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ファンタジア対シンフォニア【5】


第5章 決戦の朝

クレス「はっ!てっ!とりゃ!」

朝の5:00ごろ、雲行きが怪しいこの日、クレスが早朝トレーニングを
していた。この日のクレスは何故か機嫌がいい。それもそのはず、
久々にクレスはエターナルソードを手にしたからだ。
いつもどうりのトレーニングにボアを1斬りで倒すほど。
朝クルールとチェスターといっしょに行く予定だったが、
クレスがあまりにも早く起きすぎて、クレスは先に行ってしまった。
 しかし、なぜか怪しい気配を感じていた。後ろから誰かが
追いかけてくるような気配を、クレスは感じていた。
後ろを見ても誰もいない。クレスはあまり気にしないでいたが、ついに
その正体がわかった。それは、雲行きが怪しいと感じて空を見た。
そしたらなんと、

クレス「あれ?すずちゃん、どうしてここに?」
その正体はすずだった。クレスが行くところの近くの木から
ずっと、クレスを追い続けていた。そしてすずは冷静に、

すず「はい。ミントさんからクレスさんが狙われたら困りますので
     ずっと追いかけるように見守ってください。と、言われましたので
       追いかけるように見守ってました。」
クレス「そ、それはありがとう」
とりあえずクレスは例を言った。どちらかといったら真正面に
現れてくれたほうがありがたいと思っていた。

クレス「ちょうど今終わろうとしていたところだ。一緒に帰ろう。すずちゃん」
すず「はい」
2人はトレーニングをしながら戻って行った。

チェスター「やめときな。メル、フレイン。そいつはそう簡単には
          起きねーよ」
宿屋の朝はとても騒がしい。アーチェを起こすのにメルとフレインは
やけに力を入れている。ミントからの第一関門だそうだ。
二人とも頭が良いので頭脳で起こすと張り切っている。
チェスターは最初からあきらめている。絶対無理!と、言い張るほどだ。

チェスター「俺はもうパス。二人でがんばっといてくれ」
チェスターは先に消えてしまった。残った二人は、

フレイン「うーん、確かにこれは難問だなー」
メル「どうしたらこんな風になるんでしょうね?」
フレイン「いや、僕に聞かれても・・・」
メル「ふふっ、そうですね」
ずいぶん楽しそうにアーチェを起こしている。そしてメルが、

メル「そういえばアノ服なら起こせるかも知れないわ」
フレイン「アノ・・・・服・・・?」
 メルがいったあの服とは、みなさんおなじみのテイルズで
最強のキャラ。エプロンドレスの銀のお玉。フライパンを持てば、

メル「秘技!死者の目覚め!!!」
宿全体にフライパンお音が響き渡った。もちろん、

アーチェ「ああもううるさいわよ!」
死者の目覚めを喰らったアーチェはすぐに起きた。

メル「あっ、アーチェさん。おはようござ・・・」
すぐにアーチェは寝てしまった。そこに乱入者が、

ディオ「アーチェねーちゃんいい加減に起きろー!」
そこにディオが入り、

アーチェ「もう、なんなのよう!!!」
クラース「いい加減もう起きろ。アーチェ」
そこにクラースも入ってきて、

クラース「ふう、さっきのフライパンの音といったら、せめて言ってくれれば
       よかったのに。」
 クラースは驚いて椅子ごと真さかさまに倒れてしまったのである。
近くにいたディオとフレインもうんうんとうなずいていた。
なんかの威圧感みたいなものを感じたメルは、

メル「ごっごめんなさい!あっあの、私ついこっちに夢中になって・・・」
ものすごい慌ててるメルに対し、

クラース「はは、もういいのだよ。攻めてるわけじゃないからな。」
 クラースはやさしい声で言った。そこにいきなり、

アーチェ「夢中になったって、すごい寝てるみたいじゃない!」
 アーチェが話に割り込んできた。それを、

クラース「そう言ってるようにしか聞こえなかったが」
ディオ「あっ俺もそう思う!」
メル「私もそれに1票です」
フレイン「僕も異議がありません」
アーチェ「うーーーーーん・・・・・・」
みんなの言葉にアーチェは何もいえなかった。そこに、

ミント「朝ごはんの用意できましたよ」
 ミントの声がみんなに聞こえた。
ディオ「待ってました!」
フレイン「お先に失礼します」
メル「ではお先に・・・」
子ども3人は先に行ってしまった。残った二人は、

クラース「今日は決戦の日だぞ。もう少し気合は入らないのか?」
 クラースの質問に、

アーチェ「いいんじゃないの、下手に緊張するより」
クラース「はぁ、自分でいうなよ」
 アーチェの言葉にクラースはやる気をなくした。

クラース「それもそうだな。とりあえず行くぞ」
アーチェ「はいはいわかりましたよ三十路寸前さん」
縄に火がついた。

クラース「イフリート!」
クラースの召喚術で火の精霊イフリートを呼んだ。

アーチェ「えっ何?マジになってるよ。ちょっとした遊びだよ。ね?」
クラース「・・・・今後そうゆう言葉は言わないように」
どうやら火は消えたらしい。

アーチェ「はいはいわかったよ三十・・・クラース」
クラース「・・・まあそれでいい」
もうすぐ引火しそうだ。

アーチェ「まったくこれだからおじさんは・・・ブツブツ」
全く反省感がない。とりあえず2人はいった。

そのころ、

????「ロイド、いよいよだね」
ロイド「ああ」
???「あっちにはかわいい女の子はいるかなー?」
???「ゼロス!あんたってやつは!」
ゼロス「いってー。殴ることねーじゃねーか」
????「ゼロス君・・・最低です」
ゼロス「プレセアちゃんまで」
????「もう少し静かにできんのか?」
????「私もそう思ったころだ」
?????「無理だと思うよ。ゼロスには。ね、姉さん?」
????「向こうの世界、いったいどうなってるのやら。興味深いわ」
?????「あっちゃー。もう遺跡モードだよ」
????「よくてジーニアス?これは私たちにしかできないことなのよ」
ジーニアス「クラトス、なんかいってあげて」
クラトス「いや、何をいっても無駄だろう」
ロイド「も、もういいか」
????「うん。私は大丈夫」
????「私はもうよくてよ」
ジーニアス「早く向こうに行きたいだけだと思うけど」
????「私は無論だ」
プレセア「私は大丈夫です」
???「私はみんなと同じさ」
ゼロス「俺様は何も言わないぜ」
クラトス「ロイド、お前は大丈夫なのか?」
ロイド「ああ、大丈夫だ」
みんなの思いは同じだった。

ロイド「エターナルソード!俺たちをPhantasia世界につれてってくれ」
彼ら9人は光とともにどこかへ消え去った。


+あとがき+
すごい長いですね・・・・3時間くらいかかってました。
目が痛い・・・いったい何章まで続くんでしょうか?このあともお楽しみに!

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