??????

タッタッタッ・・・・・タッタッタッ・・・・

ギギギギギギギギギギ・・・・・・・・・


デル「ミ・・・・・ミラヌダ様・・・・・・。
　　　　　　　　　　　　　　　　た・・・助けて・・・ください・・・・・。」
ミラ「ん？デルか。
　　　　そうか・・・。お前・・・やられたのか・・・。」
デル「も・・・・申し訳ございません・・・・・。」
ミラ「役立たずだな・・・・。お前。」
デル「た・・・助けてくださ・・・い・・・。」
ミラ「助ける？フッ、私がお前みたいな役立たずを助けると思ってるのか？」
デル「そ・・・・そんな・・・。
　　　　　　　　　　　　　　ミラヌダ様・・・もう一度・・・チャンスを・・・・。」
ミラ「お前は・・・もういらない・・・。
　　　　　　　地獄で眠れ・・・・・・・。」
デル「お・・・・おやめください！
　　　　　　　　　　　　　　　　うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！」
ミラ「・・・消えたか。
　　　　さて次はどうしようかな・・・・・。
　　　　　　あいつもよく働いてくれるし・・・・。そうだ・・・。
　　　あいつを送ろう・・・・・。
　　　　　ふははははは・・・・・・。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　」


テイルズ　オブ　キーファイブ　　　【第五話突然の出来事】



ギギギギギギギギギギギ・・・・・・・・バンッ。

キル「はー・・・・。」
メル「どうかした？」
キル「いや・・・なんかさっきからなんかすっごく疲れるんだよな～。」
メル「当たりまえだよ。
　　　キルは一生懸命戦って、神に体を貸したりいろいろ頑張ってくれたからね。」
シーナ「だから言ったでしょ。今日は休むべきだって。」
キル「分かってるって。
　　　しかし、『夢の町』って案外ふつうの町とは変わらないんだな。」
メル「いいじゃない。別に。」
キル「なんか面白くねぇ。」
シーナ「夢の町は主に人の夢を癒している所。それ以外何も変わらないわ。」
キル「はいはい。」
メル「うん、それでいいのよ。あ！宿屋あったよ！」
キル「早く行こうぜ・・・・。」
メル「はいはい。」

キル達は、宿屋に入っていった。
夜・・・・・・・




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　うわぁっ！！！
バンッ！！！
メル「どうしたの！？」
シーナ「何かおこったの！？」
キル「いや・・・。なんか変な奴がいきなり殴りかかろうとしてきただけだ。」
メル「だいじょうぶ！？」
キル「ああ。すぐに近くにあった棒をふったから大丈夫だ。」
シーナ「逃げたのね。」
キル「ああ。なんとかなったけど、また襲ってくるかもしんねぇ。
　　　二人も気をつけたほうがいい。」
メル「分かった。」　　　　　　シーナ「ええ。分かったわ。」
キル「じゃあ、お休み。」
シーナ「お休み。」
バタンッ、シーナが部屋に戻った。
キル「どうした？メル。」
メル「・・・・・・・ごめんね。」
キル「え？」
メル「あ、ううん。何でもない。　おやすみ。」
キル「ああ。おやすみ。」
バタンッ、メルも戻っていった。

キル〈しかし・・・なんだったんだ・・・。あいつ・・・・・。〉」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

　　　　　　　　　　チチチチチチチチチチチチ・・・・・

キル「んーー！！いい朝だ。
　　　ん？メル？」

ベランダにメルが空を眺めていた。
メル「五つの神様・・・。私はどうしたらいいのですか・・・・。」
キル「〈なんだ、あいつ。変なこと言ってやがる〉」
メル「夢の神・・・ドリーム・マザーよ・・・。私は、どうすればいいのですか？・・・・。」
神に問いかけていたようだ。
キル「〈変な奴〉」
キル「おい。メル。」
メル「え？」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　その時だった。
メルの体が急に光始めた。

メル「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！まだよ！まだ！」
キル「メル！！！！」
メル「やだ、キル！！キルゥーーーー！！！！！」

光とともに宙に浮いた。
シーナ「何事！？」
キル「くそ！どうなってんだ！！」
ベランダに行こうとしたが扉が開かない！！

メル「いやだ・・・。やめて・・！！
　　　　私は、もう少し！やることが・・・・・・・・

キル「メルーーーーーーーーー！！！！！！！」
光は、飛んで行こうとした。
シーナ「くそ・・・。そうだわ。
　　　　・・・・・・・・・・・・・・・いでよ！シルフ！！！！」
シルフ「我にようか？」
シーナ「お願い！あなたの風の力であれをこっちにやって！！！」
シルフ「・・・承知。やれるだけやろう・・・。」
シルフは、巨大な風を起こした。
しかし、光は向こうに行こうとする。
シルフ「くっ・・・・。何だ・・・この力は！！」
キル「くそ・・・。俺は、何もできないのか！？」
シーナ「がんばって！シルフ！！！あなただけが頼りなの！！！」　
シルフ「くっ・・・・。これは・・・・・まさか！？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　うわああああああ！！！！」
シルフは、倒れた。そしてメルを乗せた光は消えた。

キル「メルゥーーーーーー！！！！！！！」
シーナ「ありがとう・・・。シルフ・・・。」
シルフ「すまぬ・・・・。」
シーナ「いいえ・・・。無茶を言った私が悪いのです・・・。」
シルフ「一つだけいっておこう・・・。」
シーナ「何？」
シルフ「かすかだが・・・あの光・・・。ただの光ではない・・・。」
シーナ「どういうこと？」
シルフ「少し・・・邪悪な力があった・・・。あれは・・・
　　　　きっと・・・・・。」
その時、シルフが消えかけた。
シルフ「仕方ない・・・。私はこれから少し眠る・・・。
　　　　シーナよ・・・。西にある洞窟に行け・・・。
　　　　そこに・・・・メルがいるはずだ・・・・。」
シーナ「わかったわ。ありがとう・・・。」
シルフは、消えていった。
シーナ「西の洞窟ね。たしか・・・・あそこは・・・。」
キル「ん？なんだこれ？」
ペンダントがあった。水色の宝石がついて輝かしい光をはなっていた。
シーナ「きっと・・・。メルが持っていたものよ・・・。
　　　　持っていてあげなさい・・・・。」
キル「ああ。もちろん。」
キルをメルのペンダントを首にかけた。
シーナ「キル。闇の館に行きましょう。」
キル「闇の館！？知らねぇぞ。」
シーナ「闇の館・・。そこにメルがいるわ。」
キル「え！？じゃあ、「西の洞窟」のことか！？」
シーナ「そう。闇の館。別名「闇の洞窟。」ここから西にある洞窟なの。
　　　　そこは、遙か昔の邪神ミラヌダが封印されていた所。」
キル「！？」
シーナ「知らなくても無理はなくてね・・・。
　　　　そこは、昔から教えるなと言われた所だもの・・。」
キル「そんなとこ大丈夫なのか！？」
シーナ「分からないわ。でも、今やることは「メルを見つける」ってことでしょ。
　　　　可能性を・・・・シルフの言葉を信じましょう・・・。」
キル「わかった。あ・・・でも案外いいかもな。」
シーナ「へ？」
キル「だって、邪神ミラヌダが解放されたから今世界は崩壊してるんだろ。
　　　だったらその封印の場所に何か世界の崩壊の手がかりがつかめるかもしれねえからな。」
シーナ「・・・そうね。まさに一石二鳥ってとこね。」
キル「ああ。じゃあ、今日もちょっと、とまっていいか。」
シーナ「なぜ？」
キル「ちょっとこのペンダントを調べようかなって。
　　　それに考え事もあるからな。」
シーナ「・・・・分かったわ。私は明日の為に準備をしておくわね。」
キル「ああ。じゃあ、」
シーナ「じゃあね。」
キルは、部屋へ。シーナは、市場へ行った。


キル「さてと・・・・。いっちょ調べるか。」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　シュウッ！！！！
キル「！！！誰だ！？」
なにやらか侵入してきた。
キル「くそっ、どこにいる。でてこい！！！」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　はははははは！！！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お前が「キル」か？
キル「そうだ！お前は誰だ！？」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　僕かい？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　僕は、ビゥズ。
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　仲間が世話になったね・・・。
キル「仲間！？誰のことだ！？」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ほら、あいつだよ。
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あいつだよ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　役立たずのデルさ！！

キル「デル！？お前まさかミラヌダに使えている悪魔か！？」
　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　悪魔？フッ
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　笑わせないでよ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　僕は、ミラヌダ様に仕えている

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　死神さ。
キル「で、何の用だ。」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　忠告をしたかったのさ。
キル「忠告！？」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あの女・・・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　メルに近づくな。
キル「何！？お前らメルに何か関係があるのか！？」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　関係ねえ・・・・。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そうさ。メルは・・・いや

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　メル様は、僕らの神さ！！

キル「メルがお前らの神だと！？ふざけんな！！」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ふざけてなんかないさ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　メル様は、僕らの救世主さ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　だから、メル様に近づくな！！

キル「ふざけるな！！メルは、仲間だ！！」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そうか・・・、そうだね。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そうさ、僕らにも仲間な存在だよ。
キル「絶対、助けてやる！闇の館に行ってやる！！」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そうか・・。何度言っても無駄なのか・・。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　仕方ないね・・・。おいで。闇に館に！！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　僕がお前らを殺してやる！！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ミラヌダ様は、お前をまっている・・・。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　度胸が着いたらおいで！！
キル「ああ。行ってやる！！！」

　　　　　　　　　ビゥスは、いったい何者なのか、ミラヌダとはどんな奴なのか、

　　　　　　　　　　　　　　　　　そしてメルとの関係は？

　　　　　　　　　　　　　　　　　物語は始まったばかり。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【続く】



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あとがき～！！

　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今回も疲れました～。ホントに。
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　では、次回！「短！」