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ファンタジア対シンフォニア【6】


第6章 異世界の訪問者


メル「Symphoniaの人たちってどんな人たちなのかな」
予定ではSymphoniaの勇者9人はトールに来ることになっている。
まばゆい光を街の住民に見られては困るためあえて遠いトールに来る事になった。
クラースを除いた7人でくじ引きをしてあたりの2人とクラースの3人が代表で行くことになった。
強運だったのはチェスターとメルだった。

チェスター「こっちも向こうも9人なんだ。それほど変わりはねーだろ」
チェスターはメルに堅く答えた。
どうやらチェスターも緊張しているのだろう。

クラース「それに、向こうの世界とこっちの世界はよく似てるらしいからな」
学者であるクラースはいろいろとSymphoniaのことを調べてきた。
ユミルの森やユグドラシルという言葉が出てきていることと、
エターナルソードがあることも調べれた。
ほかにもいろいろな共通点があるが、これほど似てるのはここしかないだろう。


と、いってトールに来てからかれこれ4時間。
じっと待っていたのがカードで遊んでいる。
メルはメルディという人からウィスというゲームを教えてもらったらしい。
実際結果のほうは、

チェスター「へへっ、甘いな」

クラース「くっ、このデータにかけているものは・・・」

メル「負けたー。くやしー」
チェスターの圧勝である。
なにをしている29歳。
3人がとても熱くなっていたとき、トールに変化が起こった。

クラース「わ!?。何なんだ」
あたりがとてもまぶしい。
トール一面が光で真っ白になった。

クラース「これは!時空転移の光!」
クラースは驚きながら言った。

チェスター「いよいよだな」

メル「はい」
クラースのあとにチェスター、メルと続けて心構えをした。
光でウィスを見失っていた。

メル「うっ!?」
まぶしさで目があけられない。
とっそのとき、変わった音と同時に光は消えた。

クラース「ふう、消えたか」

チェスター「そんなことよりあれを見ろ」
3人の目に入ってきたのは、9人の人たちだった。

クラース「おっ、お前らは!?」

ロイド「すっげー!これがPhantasiaか」
クラースが目に入ってない。

コレット「うん。すごいね。ロイド」
コレットも気づいてない。

ジーニアス「もう。くたくただよ」
どうらやジーニアスも、

プレセア「そうでしょうか。それほど疲れるものではないと思いますが」
プレセアまでが気づいてない。

クラトス「人気がまったくない場所にいるということはあなた方がこちらの世界のものたちか?」
クラトスは気づいたみたいだ。

クラース「まあ、そうだが」
クラースは慎重に答えた。

クラトス「私たちが向こうの世界の者だ。すまないな。こんなに遠いところまできてもらって」
軽い挨拶をクラトスはした。
元々こちらの世界に来たことがないのにトールにするということを決めたのが怪しいが、クラトスは何も考えていない様だ。

クラトス「代表として紹介しておこう。私の名はクラトス・アウリオン。傭兵だ」
9人で話し合った結果、クラトスがあらゆる代表になった。
リーガルだと手錠をかけているので怪しまれるし、リフィルの場合は見ての通り、

リフィル「ふははははははははははは!!!!!」
このことを考えてクラトスになった。
まあ作者がクラトスが好きということもあるが・・・
あとの6人は却下されたのである。

クラース「代表とまでは言わないがクラースだ」
表情を変えずにこちらも軽い挨拶をした。

クラース「軽く紹介すると、あの青髪がチェスター・バークライト、向こうの銀髪の少女がメル・フォートだ。」

クラトス「そんなに少なかったか?」
もう少しいたようなと思ったクラトスは軽く首をかしげた。

クラース「あとの5人はアルヴァニスタという町にいる。そう大人数で来ても困るだろう」
もう仲がよさそうな感じの口調になっている。
そっちのことはまったく知らないクラトスは

クラトス「そうだったのか、すまない」
珍しくクラトスが誤っている。そんなことにクラースは、

クラース「いえ、別にいいですよ。それより、そちらの紹介をしてもらいたいんですが」
まだ聞いていなかった向こうのメンバーを知りたかったクラースはクラトスに頼んだ。

クラトス「そういえばまだだったな。あそこの赤い服のやつがロイド・アーウィング、その隣にいるのが藤林しいなだ」
この世界のことに2人は話し合ってるみたいだ。
しいなのことをすずとよく似ているとクラースは思った。

クラトス「あのピンクの髪のやつがプレセア・コンパティール、青い服を着た子供がジーニアス・セイジという」
ジーニアスは困ってる顔をしてプレセアと話している。

クラトス「メル・フォートという人を口説いているのがゼロス・ワイルダー、手錠をしているのがリーガル・ブライアン」
メルはゼロスのことを完全に無視している。クラースは心の中で笑ってる。

クラトス「今転んだのはコレット・ブルーネル、さっきからおかしいのがリフィル・セイジ、ジーニアスの姉だ」
クラースはどんどん笑い顔になっている。
無理もないだろう。あれだけ面白ければたいていの人が笑うであろう。

クラース「そろそろこの場所から離れようか」
クラースの発言に、

チェスター「ああ。そうしよう」

リーガル「すまないがそうさせてもらうよ」

ジーニアス「ほら、姉さんいくよ」

リフィル「しょうがないわね」
みんなばらばらであったが何とかなった。これで、

ロイド「ああ、行こう!」

メル「アルヴァニスタへ!」


はたして、次なる説話を待て・・・


今回はあとがきを書く時間がないのでここで終わります。
期待してて待っててください。

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