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テイルズ オブ キーファイブ【2】


テイルズ オブ キーファイブ  【第1話メルの手紙】


ここは・・・とある村・・・・「サニアの村」である・・・・。

この村には二人の少女と少年が住んでいました・・・。


名を・・「メル・ミラルド」14歳・・「キル・フォンドゥウ」15歳という・・・・・。

二人は兄妹ではなかったが・・毎日兄妹のように・・仲が良く・・・ほとんどの時間は・・
     二人でいました・・・。

メルは・・陽気で・・ちょっぴり静かさがあるかわいい女の子です。

髪はうすい水色でロング・・服装はズボンの上にスカートをはいていて・・上はちょっぴりおしゃれな長袖です・・。

キルは・・元気で・・おっちょこちょいで・・明るい男の子です。

髪は茶色でショート・・服装は青いコートの下にズボンをはいていて・・緑のバンダナをしています・・・。




メル「キル-------!!ねぇ---まだ---!?」
キル「ちょっとまてよ!!」
メル「遅い!!今日何の日か知ってるでしょ!?」
キル「はいはい・・。村長の勉強会だろ・・。[はっきりいっていやだなぁ・・・。]」
メル「早く!早く!遅刻しちゃうよ!!」
キル「だいたいなんでそんなに楽しそうなんだよ・・。」
メル「この村で行事なんて珍しいなんて思わないかしら?」
キル「・・・・・・・・。〈思わねぇ・・思わねぇ・・・。〉」
メル「楽しみで!楽しみでね!  ほら早く--!!」
キル「はいはい・・・。〈こんなことしてるより家でゆっくりしてたほうがいいぜ・・。〉」
メル「あっ!もうこんな時間!! キルのせいよ-!!」
キル「お前一人で言った方がよかったんじゃな-か・・・。」
メル「何か言った!?」
キル「いや・・いってねぇよ・・・。」

今日はなぜか〈?〉村長が勉強会を開くと言った・・・。
そう・・・なぜか・・・・・。

シーナ「遅いわよ!キル!メル!」
メル「・・・いや・・その・・・。」
キル「でっ・・でた・・・。」
シーナ「でた・・・!?」
キル「いや・・何もない・・・。〈びびった・・・。〉」
村長「シーナ・・。そう怒るな。一応間に合ったのならよいにじゃ・・。」
シーナ「村長・・・・。」

彼女はシーナ。歳は22歳。 いわばキル達のお姉さん的存在だ。
シーナは両親がいなかったキルとメル育ててくれたむしろお母さん的存在だ。

メル「で・・村長。今日はどんな勉強会を?」
村長「いやな・・今日は勉強会じゃなく皆に忠告をしたかったのじゃ・・。」
キル「忠告!?」

集まった村人達は村長の話に耳をかたむけた。

村長「皆も知っておろう・・世界の危機を・・・。」
キル「世界の危機!?」
メル「・・・・。」
村長「今この「ラムレイン」が崩れてゆく現象が起きとるのじゃ・・。」
キル「世界が・・崩れている?・・どういうことだ!?」
村長「今、世界の周りから崩れてゆく現象が起こっているのじゃよ・・。」
キル「え・・じゃ・・・・まさか・・・。」
村長「そう・・終いにはこの世界は無くなるってことじゃ・・・。」
キル・村人「!!!」
シーナ「私から説明するわ。
       おそらくこれは神の仕業に間違いないわ。」
キル・メル「!!!」
シーナ「世界を統一しているのは神よ。だから・・おそらく・・神に何か・・・。」
キル「なあ。思ったんだけどここにはあまり被害がないけど・・・。」
メル「ばか。気づかないの?ここは何村?」
キル「サニア村だろ?。いったいどんな関係があるんだよ!?」
メル「じゃ、続けるけど。地図で言えばここは世界の何当たり?」
キル「えっと・・世界の・・真ん・・・あっ、そっか!!」
シーナ「つまり世界の崩壊は、周りから崩れている、ここは世界の真ん中あたりだから被害は今のところ少ないのよ。」
キル「へ~。なるほど」
メル「問題はこれからよ・・・。」
キル「?」

村長、シーナ、メルは難しい顔で悩み込む。

村長「世界の崩壊は、進んでおる・・。終いにはここも・・すぐ・・・。」
キル「そっか・・いくらここも・・最後には・・・。」
村長「・・・メルは・・もうその苦しさを・・知っておるじゃろう・・。」
メル「・・・はい。」
キル「なんだよ。なんのことだ!?」
 
メルはうつむいた顔して言った・・。

メル「昨日・・こんな手紙が来たんだ。」
キル「手紙!?」
メル「キルも知っているでしょう?昔死んでしまった私の両親の知り合いの・・・。」
キル「ああ!!あの・・えっと・・・なんだっけ?」
メル「ドロモンおじさんよ。ほら読んでみて・・・。」
キル「・・・ああ。」

キルは、ドロモンおじさんの手紙を読み始めた・・。

―せんりゃく・・メルへ・・ー

悲しい知らせだ・・・。私の町が・・崩壊した・・・。

キル「!!!!!」


キルは、メルを見た後、また読み始めた・・。
ドロモンおじさんはその町の町長だった・・・。

ー町人の約8割は助かった・・。 だが・・他の2割は・・崩壊時・・一緒に落ちてしまった。
  生き残った人の家族・・そして友人などがそうだった・・。
   メルよ・・。私の村は・・もう・・ない・・・。
    豊かな町はもう・・ないのだ・・・。
    
   メル・・今から・・生き残った我々はそっちに向かうとする・・。
   その時は・・よろしく頼みます・・。
          
                     ドロモン・ベートよりー

読み終えたキルにはもう・・言葉が無く・・
               メルも寂しい気持ちでいっぱいだった・・・。
    
       【第二話に続く】


【作者から】
でました--!第1話!これからがんばりますのでよろしくいねがいします!
また、メル・キル・シーナのイラスト送ってください。
また、町の名や新キャラを募集します。→できれば細かくお願いします。

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