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真の勇者達【6】


第六章 ~魔の扉編 中編~

ミント「この扉・・・。凍ってますね。」
扉は凍っていた。しかし、周りが寒いというわけでもないのに凍っている扉を見て疑問に思う三人。
ミント「これじゃあ先に進めないんじゃないんですか?」
すず「困りましたね。」
ウッドロウ「・・・。退いてろ。」
そういうと呪文を唱え始めた。
ウッドロウ「ゴットブレス!!!!」
そのとたん風の風圧で扉が吹き飛んだ。すると中からもの凄い冷気が漂ってきた。
ウッドロウ「なるほど・・。これで扉が凍っていたのか。」
その時。ウッドロウ目掛けて何かが飛んできた。
すず「危ない!!」
間一髪ウッドロウはすずにはじき飛ばされなんとかその物体から避けることが出来た。
ミント「大丈夫ですか?」
ミントが恐る恐るウッドロウに聞いた。
ウッドロウ「ああ・・。それより、すずちゃんありがとうな。」
すずは周りを見ましていた。
すず「いえ・・。・・・。誰かここの部屋にいます。」
ウッドロウが元いた場所には忍びがよく使う、くないが刺さっていた。
ウッドロウ「忍者か・・・・?」
???「ふう・・・。やっぱり忍び相手だと殺りにくいね。」
何処からか声が聞こえてきた。そのとたん雪が舞い一人の女性が現れた。
ウッドロウ「なんだあの子は?」
すず「忍びの者・・・・。抜け忍か?」
凛「私の名前は凛(りん)。ダオス様を守る五魔守の一人・・・。ダオス様の命令により貴様らを倒す!!」
ウッドロウ「クソッ!!どうする!?」
ウッドロウが困ったように言った。しかし、すずは、
すず「私に任せてください。相手が忍者ならそれなりの知識が必要です。」
凛「ふふっ・・・。私を倒せるのかしら?私の忍術は特別なのよ。」
余裕の笑みを見せる凛にすずは表情一つ変えず攻撃のために身構えた。
すず「飯綱落とし!!!」
いきなりすずが空中に飛んだかと思うと、凛の頭上から回転切りをしながら猛スピードで落ちてきた。
ウッドロウ「おぉ!やったか!?」
そう思った瞬間すずがいきなり吹っ飛んだ。
ミント「すずさん!!!?」
何が起こったかさっぱり理解できない二人の前に凛が立っていた。
凛「あんな攻撃喰らうわけないでしょ。ちょっと蹴飛ばしただけなんだけど、あの子死んじゃったかな?」
ウッドロウ「くっ・・・・。」
ウッドロウの横を何かが通りすぎた。
凛「ぐはっ!!」
ミント「すずさん!」
すずは肩から血を流していた。
凛「貴様・・。何を。」
凛も腹の部分から血が滲んでいる。
すず「鎌鼬・・・。急所は外れたましたか。」
鎌鼬とは真空波を繰り出し相手を切り刻む技なのである。
凛「ふふふっ・・・。私に攻撃を当てるとはたいしたものだよ。」
そういうと凛は氷で出来た刀を取り出した。
凛「私の本気、見せてあげるよ。」
                       続く
作者の感想
え~最近ネタギレ中のハルスです。今回で魔の扉編を終わらそうと考えてたんですが、無理でした・・・。(汗
やっぱり前編で無駄話が多すぎたようでした。余談なんですが、この前ある人からいい小説の
サイトを教えてもらい、その小説を読んだんですが感動しました!自分の小説とはまさに月とスッポン・・・。
まあどっち道あまり小説事態あまり読まれてないみたいなのでどうでもいいんですけどね(オイオイ
(真の勇者達)は、いつまで続くんでありましょうか・・。オリジナルキャラ出しすぎて困ってるんですよ。
既に次回作の案も大分練ってあって早く書きたいんですよ!!(オイ
今回は余談が多すぎましたね、ではこの辺で。

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