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ファンタジア対シンフォニア【4】


第4章 負不知


今、9人の勇者とフレインたちはアルヴァニスタにいる。
そしてみんな宿屋で食事をしている。もちろんディオとメルの手作りだ。

クルール「ウキュウキュー」
クルールはとても喜んでいる。2人の作ったロールキャべツをおいしそうに食べている。そこにディオが自慢するように、

ディオ「どうだ、すごいだろ」
クレス「う、うまい!」
ミント「とってもおいしいです」
アーチェ「すごいおいしいよ、メル。でも、まだまだだね」
ディオはミントに照れ、メルは不満げな顔をしている。

すず「この油ののり方、キャベツの巻き方、すごいです」
チェスター「なかなかだぜ、これ」
すずは心の中で(カレーじゃなくてよかった・・・)と、思っている。

クラース「ところで肝心なことを忘れてないか?」
クレス「・・・・・・・・・・」
チェスター「そういえば、そうだったな」
クラース「やれやれ」
と、大きくため息をついた。

メル「遊びに来てるのではないですもんね」
アーチェ「まったく、まじめなんだから」
クラース「アーチェにいわれたくない」
ディオ「で?どうすんだよ?」
クラース「悪いがフレイン、詳細を教えてくれ」
フレイン「はっはい。では」
フレインは知ってる限りのことをみんなに話した。

チェスター「なるほど。そいつらの戦いに勝てばいいんだろ?」
ディオ「なんだ。楽勝じゃん」
クレス「でもそう簡単に行くと思わないな」
アーチェ「なによぉ、クレス簡単なことじゃない」
すず「私もクレスさんと同じ考えです」
ミント「私もそう簡単に勝てるとは思いません」
メル「私は相手次第です」
クルール「ウキュウキュ」
クラース「まあいい、それは勝てばいいだけだからな。
      問題はどうやって戦うかだ」
アーチェ「あっちが来てから決めればいいじゃん」
ミント「でもひとつ間違えると・・・」
クレス「まあマイナスには考えないでおこう」
チェスター「それが一番だな」
クルール「ウキュウキュー」
話がとぎれた。そのときディオが
ディオ「俺はもう寝るぜ」
ミント「おやすみなさい」
メル「私もいいですか?」
チェスター「別にいいぜ。おやすみー」
すず「私も失礼します」
クラース「ああ」
フレイン「僕もお先にいいですか?」
クレス「わかった。また明日ね」

クラース「やれやれ。まだ子供だな」
ミント「ふふ、そうですね」
アーチェ「私はもう2??歳だからね」
4人「・・・・・・・・・・・」
クレス「・・・でも、みんなにまたあえて本当にうれしいよ」
ミント「はい。私もです」
アーチェ「話そらしたわね」
チェスター「・・・・相変わらず2??歳になっても変わんねえな」
アーチェ「(小声で)ストーンブラスト」
チェスター「いーーってーなにすんだ?」
アーチェ「ストーンブラスト」
クラース「まあいい、そこら辺で終われ」
チェスター・アーチェ「フン」
ミント「とりあえずもう寝ましょう」
クレス「そうしよう」
チェスター「んじゃ
5人「おやすみ(なさい)」
こうして長い夜が終わった。   ように見えた。

クラース「あれ、クレス、起きてたのか」
クレス「あ、クラースさん」
クラース「どうした?明日向こうがくるのが不安か?」
クレス「・・・・・はい」
クラース「それは、相手が手紙を出すほどだからか?」
クレス「相手が強いのはわかってます」
クラース「じゃあどうして?」
クレス「みんなに迷惑かけないかが心配です」
クラース「そりゃこっちだって不安さ」
クレス「前のすずちゃんの両親のように・・・・・・」
クラース「・・・あれはしょうがなかったんだ。気にするな。
      お前はダオスを倒せたんだし」
クレス「でも僕は・・・・・・・・」
クラース「マイナスに考えるなといったのはお前だろ」
クレス「・・・・・・・」
クラース「だから今回もマイナスに考えるな」
クレス「・・・・・・・・・・」
クラース「もう夜中だ。寝よう」
クレス「・・・・・・・・・・・・・はい」

こうしてみんなは明日に備え寝始めた。

*あとがき*
どう考えても長いです。次はシンフォニアの前日か
ファンタジアの朝です。いつ来日するかわかりません。(早くして)

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