ハチャメチャ!テイルズ学園♪【1】
こんにちわ!私はアユ!1人暮らししたい~!って父親に言ったら即OKもらったんだ~♪
で、今日からは「ハチャメチャ!テイルズ学園♪」ってところに通うの!
名前からして・・・なんともいえないけどね。
でも、この学園には知り合いが何人かいるからだいじょーぶ!
で、私は今校門の前にいるんだけど・・・・・・
アユ「・・・・校門しまってるし、というかでかいし」
ということで、学校に入れない!!!!!!
アユ「どーしよー・・・あっ!そうだ!」
そこで、私はいいことを思いついたんだ!
それはね~・・・・・・・
「校門上っていけばいいんだよね!」
そう!校門をよじ上ることにしたんだ!
高いっていっても、足場になりそうなところはあるし、うん、だいじょーぶだいじょーぶ!
アユ「さて・・・よっ・・・・と!」
私は校門をよじ上っていく。
はたから見ればあきらかに不審者・・・・でも、制服きてるから遅刻したんだぁ~って
受け止めてくれるかな?
アユ「ほっ・・・・よっと!」
そして、私は上まで上った。
アユ「よしっ!後は降りるだけ・・・・・」
ビーッ、ビーッ!
アユ「な、何!?」
まさか・・・校門上って入ろうとしたから・・・
アユ「・・・・私、今不審者状態!?」
?????「貴様、ここで何をしている」
ギックゥー!ば、バレたよ~!!あ、当たり前だけどさぁ・・・・
下を見下ろしてみると、黒なような紫なような髪をした少年がいた。
アユ「(や、やばい!!!)あ、あのっ!私この学校に転校してきたんですけど!」
?????「転校・・・?名前はなんという」
アユ「え、えと、アユです。アユ・ラヴィル」
?????「アユ・・・・あぁ、話は聞いている。しかし、なぜそこから入ろうとした。
おかけで生徒たちが大騒ぎしている」
アユ「うぐっ・・・・えーと、もうすでに校門がしまっていたからです・・・・」
?????「そうか。しかし、今度からはそこのテレフォンを使えばいい。
そうすれば職員室につながるからな」
そんなものあったの!?なんというハイテク・・・・・
アユ「わ、わかりました」
?????「僕の名前はジューダス(以下ジュ)。この学園の副生徒会長だ」
アユ「ジューダス・・・・・?」
ん?何か聞き覚えがある・・・・
アユ「・・・・・・・・・・・・」
ジュ「・・・・・なんだ、僕の顔になんかついてるのか」
アユ「あ、いや・・・・ただ、すごい美少年だなぁ、って思って・・・」
ジュ「なっ!!??」
な、何でそこまで驚くの?
ジュ「しまった!仮面で顔を隠していなかった!」
アユ「え・・・・」
ジュ「生徒会室に忘れたのか!?僕は、一旦戻る!」
アユ「ちょ、ちょっと!?」
ジューダスっていう子、一目散に行ってしまった・・・・・・
アユ「わ、私はどうすれば・・・・・・」
????「あんたがアユ~?」
アユ「ふひゃっ!?」
私はびっくりして後ろを向くと、教師らしい人がいた。
アユ「え、えと・・・そうです・・・・」
????「私の名前はハロルド・ベルセリウス(以下ハロ)この学園の教師であり、かの有名な
科学者よ!」
アユ「は、はぁ・・・・・(自称、なんじゃ・・・)」
ハロ「ん?今「自称なんじゃ」とか思わなかった?」
何で人の心が読める!!??
ハロ「まったく、失礼しちゃうわ。とりあえず、職員室きてちょーだい」
アユ「は、はい・・・・」
何か・・・この先生怖い感じが・・・・・
―――職員室
ハロ「あんた、2年生よね?私のクラス担当だから、案内してあげる」
アユ「あ、ありがとうございます・・・」
さっきから動揺しっぱなしの私・・・・・・
ハロ「ちょっと待って・・・あ、あったあった!今日はこの薬品を・・・・ぐふふふふ♪」
ハロルド先生が取り出したのは・・・・紫色の薬品・・・・・・
・・・・この人は一体何を考えているんだろう・・・・・
というかハロルド先生が担任だと・・・何されるかわからない・・・・
ハロ「2年生の教室はこっちよー」
アユ「はぁ・・・・」
この先生・・・・ちょっとやばい気がする・・・・薬品を使ってお仕置きとかしたり、
魔術をドカーンと1発くらわされたりしそう・・・・・
でも、今はこの人についていくしかない!
私は決心して、ハロルド先生についていった。
―――2年生の教室
ザワザワザワ・・・・・
ん?結構ざわついてるな~いつもこんなもんなのかな?
ハロ「いやいや、普段はこれよりすこーーーーーーーーーーーーーし静かよ~」
また心よまれたっ!?というかすこーーーーーーーーーーーーーしって
いつもとほとんど変わらない!?
「転校生の子どんな子だろうな~」
「そんなこと言ってる暇があったら勉強でもしたらどうだ」
「本当にどんな子だろうなーこうゆう奴じゃなければいいけどな」
「ちょっと!それどうゆう意味!?」
「はいはい、皆静かに!私の実験台になりたいのなら話しててよし!」
・・・・・・・・・・・・・・・・
教室中が一瞬で静かになった・・・・・・・
ハロ「なーんだ、誰も実験台になってくれないのー?」
それが人としての正しい選択だと思います・・・・・
ハロ「では、転校生を紹介!アユ、入ってください」
アユ「は、はいっ」
うー・・・緊張する・・・・・
私はドアを開け、教室の中に入った。
アユ「え、えと、アユ・ラヴィルです。趣味は読書です。よろしくお願いします!」
私は最後小さくに笑ってそう言った。
おかしくなかったかな・・・・・・?
クラスの反応は・・・・・・・・?
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
アユ「・・・・・・・・え」
反応なしですかぁ!?何か期待していてその期待に答えられませんでしたか・・・・・?
ハロ「あぁ、別にもう話していいわよ」
「カワイ~!」
「すげー美少女じゃん!」
「もっかい笑ってー!」
だ、第一印象はOKかな?
しかし、ハロルド先生が原因で話さなかったとは・・・・・・
ハロ「アユの席は・・・・リオンの隣ね」
アユ「!」
リオン!?このクラスにリオン(以下リオ)がいたの!!??
アユ「わかりました」
私はリオンの席の隣に向かった。
ここで、説明しておくね。リオンは私の幼馴染なんだ~で、その姉ルーティも同じ。
たぶん、ルーティは3年生だと思うけど・・・・
後、リオンには双子の弟がいたはずだけど・・・・・会ったことないんだよね~
私はカタン、と椅子の音をたてて座る。
アユ「リオン、これからよろしくね」
リオ「なぜお前がここにいる」
アユ「ん~まぁ、色々事情があってね・・・・・・ん?」
私はリオンの顔をじっと見る。
どっかで見たような気が・・・・・
リオ「・・・・なんだ?僕の顔に何か付いているのか」
アユ「ううん・・・・別に・・・・・」
???「おい、2人ともハロルド先生が目を光らしているぞ」
????「ハロルドセンセ、このままだと2人を実験台にしちゃうよ~」
前の席にいる1人は髪が青い、もう一人はライトパープルの髪をした子が話しかけてきた。
リオ「キール、メルディ、お前たちも危ないぞ」
キール(以下キー)と呼ばれた少年はあたふたと前を向く。
メルディ(以下メル)と呼ばれた少女はキールという少年の行動を見てくすりと笑い、
前を向いた。
ハロ「じゃあ、今日はこれでおしまい。では、いい夏休みを送ってちょうだい」
え、今日は終業式だったんだ・・・・・・・
ハロ「それでは、さよーならー」
ハロルド先生出ていちゃった・・・・つーかこんなんでいいのかな?
ま、いいか。(よくないよ。アユさんよ)
アユ「何か・・・・普通の学園とはなんか違うなぁ~」
メル「アユッ!メルディだよ!仲良くしてくれるか?」
アユ「もちろん。よろしくね。メルディ」
メル「ワイール!アユ、笑うとカワイーな!」
アユ「へっ?」
メル「な?キールもそう思うだろ?」
キー「ぼっ、僕は別に・・・・・」
あれ?何で顔隠すんだろ?チラッと見えたけど、なんだか顔赤いみたい・・・・
???「ねぇ!私ファラ!(以下ファ)お友達になってくれる?」
アユ「うん。私でよかったら・・・・・」
ファ「そんな!何言ってるの!?それはこっちのセリフだよ!ねぇ、リッド?(以下リッ)」
リッ「あー・・・腹減ったなぁ・・・・」
ファ「もう!メルディもそう思うよね?」
メル「はいな!メルディ、アユに友達なってくれてうれしい!」
ファ「何か話がかみ合ってないけど・・・だよね~」
なんだかクラスの皆が(おもに男子)私のほうをチラチラ見てる?何でだろう?
????「うひゃー転校してきていきなりの人気だね」
???「本当に、そうですね」
ファ「アーチェ、(以下アー)ミント。(以下ミン)やっぱりそう思う?」
2人「うん(はい)」
ファ「だよね~」
????「ほんっとうにどっかの誰かさんと違ってカワイイ子だよなー」
アー「ちょっと、どっかの誰かさんってだれよ!チェスター!(以下チェ)」
チェ「さぁな~」
アー「ふん!どうせあたしのことでしょ!!」
チェ「俺はひとっこともお前なんて言ってねーぞ。自分で認めちゃってるし・・・ぷ」
ケンカになりそう・・・っていうかもうなってる?
アー「ムッカー!!!もう怒ったんだからね!「天空満ちるところに我はあり・・」」
アユ「え、まさか・・・インディグネイション?」
キー「おい!チェスターどうしてくれるんだ!!」
チェ「ま、まさかここまでやるとは・・・・」
リオ「このままだと、この学校は半壊するな」
リッ「まためんどーなことになってんなぁ・・・・」
ファ「リッド!人事じゃないんだよ!」
メル「ど、どうするかー?」
ミン「私の法術は間に合いません!」
うーん・・・あるっちゃあるけど・・・・よし、やってみるしかない!
アユ「天空満ちるところに我はあり・・・・」
ファ「アユ!?」
アー「いでよ!神の雷!」
アユ「いでよ!神の雷!」
リオ「・・・なるほどな、アユはあれをしようとしているのか。さすがだな」
キー「あれ・・・?まさか・・・・!?」
リオ「キール、たぶんお前のであっている」
キー「本当にあれをしようとしているのか!?」
メル「あれ?」
キー「同じ呪文を唱え、同じタイミングではなち、ぶつかり合う、すると・・・・」
アー&アユ「インディグニション!」
全員「うわっ!(きゃぁ!)」
キー「お互いがお互いのエネルギーを吸収するんだ!」
シュウゥゥゥゥゥゥゥ・・・・・・
アー「あ、あれ?」
ファ「爆発・・・しない・・・?」
アユ「あー・・・よかった~成功したみたい・・・・」
メル「と、とにかくよかったよー」
???「チェスター!いくらなんでも言うにも限度があるぞ!」
チェ「クレス・・・(以下クレ)」
アー「そ、そうよ!クレスの言うとおり・・・」
クレ「アーチェ!君も君だ。いくらなんでもインディグニションはやりすぎだ!」
アー「・・・・・・・」
ミン「クレスさん、お二人ももう反省しているようですし、許してあげてください」
クレ「ミント・・・・」
ミン「クレスさん・・・・・お願いします」
クレ「・・・・わかったよ。ただし、もう教室内でインディグニションみたいな上級魔法を
使わないこと。あまり言い過ぎないこと、わかったか?2人とも」
チェ「・・・・ああ」
アー「うん・・・・・」
クレスとかいう子が怒って、チェスターとアーチェがしぼんでる・・・
メル「一件落着♪2人とも仲直りの証に握手するな~」
チェアー「誰がこんな奴とするかっ!」
アー「ちょっとぉ!誰がこんな奴ですって!?」
チェ「そこにいるちんちくりんなポニーテール女のことだよ、ばーか」
アー「なんですってぇ!」
チェ「なんだよ!」
リオ「結局ケンカはするんだな・・・・」
キー「まったく・・・・」
ケンカするほど仲がいい・・・つまり・・・
アユ「2人とも仲がいいんだね」
チェアー「誰と誰が!!」
アユ「チェスターとアーチェが」
チェアー「んなっ!?////」
2人とも顔真っ赤・・・・何で?
アユ「ん?私なんか悪いこと言った?」
メル「アユいいこと言ったよ?」
リオ「アユの鈍感力はさすがだな」
ファ「あはははは・・・あ!そうだ!私たちで学校案内してあげない?」
アユ「え?」
ファ「どうせもう学校おわりだし。ね?」
メル「それはいいな~!メルディ賛成!」
アー「あたしも!」
ミン「しかし、アユさんはその時間があるのですか?」
アユ「うん。大丈夫だよ。でも、いいの?」
ファ「もちろんだよ!ね?メルディ」
メル「はいな!」
アユ「じゃあ、お願いするね」
アー「オッケー!じゃあまず1階から案内するよ!」
なんだか皆いい人みたい・・・・・・
これならきっとだいじょーぶよね!
きっとだいじょーぶ!・・・・・・だと思けど・・・・これからどうなるのかな?
私の学園生活。
~あとがき~
ドリ「始まりました!「ハチャメチャ!テイルズ学園♪」
アユ「ドリというのは作者ですよ~」
ドリ「しかし、アユさん!人気者ですね~」
アユ「そうかな?」
ドリ「ええ!」
アユ「ふ~ん・・・でもなんで皆(男子)私のこと見てたんだろ?」
ドリ「・・・・・鈍いな・・・・(それは人気者だからだ!)」
アユ「ねえ、ドリームなんで?」
ドリ「(無視)さてさて、この中でアユと誰かをくっつける予定です!皆さんはもう誰だか
わかるのでわ?」
アユ「ちょっとドリーム」
ドリ「あとがき終了!」
アユ「えっ、ちょっとまだおわってな(強制終了)」