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テイルズ オブ キーファイブ【5】


           誰か・・・・・・・・・
                       誰か・・・・・・・・・

            私を・・・・・・助けて・・・・・・。

           この闇から・・・・

                    誰か・・・・・・・。

            ああ!?
                     人が・・・来る・・・・。

              来てはならない!!!!
 
            ダメだ!来ては、ダメだ!

                  来るな!

             我が陰の前に・・・・・・
                         来るな・・・・・・。

             殺されて・・・・・・
             
                           しまうぞ・・・・・。


    
    テイルズ オブ キーファイブ
                          第四話【ドリーム・マザー!?】  


       パァァァァァァァァァァァァァァ

                       トットットッ


キル「ここが、夢の町か。」
メル「なんか、ふつうの町と変わらないね。」

   キル達が見たのは、どこかにありそうな一辺ふつうな町の景色。

   「ここ本当に夢の町!?」って思った二人だがシーナは、違うようだ。

シーナ「そうね。ここは、対して変わらないものね。
    でも、ここは一応「夢の町」だからね・・・・。」

       おいおい。その一応ってなんだ。

キル「とにかくその大神殿いこうぜ。」
シーナ「そうね。まず、夢の神が言ってたように大神殿にいきましょう。
    そしてキーのこと世界のことを聞くのがいいわ。」
メル「・・・・・・・・・。」
キル「どうした?お前さっきから変だぞ。」
メル「気にしないで!  そんな大きなことじゃないの。私個人のことだから。」
キル「・・・・・ふ~ん。でも、相談はのるからな。」
メル「・・・・・・ありがとう・・・。」

メルは、そおっとニコッと笑った。キルもその笑顔を見て安心したようだ。

シーナ「ほらほら。さっさといくよ!」
キル「へいへい。」メル「は--い!!」

               タッタッタッタッタッ     

   キル達は、向こうの方に見える大きな建物の方へ向かっていった。







??「はははは。おかしいね。こいつら。ほんとおかしいよ。」
???「あら、そうかしら。可愛いと思うけど。
    まんまと私の罠にひっかてるんだもの。」
??「そこが笑えるんだよ。   ふっ・・・ふはははははは!」
???「あら。もう来たそうよ。」
???「やめなさい!どうなるか知りませんよ!」
??「うるさい奴だなあ・・。」
???「黙ってな!!!」
???「きゃあああああ!!」
              バタッ
???「ここに封印しておけばお前など虫けらだ。」
???「ははははははははは!
   
     さあ、いらっしゃい坊や達!
             今、遊んであげるからさ!」




キル「で・・・・・でっけ----!!!!!」
メル「大声だしすぎよ。」
キル「いいじゃ、ねえか。別に。」
メル「あのねぇ!」
シーナ「こらこらやめなさい。さっさと歩きな。それとも・・・キル・・・
    あんた・・もう一度死にたい?」
キル「・・・・・いや・・・。。」
メル「・・・・・・ご・・ごめんなさい・・。」

     この時、二人が密かに思ったことなんていわなくても分かるだろう・・・。【第三話参照】


キル「すいませ---ん!だれかいませんか----?」

                  し------ん

メル「私達、夢の神様に会いに来たんですけど-----!」
       
                  し------ん
シーナ「どうしましょうか・・。」
キル「留守っぽいぜ。いったん帰らねえ?」
メル「・・・・そうしよ

             よくぞ・・・ここまで・・。
                          いらっしゃい・・・。

           !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

キル「夢の神!?」
シーナ「そうらしいね。」
          
          ・・・あなた達・・・・私に話したいことがあるようですね・・・。
キル「は・・・はい!!」

           では・・そこからまっすぐ来なさい・・・。

メル「まっ・・・・。」

キル「いこうぜ。」
シーナ「そうね。  ん?そうかした?メル。」
キル「そうだぜ。言ったろ。相談は、乗るぜって。」
メル「ありがとうね。でも・・ホントに大丈夫だから・・・。
      
    早く行こう!夢の神がお待ちかねだよ。」
キル「・・・・・・・そうだな。」
      

            タッタッタッタッタッタッタッ

キル「ここか。」
メル「・・・行こう!」
キル「ああ。」

            ギギギギギギギギギギギギギギ

夢の神「・・・いらっしゃい・・・。」
キル「これが・・・夢の神。」
シーナ「ばか!失礼でしょ!
    夢の神・ドリーム・マザーよ。わざわざこんな私達をここにいれて頂誠に感謝しております。」
夢のかみ「よいのじゃ・・・・。
             お前達は・・・・・
                     私に殺されるのだからな!!!!」
メル「やっぱり・・・・。あなたは偽物ね。」
夢の神?「何!?」
キル「メル?まさか、お前が思ってたことって・・。」
メル「夢の町に入ろうとしていた時から気づいていたわ。
   妙な殺気をだしていて、それに・・・町の人には、活気がなかったわ。
    それに、夢の神の声とはあなたは、全然ちがうわ!!」
夢の神?「お前・・・夢の神の声を知っているのか!」
メル「今は、言えない・・。けど!私には、分かるの!
   あなたが夢の神の偽物ってことは!!!」
夢の神?「クックックッ・・。よかろう教えてやろう・・。
     私は、邪神ミラヌダ様に使える悪魔・デル。」
メル「!!!!
        何ですって!?」
デル「ミラヌダ様がお前達を殺せと、命令が入っているのだよ。」
メル「そんなの!あり得ないわ!」
デル「なぜ、お前がそう言いきる。お前とミラヌダ様には何かあるのか!?」
メル「それは、言えない。けどいったでしょ!『私には、分かる』って!
   
    さあ、キル。シーナ姉さん。こいつを倒すわよ!!!!」

キル「ああ!!」   シーナ「ええ!」

デル「そうか・・その気か・・。ふふふふ・・
      では、            やってみろ!」

メル「スプレッド!!!!」
キル「はあああ!!    連空斬!!!」
シーナ「エアスラスト!!!!!」
デル「くっ・・・。やるな・・。だが私の今の体は、夢の神そのもの・・・。
   私にかなうはずないぞ!!!」
メル「そんなの!ためすしかないでしょ!!
   ウィンドカッター!!&イラプション!!!!」
キル「虎牙破斬!!」
シーナ「〈来た、来た。〉
     行くわよ!シルフ!!!!!!!」
メル「私も!!
       いでよ!ウンディーネ!!!!!」
キル「とどめだ!
      奥義!飛燕双破斬!!!!!!!!」
デル「くそ・・・。最後のかけだ・・。
     いでよ!デーーーーモンよ!!!」

              ドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!
メル「きゃあああああああああああああ!!!!」
キル「うわあああああああああああああ!!!!」
シーナ「くっ・・・・。」
         
                       バタッ
キル「〈くそ・・・ここまでなのか・・・。〉」

            誰か・・・・
                     誰か・・・・・。

キル「〈誰だ!?〉」
               
           あなた・・・私の声が・・・聞こえますか!?

キル「〈あんたは・・誰だ・・?!」

            私は・・・ドリーム・マザー・・・
            今は・・・魂ですが・・・。
キル「〈何!?あんた・・・本物か!?」
       
            今は、悪魔に体を奪われた身・・・。
           お願いです・・・。あなたの体を貸してください・・・。
キル「〈!!!な・・なんだよそれ・・・。
        まさか、そうしたらあいつを倒せるのか!?〉」
        
           ええ。私は、神。人間の体を使っても神のまま。
           そうすれば悪魔には勝てます・・・。
           だから・・あなたの体を貸してください。
キル「〈・・・・分かった。俺の体を貸すよ。
     そのかわり・・必ず倒してくれ。〉」
           
            ええ。必ずとも。では・・・。行きますよ・・。
キル「・・・ああ。」

             パァァァァァァァァァァァァァァァ


デル「クックックッ。もうおしまいか?」
メル「く・・・力がでない・・・・。」
シーナ「どうすれば・・・。」

                   タッスゥ・・。

メル「キル?」
キル「私は、キルではない。神だ。」
シーナ「まさか・・本当の夢の神だといいのですか!?」
夢の神「そのことは、あとでこの者にきくがよい・・・・。

      さあ・・!来なさい!デル!」
デル「けっ・・封印した神など恐くない・・・。」
夢の神「それは・・どうかな・・・。」
デル「なっ・・何!?」
夢の神「      我が大いなる夢の古の魂よ。
    
          神なる我が声に答えよ。
   
          今、邪悪魔をほおむれ!!

      いでよ!夢の勇者達よ!!!!!!!!」

        バリバリバリバリバリバリバリ!!!!、

デル「そんな・・・そんなばかな・・・・・・。」
デルの魂は、消えていった。

メル「ほ・・・本物だ・・・。」
夢の神「さて・・・戻るとしよう。」
                  スゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ

キル「痛てててて。」
メル「待ってて・・・・・。
               ナース!!!!!」
キル「・・・・・・サンキュ。」
メル「どういたしまして。それよりさっきは、
    どうなってたのよ?」
シーナ「私も気になるな。」
キル「実は、俺。神に体貸してたんだ。」
!!!!!!!!!!!!!!
メル「・・・す・・すっごいじゃない!神に体貸すなんて!!」
キル「そうか・・。あ・・夢の神は!?」

こっちじゃ。

メル「あ!?」

そこには、光輝き綺麗な女の人がいた。そしてニコッと笑った。

夢の神「キル・・。さっきは・・すまぬな。」
キル「!!!何で俺の名前知って・・。」
夢の神「神というのは人の名前ぐらいすべて知っとる。」
シーナ「あの私達は・・。」
夢の神「知っておる。キーがほしいのだろう。」
メル「は・・はい。」
夢の神「キーは・・お前達に渡そう。」
キル「本当か!?」
夢の神「わらわを助けた礼にすぎぬ。」
シーナ「ありがとうございます。」
夢の神「もう一つの望みも知っておる。世界のことだな。」
メル「はい。」
シーナ「世界の崩壊は、神によって起こっているのですか!?」
夢の神「すべては、さっき現れた悪魔の主人が原因だ。」
メル「ミ・・・ミラヌダ・・。」
夢の神「お前達も知っておろう。遙か昔の戦乱のことを・・。」
シーナ「承知しております。」
夢の神は「実は、ミラヌダは・・実は、封印をといてこの世界にでたのだよ。」
キル「な・・なんだって!?」
メル「・・・・。」
夢の神「私が知っているのは、これだけだ。
    では、わらわもいこう・・。」
!!!!!!!!!!!!!    
メル「ええ!?」 
夢の神「わらわが言ってるのは、お前達に協力しようといってるのだ。」
シーナ「あ・・ありがとうございます!」
夢の神「うむ。では、一人手を出せ。」

               メルが手を出した。 

     パァァァァァァァァァァァァァ

メル「こ・・・これが・・キー!?」
手のひらには、光り輝く鍵ののようなものがあった。」

キル「さてとかえろうぜ。」
シーナ「そうね。今日は、宿に泊まって明日帰りましょうか。」
メル「・・・うん。」

      三人の前には、小さな笑顔があった・・・・・。


         

           ★★あとがき★★

           長かった-----!!
           本当にながかったですよ!肩痛いです。
            
           では、次回は・・お楽しみ!

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