この星が輝く理由




「直登っ。今日の給食なにか知っとる?」

「給食?じゃぁ、あの紙見てこやぁ」

わざわざオレに聞くなよ

ホントは給食ぐらい家でチェックしてること知ってるんだな

「いやいや、オレは直登の口から聞きたいのよー」(泣

やめて


キモト君


「引くしー」

これオレの本当の気持ち

「・・・・・・・」(泣

「・・・・あぁーもぉっ!!今日はビーフカレーだわっ」

なんだよコイツ

調子狂わせんなよっ


「直登ぉ、今日隣で食べたぁい♪だめぇ?」

あー、来た来たコイツ

駄目っつっても君はココに来るだろう

もちろん嘘泣きで

だから逃げますっ、オレはっ!!


「ごめんっ、オレ等、男同士の会話がしたいから」

「麻子は、入っちゃ駄目ぇ?」

君、人の話聞いてた?


「ごめん、明日は隣で。なっ?」

明日も隣では食わせんっ、うん!!


「じゃぁー明日、絶対だよぉ?」

いや、一生無理かもね


その


ぶりっ子

は、無理無理だから


「なーモトー。理生に何かしたれよ」

「何かって何?!」

「あんね、オレずっと考えとったんだけど、コレどぉ?」



~理生&モト・LOVE②作戦(仮)~

壱・理生がモトと帰るようにオレが設定する(仮)

弐・オレも途中まで着いていって、別れて、モト&理生の世界完成(仮)

参・そして、もっかい告白っ!!(仮)

勇・OKもらって手ぇ繋いで帰る(仮)



「・・・どぉ?」

「・・・・・・・オレ一回振られたんだぜ?無理があるだろっ」

それもそうだけどなー

けど気持ちは変わってるかもしんないじゃんよー


「気持ちは変わってるかもねー」

「じゃあさコレ・・・・・・・・・直登が考えたんだから上手くいくよな?」

「(仮)ばっかだけどね」(笑

その調子だよーモト君っ!!

君の心は叫んでいるはずさっ(笑


「じゃ、モト。本日決行っつーことで」

「・・・・・おぉー!!」



どぉーぞ、上手くいきますよーにっ!!!!





そして、放課後



「理生―、久々にオレ等と帰らん?」

「え?いいの?」

「メッチャいいよっ」

第一関門突破したどーーーーっっ!!!!!(笑


「モトー。帰ろー」

「・・・・あ、おぉ」

「どした?」

「なんでもない・・・けど」(オレ、あの紙どこやったっけ・・・・?)


「さっ、お2人さん行きましょー♪」



そしてあっという間に別れる時が


「あっ、オレこっちだからっ。じゃぁーな」(笑

頑張ってくださいモト君・・・・

幸運が訪れるよーにっ!!


「あの、理生・・?」

「どーゆーつもり?!」

え?何のこと?


「榎本くんにも迷惑かけて、どーゆーつもりって聞いてんの!!」

「は?」

「これ落としたでしょっ」

・・・・・あっ!!!計画書やんか

よりによって理生に拾われるとは・・・・・ね


「これはー理由があっ・・」

「言い訳なんて聞きたくないっ!!全部あなたが仕組んだことなんでしょ?!」

「ちょっ、聞けって!!!」

「うるさいっ!!!」

「ちょっ!」

聞いてくれたっていいじゃんかよ

なんだよコレ・・・・




その時オレはこんなことがあったとも知らず・・・・

「あーぁ、モト達上手くいったかなー♪」

オレっていい人じゃないっすかー?

はいはい、拍手をありがとう





そして、この事実を聞かされるのは


だいぶ後になった・・・・・・・・・

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