デスティニー2外伝「新たなる運命に導かれし者」【4】
~第四章~ 『それぞれの強さ』
二人、カイル=デュナミス・ロニ=デュナミスに加えて新たな仲間となる
クレス=アルベイン・チェスター=バークライト、、、彼ら一同はこの世の
”全て《すべて》”の運命を背負い旅立つ、、、、、はずであったが・・・・・
カイル「・・・・・・・・・・ゆ・・・う・・・・・」
ロニ「はあ?(何言ってんだカイルの奴・・・)」
カイル「・・・・・・・・・・未来の大英雄に・・・ZZZzzz、、、、、」
ロニ「夢の中か、、、、、っていうか起きろッ!!」
ガンッ!!
カイル「いって~~~えっっ!!何するんだよロニ!!」
ロニ「寝てる場合かッ!!」
筆者ルシル『ごもっともです、はい、、、、、』←(何ッ!!)
などということをしていた・・・・・
世界の危機が迫りつつある中、楽天的なカイルであるが早く旅立たなくて
良いのか、、、という疑問を抱いていると(誰が?)そこに・・・
クレス「いいんだよロニ、まだ時空の流れに異常が無いみたいだし、それに今から
行動してもどこへ行けばいいのかも知らないしね、、、だから休んでてよ♪」
ロニ「な、なんかあまり世界の危機が迫って来てる気がしねえな、、、」
筆者ルシル『そう!僕も確かにそう思う(汗)、、、』
意気投合している二人(?)は置いておきます、、、、、
しかし、今はクレスの言う通り、何の異常も無さそうなので何処へ行けば
いいのか全く分からない状態なのです、、、
チェスター「じゃあいいじゃねーか、まだここにいても、、、」
ロニ「そういう問題なのか・・・・・?」
ということで、今はまだこの村に滞在する事になりました、、、、、
↑(いいのかそれで?)
<ということで、トーティスの村>
カイル「うわ~あ、いい天気だね~」
ロニ「さっきからこの天気だぜ、、、」
カイル「仕方ないじゃんか~!さっきまで寝てたんだから、、、」
ロニ「そんなこと力説すんなって、、、」
クレス「とりあえず君たちは戦いに備えて武器を入手しなくては、、、」
チェスター「そういえばクレス、前に使ってた武器がいくつかお前の家に
あったよな~それをあげちゃえば?」
クレス「そうか!?確かに武器があったような気がするな~じゃあ僕の家
に行こうか!」
ということで、一同はクレスの家へと向かった、、、
前の襲撃(?)で壊れたはずの家は何故か既に修復されていた
今の時代、本当に分からない事だらけである・・・・・
<クレスの家にて>
ガチャガチャガチャ、、、、、、、、、、
クレス「確かこの家か道場にあったと思うんだけどなあ~」
ガチャガチャガチャ、、、、、、、、、、
クレス「、、、、、!?あった!!これだよこれ!!」
チェスター「お!見つけたか、なかなかいいのがそろってんじゃん♪」
クレス「じゃあカイルにはこれ!」
カイル「これは~えっと、ファインサーベルだね!」
クレス「ご名答、、、ではロニには~、、、、、これを!」
ロニ「これはハルバードかっ!!使いやすそうだ、、、感謝するぜ!」
クレス「それほどでもないよ、、、さて、それでは道具を買いに行こう♪」
そういって一同は家を出ていった、、、、、
<トーティスの村>
クレス「これから道具を買うんだけど、何か持ってるのある?」
ロニ「ああ、アップルグミ15個にライフボトルが3個、そして、、、」
カイル「アワーグラスっていうアイテムが1つ、、、」
チェスター「そんな貴重品持ってんのか!?一回使ったことがあるけど、あれは
いいよなあ~敵を思いっきり狙い撃ちできるからな、、、」
カイル「へえ~そんなにいい物なんだ、、、」
チェスター「まあ、そんな物が無くても俺の命中率は高いから大して変わらない
けどな♪」
クレス「じゃあ、あとはオレンジグミとパナシーアボトルだね、、、」
カイル「なんで?必要なの?」
クレス「特技なんかを使うと精神的に疲れるからね、それを回復するのに
オレンジグミは必要なんだ、、、それに旅先で毒などにかかったら
大変だから、それを回復するパナシーアボトルも必要ってわけ、、、」
カイル「それを考えたら確かに必要だね、、、」
クレス「それじゃあ僕が買ってくるよ♪丁度行商人もいるみたいだし」
チェスター「じゃあ俺らはここにいるぜ、、、」
クレス「わかった!行って来るよ、、、」
クレスは道具を買うため、行商人の元へと走っていった、、、
ロニ「準備はこれで終わるからいいが、クレス、チェスター、そして俺は
さておき、戦闘経験が浅いカイルがこのまま旅をするのは危ない
様な気がする、、、」
カイル「そういえば父さんと稽古して以来、あまり戦ったことないし、、、」
チェスター「そうなのか?じゃあこの村にいる間修行するぞ!」
ロニ「それは名案だ!、、、」
カイル「修行・・・って何するの?」
チェスター「え~っと、、、クレスと剣を交えたり、一人でさまざまな面を鍛えたり
すればいいんじゃないか?」
カイル「そんなんで強くなれるかなあ~」
チェスター「なれるさ!俺も旅先で弓の修行してたことあったし、、、そしたら
矢の命中率も上がったんだぜ、、、」
カイル「へ~え、じゃあやってみようかな」
チェスター「よし!それじゃあ早速明日から決行するぞ!」
ロニ「頑張れよ、カイル!♪」
チェスター「俺達もだぜ、ロニ、、、」
ロニ「げっ!そうなのか?、、、」
チェスター「まあ、今日の所はゆっくり休んで明日に備えるぞ!
日も沈み始めたしな、、、」
三人が話し終わるとほぼ同時にクレスが帰って来た、、、、、
クレス「おまたせ~♪」
チェスター「帰ってきたな~それじゃ行こうぜ!」
クレス「でもどこで休むの、、、」
チェスター「そりゃ~もちろんお前の家だ!(クレス「自分の家があるくせに」)」
クレス「ま、仕方ないね、、、行こっか」
こうして一同はクレスの家へと向かった、、、、、
<クレスの家にて>
チェスター「・・・・・と、まあこんな話をしてたんだ」
クレス「なるほどね、確かにいい考えだ、、、」
チェスター「だろ~!お前も参加するんだぞ、、、」
クレス「いいんじゃない、、、僕も自分を鍛えるよ」
チェスター「そ~こなくっちゃ♪じゃあ明日は早いからみんな寝るぞ!」
クレス「わかったよ、おやすみ、、、」
ロニ「了解!」
カイル「ふぁ~い、、、、、ZZZzzz・・・・・」
チェスター「お、おい!こんな所で寝るなよっ!」
こうしてとりあえず、騒がしい一日は終わった、、、
・
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外は夜が明け、光を輝き放つ太陽が見えている、、、、、
そして、メンバーは修行のために日の出と共に目を覚ました
しかし、一人を除いて・・・・・
ロニ「起きろ!カイルッ!!!」
チェスター「早く起きろ!!もう朝だぞ!!」
クレス「カイルってねぼすけさんなんだね、、、」
これはいくら声をかけても起きそうになかった、、、、、
ロニ「朝がつらいのはよく分かるが!とにかく起きろっ!!
チェスター「俺だって根性で起きたんだぞ!!お前も根性で起きろーっ!!」
ロニ「起きろーーッ!!」
チェスター「起きろーーっ!!」
ロニ「起きろ!!!!!」
チェスター「起きろ!!!!!」
ロニ「起きろ!!!!!」
チェスター「起きろ!!!!!」
ロニ「起きろ!!!!!」
ロニ/チェスター「起きてくれーーーッッ!!!」
カイル「、、、、、、、、、、、、、、、ZZZzzz」
クレス「起きないね、、、、、」
筆者ルシル『せっかくそこに”鍋”と”おたま”があるんだから借りたら?』
↑(もしや!?)
ロニ「そ、そうだな!クレス!そこにある”鍋”と”おたま”借りていいか?」
クレス「うん、別にいいけど、、、」
チェスター「何に使うんだ???」
ロニ「本来ならルーティさんかリリスさんがやるのだが、、、仕方ない!!
おい!二人とも!耳をふさいでろ!!失神するぞ!!!」
そう言われたクレスとチェスターは、(?)マークを頭に浮かべながら
耳を塞いだ・・・・・
ロニ「行くぞ!!秘技!死者の目覚めッ!!!」
・
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ロニ、奥義を放ち力尽きて倒れた(はい??)周りにいたクレスと
チェスターも耳を押さえながら倒れていた(え!?)そしてさらには
クレスの家の窓ガラスが綺麗に割れていた、、、(凄ッ!)
普通に考えて、”鍋”と”おたま”を使っていくら強く叩こうが、人が
倒れるほどの音は出るはずもない、、、しかし、それがまさに今、
現実となっている、、、
これは奥義なのだから、普通の人では不可能、、、、、
やはり極めた人で無ければ放てないものなのだと悟るべき
である、、、、、(なんか意味分かんないし、、、、、)
カイル「う~ん、、、、、、っ、、、おはよ~みんな~、、、」
そんな音も、カイルにはアラーム付きの目覚まし時計のような感覚
なのだろうか、、、、、《だとしたら恐るべしカイル・・・・・》
カイル「!?なんでみんな倒れてるの!?何があったんだ!!」
筆者ルシル『全ては君の責任なんだよ、、、、、』
・
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十分後、やっと死者が目覚めた、、、(立場逆ですが・・・)
カイル「、、、、、、、、、、!みんなやっと目を覚ましたか!
けっこう心配したよ~本当に・・・・・」
ロニ「や、やっと起きたか、、、」
チェスター「頭がぐるぐるするう~」
クレス「頭いたい~、、、、、」
・
・
・
<トーティスの村付近にて>
チェスター「では!これから各自わかれて修行するぞ!!自分を磨くんだ!
そして自分を鍛えろ!!」
ロニ「ぐっ、、、、、まだあの響きがっ、、、、、」
クレス「大丈夫?ロニ?」
チェスター「カイルは特技を見いだし戦闘で使えるまでに昇華させるんだ!
頑張れよ!!」
カイル「了解しましたっ!!」
チェスター「よし!開始だ!!!」
こうして各自による修行が始まった、、、、、
<修行中クレス>
クレス「いやにチェスターが張り切っていたけど、どうしたんだろう?、、、」
クレス「まあいいや、とりあえず剣の素振りからいくか、、、」
クレス「せい!せいや!せい!はあっ!たあっ!はっ!、、、、、、、、、、」
真面目に努力しているクレスであった、、、、、
<修行中チェスター>
チェスター「そういや~なんで俺こんなに張り切ってるんだ?」
↑(なんだそれ!!)
チェスター「まあとりあえず命中率と連射性のアップだ!!いくぞ~!」
チェスター「でりゃあっ!!、、、、、、、、、、よし!命中したぞ!」
チェスター「じゃあ次は両方だ!!」
チェスター「でりゃあっ!!はーっ!!そりゃあっ!!まだまだ!!」
チェスター「これからっ!!だぜっ!!!」
ビュンビュンビュンビュンビュンビュンビュン、、、、、、、
すごい矢の数であった、、、、、
<修行中ロニ>
ロニ「何をすれば、、、」
ロニ「まあ、気楽に、、、」
ロニ「技の開発でもするか!」
ロニ「え~っと、ここがこうなるからこうなってっと、、、、、それから・・・」
何かと謎の絶えないロニであった、、、、、
<修行中カイル>
カイル「旅先で足手まといにならないように強くならなくちゃ!」
カイル「え~っと、やっぱり始めは剣の素振りからなのかな?」
カイル「とりあえず始めようか、、、」
カイル「たあ!たあ!たあ!たあ!たあ!たあ!たあっ!!」
素振りが全て同じかけ声なカイルであった、、、、、
<修行中チェスター>
チェスター「はあ、はあ、はあ、はあ、、、、、疲れたぜ、、、」
チェスターは疲れていた、、、、、
<修行中クレス>
クレス「次は、剣技を磨くか、、、」
と言ってクレスは人が持てる程度の丸太を持ってきて立てた、、、
そして!!
クレス「はあっ!!虎牙破斬ッ!!」
上下による二段斬りを放った!そのかけ声と共に丸太に二つ
いや、三つの裂け目が入った、、、、、
実際上下に斬る剣技なので、本当は真っ二つにならなくては
いけなかった、、、、、
クレス「まだまだだね僕も、、、」
と、己の未熟さを知るクレスであった、、、、、
<修行中ロニ>
ロニ「はあっ!はあっ!はあああっ!!」
一方はロニは眼前の木を切り刻んでいる、、、、、
力強く、休むこともないまま、、、、、
<修行中カイル>
その頃カイルは、特技を得ようと必死だった、、、、、
カイル「はあーーっ!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
カイル「おっかしいな~確かにさっきは出来たような気がしたけど、、、」
カイル「もう一度っ!、、、、、、」
カイル「はあーーっ!!いっけえええええっ!!!」
カイルがそう叫んだ時、周りの木々がざわめいた、、、、、
そしてその時!!
カイルが振った太刀の軌道に沿っていくかのように”蒼き衝撃波”
が走った!その衝撃波が木を通過したその時、綺麗な切り口が
二つ確認できた、、、木が真っ二つになったのだ、、、、、
この技は鎌鼬のような現象と同じもので
そう簡単には、肉眼で確認することができない、、、、、
自然の力を知り、自分が自然と一心同体となったときのみ
放てる技である、、、、、
カイル「難しかったけど、これで技が一つ出来た、、、」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
カイル「蒼き衝撃の刃、、、”蒼破刃”って名にしよう、、、、、」
これでカイルもようやく剣技を会得したわけだが、それは自然の力
を利用する事と同じであるのだ、、、、、自分の考え一つで出せる
技ではないが、それを扱ってゆくカイルはこれから先、大いに
成長してゆくだろう、、、、、
<トーティスの村付近/修行を終えて/>
ロニ「つ、疲れた~」
チェスター「手がいてえ~っ、、、、、」
筆者ルシル『そりゃ~あれだけ連射してたら、、、ねえ』
クレス「でも自分を磨けたよ!まだ未熟だけどね、、、」
カイル「オレもやっと技を会得したよ~」
チェスター「そうか!よかったな、カイル!!」
カイル「うん!」
短い時間、修行のなかで、努力は”強さ”へと変わった、、、
彼らは今、その強さと共に旅立とうとしている、、、、、
~第四章~ 『それぞれの強さ』 終
=あとがき=
第三章に続いて、早速第四章を書かせていただきました。
今回の話は時空に起きている異常とは少し離れて、例の村
『トーティス村』での生活と活動(?)を書いたものです。
なぜか今回はいろいろと謎が絶えない内容になってしまい
ました。文章に僕が出てきたり(これは自分のせいです、、、)
ロニが『秘技・死者の目覚め』を奥義として放ったり、一同が
修行し始めたり、、、と、本当に謎ばかりです。《すみません・・・》
さらには、カイルの特技である”蒼破刃”があんなに大きい
存在になってしまいました。これはあくまでも自分の設定として
なので、皆さん!この方向でお願いします、、、(汗)
まあ、今回は特に言いたいことがありませんが、強いて言うならば
一つだけあります。(どっちだよ!!)僕が書いてきた小説、、、
(まあ、小説と呼べるものであるかは分かりませんが)
が、僕の家のノートパソコンだとしっかり文字が並んで
いるんですが、僕の家の大型パソコンの場合には文字が時々
変なところで行が変わっていたりしていて、見にくい時が
あります。もし、この現象が僕の小説を読んでいただけている
方々に起こっていたら本当にすいません。これは僕が文字の
続けかた長くしすぎているため起きてしまったミスです。
これからは、その点に注意して書いていきますので
どうぞ、これからもよろしくお願いします。
次回の話は、、、あえて言いません!みなさんのご想像にお任せ
します。(実は、クレスとカイルが遂に剣を交えます!戦います!!)
最後になりましたが、この話を読んで下さった皆さん!
本当に有り難うございました!!