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デスティニー2外伝「新たなる運命に導かれし者」【1】


~第一章~ 『旅立ち』





夜は明けて、外は青空が広がっている・・・絶好の旅立ち日・・・



<クレスタの町>

カイル「ふぁあ~っ・・・眠い・・・ロニ~早すぎだよ~」

 ロニ「これぐらい早いほうが旅立ちって気がするだろ~」

カイル「だってこの広場にだって誰もいないじゃん・・・」
 
 ロニ「だが店は開いているッ♪・・・よし!この店で旅支度しよう、お~いカイル早く来い!

カイル「ふぁあ~い」

    二人はそういって店の中に入っていった・・・

店の人「二人ともこんな朝早くからどうしたの?」

 ロニ「ちょっと旅支度をな・・・」

カイル「ねえ~ロニ~何買うの~」

    と、眠そうな声でカイルが言った・・・

 ロニ「そうだな~まあとりあえずアップルグミ15個とライフボトル3個買ってこいカイル!」

カイル「わかった!」

    カイルは店の人にこのことを言って、品物を買ってきた・・・

 ロニ「おっ、買って来たな~・・・ところでカイルその手に持っているのは何だ?」

カイル「ああこれ?店の人が旅に役立ててねとか言ってくれたんだ、たしかアワーグラスとか言ってたな~このアイテム」

 ロニ「(なにっ)!?そんなに貴重なアイテムをくれたのか、これは感謝しなきゃな」

カイル「よっし♪ これで支度も終わったし行こう!」

    そんな上機嫌なカイルにロニが困り果てた顔でこう言った・・・

 ロニ「で、カイル・・・どこ行くんだ?」

カイル「え?そういえば考えていなかった・・・」

    やっぱりな・・・と、言ったような顔でロニは言った

 ロニ「ふうっ・・・・・・・・・・いったい君は何を考えて生きているんだねカイル君?」

カイル「しょうがないじゃんか~じゃあロニはどこかいい所があるって言うの?」

 ロニ「フフフ・・・そんなこともあろうと思って適当に考えておいたんだよ俺は」

カイル「適当に?(な~んだ、しっかり考えていたわけじゃないのか・・・)で、どこ行くの?」

 ロニ「まあとりあえずここから一番近いダリルシェイドに行くか」

カイル「わかったよ~じゃあ行こう!」

    と、言ってクレスタの町を出ていった・・・そしてフィールドへと足を進めた・・・



<フィールドにて・・・>

 ロニ「ダリルシェイドぐらいどうやって行くか知っているよな?カイル」

カイル「もちろん!行ったことがあって帰ってくるときに地面に足で線を引いて来たから(ロニ「え?」)それをだどっていけば・・・(ロニ「だめだこれ」)

    カイルはそう言ってロニがいた方を向いたが既にロニはいなかった・・・

カイル「あれ?ロニは?・・・・・ああっ!!もうあんな所に!!待ってよーー!ロニーーーッ!」

    カイルは叫びながらあとを追った・・・しかし、なぜかそれをみたロニは逃げるように走っていった(なぜ?)・・・カイルは嫌がらせかこれ?(怒)
    と思い、すぐに奴(ロニ)への復讐を考えた(カイル「どうしてやろうかなロニの奴」)・・・そのとき!!そこに一体の敵があらわれた!・・・が、

カイル「邪魔だーーーッ!!」

    ざしゅざしゅざしゅスパッ(斬撃音)

    カイルはなんなく敵を倒してしまった(え?)さらに戦闘時間は1秒を切った(凄ッ!!)

    その中カイルは徐々に走るスピードを上げていった・・・その速度なんと秒速10メートル!!(早ッ!!)

    その足で走ること3分、ロニを追いかけていたらダリルシェイドについた・・・そこで遂にロニを捕まえたので(ロニ「悪かった・・・」)と真剣に
    謝るロニに対し、問答無用で少しの間殴り続けた・・・

    カイルは気が済んだ所でようやくダリルシェイドに入っていった・・・



<古都ダリルシェイド>

    入るやいきなり壊れかけた建物や衣服がぼろぼろでその辺に座っている人達が目に入った・・・

 ロニ「相変わらずここの連中は希望を無くしてしまったような顔をしてるな・・・」

カイル「そうだね・・・・・!?ロニ!あそこに人が集まってるよ、行ってみよう!」

    二人は人が集まっている建物の近くへと走った・・・

 ロニ「いやにここだけ綺麗な建物だな、なんか書いてあるぞ、なになに・・・ダリルシェイド復旧連合?へえ~こんなのがあったのか・・・」

カイル「入ってみようよ!」

    と、言ってカイルは勝手に入っていってしまった・・・それを追うようにしてロニ言った・・・

 ロニ「お、おい!カイルーッ!ったくしょうがねーな・・・」



<建物内にて>

連合員1「何者だ!お前達!!・・・まさか、昨日の奴らか!!」

 ロニ「!!い、いや~、、、どんなことしているのか見たかったから来ただけであって・・・な、なあカイル」

カイル「そ、そうです、オレたちはいたって普通の者どもです、、、」

連合員1「・・・・・・・・・・そうか・・・悪かったな、ここはこの朽ち果てたダリルシェイドを復旧するために数十人で作った連合なんだ・・・」

 ロニ「そうだったのか・・・で、復旧出来そうなんですか?ここは・・・」

連合員1「分からないが、そのためには・・・・・」

連合員2「た、大変だ!!!」

連合員1「どうしたんだ!」

連合員2「剣を持った奴と弓だか槍だか持った奴が時空の歪みのような所からいきなり現れて、壊れている城の方に向かっていったとの通報が・・・」

連合員1「何ーーーッあそこは入っては行けない『理由』があって、近づくことすら許していないはずだ!!・・・にしても剣と槍・・・・・・・・・・・・・・・!?」

    この部屋の中に一瞬嫌なふいんきが漂った・・・そして!!

連合員1「やはりお前ら二人組が犯人だな!!」

カイル「ち、違う!!オレ達は今日ここに来たんだ」

連合員1「では、お前達の持っているそのロングソードとポールアクスはなんだ!!」

 ロニ「これは俺達が旅をするのにいたって必要な武器であって~・・・」

連合員1「問答無用ッッ!!ガード!こいつらを地下牢に閉じこめておけっ!!」

ガード「はっ!!」

カイル「な、何をする~っ!!」

ガード「早く来い!!」

 ロニ「だから俺達は何も・・・・・・・がっ!!」

    ロニは背後から棒で後頭部を殴られた!!

    ばたっ!(ロニが倒れた音)

カイル「ロニッ!!・・・・・・・ぐっ!!」

    カイルまでもがやられてしまった!!

ガード「よし!地下牢へ連行するぞ!」

    2,3人のガードが二人を地下牢へと連行し、、、(「ガシャン!!」牢の扉を閉めた音)牢に入れられてしまった・・・
    二人の運命はどうなるのかッ!!




                                                            ~第一章~ 『旅立ち』     <終>









=あとがき=

初めまして、僕はルシルといいます。(とりあえずここでの名前・・・)初めての作品
なので、はっきりいって書き方が下手だったかもしれませんが、そのうち続きを
書きたいと思っています。もしよかったら続きのほうも読んでやってください・・・
読んでもらえたら僕もうれしいです。

それと、今回の内容はほとんど自分で考えて書くことは出来ませんでしたが
この第一章を読んでくれた方、本当に有り難うございました。





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