デスティニー2外伝「新たなる運命に導かれし者」【3】
~第三章~ 『時空を越えた先へ』
2人は『時空移動』によってこの世界・・・すなわち別世界へと飛ばされた・・・
辺りを見回して見るとみたことも無い風景が広がっている・・・
???<1>「とりあえずここにいても何も無いから、僕達が住んでいる村へ行こう」
???<2>「そうだな、そうしよう! さあ!行くぞ!」
一同は歩き始めた、向かう先には落ち着いた感じの村がある・・・
見た目、それほど活気がありそうだとは言えないが、周りの環境が良く、人が住むには
十分な条件を満たしていた・・・
カイル「よく見えないけど良さそうな村だね~オレ達が住んでた所に似てるよ」
???<1>「そうかい、まあ何も無い所だけどね・・・」
???<2>「はは・・・確かにそうだな♪」
ロニ「・・・・・なあ、お話中わりいけど、、、」
カイル「ん、どうしたのロニ」
ロニ「敵さんのお出ましだぜ!」
そう言って後方へ振り返ると、少数だがモンスターがこちらに向かって来る!
そんな中、一同はなぜか落ち着いていた・・・(なぜ?)
なぜならそのモンスターは数百メートル彼方に位置しているからである・・・(?)
カイル「・・・・・よく分かったね、ロニ」
???<2>「すげえ・・・・・・・・・・」
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カイル「!?ま、まあとりあえず戦闘準備だ!」
(ロニを抜いた)一同、ロニに驚いた様子・・・・・〈意味分かんないし、、、〉
ロニ「カイル!」
カイル「!?何・・・・・・・・・・(近くにいるのに声大きすぎだよ~、、、)」
ロニ「そういや~俺ら武器持ってねえ・・・」
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カイル「しまったあ!!これじゃあ戦えないよ!どうしよう、、、」
ロニ「ちくしょう!こうなったら格なる上は・・・」
カイル「格なる上は?・・・」
ロニ「素手で戦闘だ!!(カイル「もうだめだ~っ!!!」)」
???<1>「離れてて!僕たちが戦うよ!!」
???<2>「速攻!!行くぞ~! でりゃあっ!!」
???<2>による矢が放たれた!!その矢はモンスターに命中し、息絶えた・・・
ロニ「すげえ・・・・・凄い腕の持ち主だなありゃ~きっと、、、
見ていると”あいつ” を思い出すなあ~今何してんだろ・・・」
そんな中、???<1>が相手を誘って走り回っている、その裏からはモンスターが
列を作って追って来る・・・
カイル「あの人追われてるよ!!助けないと!!」
???<2>「そんなんじゃあない、いいからよく見てな・・・」
???<1>がある程度走り回った所で、ようやく動きを止めた・・・そこから
相手を目の前に見据え、剣を構えた、、、そして!!
???<1>「いくよ!!魔人剣!!」
そう叫んだ瞬間、地を”鋭い衝撃波”がはしり、列になった相手をことごとく切り裂いて
いった・・・そして衝撃波が消えたその後、敵は全滅、地には傷跡が残った・・・・・
???<1>「僕らの勝ちだ!♪」《すかさず決め台詞》
ロニ「!?なっ!!その技は、、、、、」
カイル「と、父さんの技と一緒だ!なんで・・・」
ロニ「あの技を使える人がスタンさんの他にもいたなんて・・・・・」
???<2>「あちゃ~容赦ねえなあお前も、、、地面に傷跡残しちゃったよ~」
???<1>「ごめん、、、まあとりあえず村へ行こう!」
???<2>「開き直りの早いやつ、、、」
一同は再び歩き始め、村へと向かった・・・・・
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<環境のよい村>←なに!?
その村は確かに環境もよく穏やかであるが、そういった暮らしには似合わない
傷跡が広場や家などに少し見られる・・・・・
カイル「いいところだなあ~すごく気分がやすらぐよ♪」
ロニ「何を訳のわかんねえこといってんだカイル、、、にしてもいいところだけどな・・・」
???<2>「じゃあ俺は話が出来るようにいろいろと準備してくるわ、、、」
???<1>「分かった!僕はここにいるよ、、、」
???<2>は小さな橋を渡ってその先にある家へと向かった・・・・・
ロニ「俺は~っと・・・・・!?カイル、大事な用事を思い出したから後で合おう!!では!」
ロニはそういって彼方へと走っていってしまった・・・・・
???<1>「2人になっちゃったね、、、」
カイル「そうだね~」
???<1>「それより彼は何しに行ったんだろう、、、しかも大事な用事って・・・」
カイル「どうせロニはナンパしにいったんだよ・・・」
カイル「そういえばその辺の家なんかに傷跡が少しあるけど、何かあったの?」
???<1>「うん・・・かなり前の話だけど一度この村が襲われたことがあるんだ、
酷いものだったよ、そのせいで村に住む大勢の人が犠牲になった・・・
その中には僕の父さんや母さ・・・」
???<2>「おーい準備おわったぞー早く来~い」(早っ!)
???<1>「今行くよ~!!!」
???<1>「と、まあ~こういうことがあったんだよ、、、それじゃあ行こうか!」
カイル「う、うん・・・・・」
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<家の中にて>
カイル「おお~っ料理があるーっ!!、、、」
???<2>「どうだ!美味しそうだろっ!腕によりをかけたからな、、、」
???<1>「料理まで作ってたのか、、、早いな~」
???<2>「まあ旅先であれだけ料理当番として料理を作ってきたんだから当然と言えば
当然だな!」
???<2>「味の方も保証する!”あいつ”が作った物なんかよりぜんぜんいいと思う!!」
カイル「誰?”あいつ”って、、、」
???<2>「すごーーーく料理が下手なやつがいるんだよ、、、旅先で何度も俺らを
犠牲にしてたんだ、ホント味覚のないやつで料理の色見ればもうだめだと
わかんのにさらに味付けをし始めるんだ、、、だから”あいつ”が料理当番
の日はたぶんみんなにとって嫌な日だったと思う、っていうか絶対そうだ!
そうに違いない!!なあ!!クレ、、、」
???<?>「何勝手な解釈してんのよ!!エクスプロードッッ!!!」
(効果音・・・)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー【凄まじすぎて表せません】
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そのころロニは、、、
<環境のよい村>←また?
ロニ「あ~皆はどこいったんだ?ったく情けないぜ、、、俺、、、
もうこれで26度目だ・・・・・」
ロニ「!!!!!!!?な、な、なんだっっっ!!!今の音はッッ!!」
凄まじい爆発音がどこかで聞こえた!!【恐らく先ほどのエクスプロード】
ロニ「なにがおきてんだ!行ってみるか!!」
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<家の中、、、跡地にて>
???<2>「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
???<1>「う、ううっ、、、ぼ、僕た、ちは、、、少しは、離れ、、てたからよかったけど、」
カイル「あ、あぶなかった~イテテッ、、、、、」
???<1>「な、何だったんだ?今の、、、」
カイル「もう一人の人直撃だったね、かわいそうに」
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<別の家の中にて>
???<2>「イテテイテテ、、、」
ロニ「・・・・・へえ~そんなことが、、、」
カイル「そう、もう何がなんだか分かんなかったよ・・・・・」
???<1>「僕の家が、、、、、僕の、、、」
???<2>「絶っっっ対あいつの仕業だ!!声が聞こえた笑ってたッッッッッ!!(なぜか狂乱、、、)」
ロニ「落ちつけって・・・・・」
その家の人「大丈夫かい?君たち」
カイル「はい!大丈夫です!」
その家の人「怪我が治るまでここにいるといいよ、では失礼」
カイル「ありがとうございます!」
カイル「それじゃあそろそろ本題に入ろう!!」
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???<1>「まずは自己紹介!僕はクレス、クレス=アルベイン!よろしく!!」
???<2>「俺はチェスター=バークライトだ!」
クレス「じゃあ次は君たちの紹介を、、、」
カイル「うん!オレはカイル=デュナミス!よろしく!!」
ロニ「ロニ=デュナミスだ!これからよろしくな!」
チェスター「よっしゃ!じゃあこれからなぜこんな事になったかということを説明する!
クレス!頼む!!」
クレス「わかった!手短に言うよ、よく聞いててね、、、まず僕たちがあのダリルシェイド
という所にある城跡にいたのはそこで時空の流れに異常があったからなんだ、、、」
チェスター「なんか嫌な予感がしたんだ、だから”事”が大きくなる前にどうにかしようと
思って城に入り込んだんだ、、、」
ロニ「で、その異常とやらは無くなったのか?」
クレス「とりあえずはね、、、ただ、他の場所、下手したら別世界に同じ事が起きるかも
しれないんだ!今回は”事”が大きくなる前に対処出来たからよかったけれど
もしそれが手遅れになったら大変なことになるんだ!」
カイル「どうして?」
クレス「あの感じからしておそらく”全てを司る物”すなわち君達が住んでいる世界や
僕達が住んでいるこの世界が消滅してしまうかもしれないからだよ、、、」
ロニ「!?なんだって!!、、、そんなことが、、、」
クレス「だから危ないんだ!全てが無くなってしまわないようにその問題を
解決するしかない、、、それしか僕達に残された道はないと思う」
カイル「じゃあ、オレ達がその問題を解決するしかないね・・・・・」
ロニ「!?カイル!!」
カイル「だってさ、そうしないとオレ達の住んでる世界が消えちゃうんだよ、、、
だからクレスさん!オレ達も手伝います!!」
ロニ「そうだな、全てが消えるとは信じがたいものだが、それを放っておくことは
できねえ!よっしゃ!いこうぜ!!」
チェスター「クレス、ここは一つ手伝ってもらおうぜ!
その方が何かと心強いし、、、な!そうしよう!」
クレス「何もしないでたらそれこそ全てが消えるだろうけど、恐らく危険な旅になるかも
しれないよ、それでもいいのかい?」
カイル「いい!全然いい!!オレ達が世界を救うんだっ!!」
チェスター「ったく不思議なやつだな・・・・・」
ロニ「今に始まったことじゃねえよ、、、」
クレス「じゃあ、よろしく!カイルそしてロニ、、、」
こうして四人は共に旅をする事になった・・・旅先に何があるかは予想もつかないが、
その旅がこれから始まる、、、四人の出会いも運命によるものだったのかもしれない・・・
~第三章~ 『時空を越えた先へ』 終
=あとがき=
こんにちは、やっと三話目を書く事が出来ました!平成15年3月20日遂に卒業を
迎えました。今まで親しかった友達と分かれることは辛いことです。いや本当に、、、
しかし、落ち込んでばかりはいられません、もう二度と会えなくなる訳ではないので
自分の入る学校で少し落ち着きが出てきたら、友達と会う事が出来ればよいかと
思います。さて、今回の話は時空移動した先での出来事を表したものです。何かと
意味の分からない事を書いてしまい、そして話の内容まで意味が分からなく、大きい
ものになってしまいました。ちなみに今回出てきた<環境のよい村>とは、
ファンタジアの『トーティス村』のことです・・・さらにこの話でチェスターに
『エクスプロード』を放ったのは、、、まあこれは皆さんある程度予想がつくかと
思いますのであえて名を明かしません、、、(なぜ?)
次回はよく分かりませんがこの内容について話を進めていきたいと思っています。
今回の話を読んでくださった皆さん、本当に有り難うございました。