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テイルズ オブ キーファイブ【7】


メル「キル・・・・・シーナ・・・・・・。」
??「泣くな!うるさいぞ!!」
メル「ミラヌダ!!!」
ミラ「いやな驚き方だな。お前にしては。」
メル「当たり前よ!何で今に私をつれてくるのよ!!!」
ミラ「決まっておろう・・・・。」
メル「!!!まさか!
   やめて!そんなこと・・・だめ!!」
ミラ「うるさいぞ!私は、やることはやる。
   これも人とあいつらへの復讐なんだ!!!」
メル「やめてってば!
   あなたがしようと思ってることは、すべてを傷つけるのよ!!」
ミラ「なぜだ!!なぜお前には、分からないんだ!!
   憎くないのか!?悔しくないのか!?」
メル「たしかに・・・憎んでるし・・悔しい・・・。苦しいわよ・・・。
   でも、私はこの世界が好きなの!!!!」
ミラ「もういい!お前を呼びだしたのがいけなかった!!
   消えてもらう!!!」
メル「!!!
   そうかしら・・・。」
ミラ「何!?」
メル「天空における破壊の神よ。
               我の邪悪なる力を雷と化せ
                             その雷を裁きの力に!!!

                  イデゥレインド・フォール!!!!!!」

             バリバリバリババリバリバリ!!!!!!

ミラ「効かぬ!くらえ!インディグネイション!!!!!」
メル「きゃああああああ!!!!!」

                   バタッ

ミラ「しつこい女だ。    フッ
   まあいい。こんな奴でも使えそうだからな・・・。」
                         フハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!

 













テイルズ オブ キーファイブ   第六話【真実革命】



キル「くそ・・・。むかつくな・・・。」
シーナ「いったいどうしたの?さっきからずっとそればっかりよ。」
キル「別なんでもねーよ。」
シーナ「うそをつくな。」
キル「ついてねえよ!!!!!!」

シーナは、驚いた顔をして笑った。

シーナ「フフフ。やっぱり、うそついてるじゃない。」
キル「なんでそうなんだよ。」
シーナ「だって、キルは昔からそうだもの。
    いつも隠し事しているときには、容赦なく怒鳴るものね。」
キル「はぁ・・・、はっきり言わないでくれよ・・・。」
シーナ「いいじゃない。その方が私好きだわ。」
キル「・・。////」

キルは、顔を赤くした。それを見てシーナは、クスッと笑った。

キル「わっ、笑うなよ!!!」
シーナ「フフフッ。」
キル「笑うなって!!!」

そんな、話をしている内『闇の館』到着した。
ここは、かつての最恐の邪神・ミラヌダが封じられいた所。


シーナ「準備は、いいわね。」
キル「ああ。最初から覚悟してる。」

確認したところで入っていた。
                    恐ろしい『魔』の洞窟に・・・・。



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メル「いたっ・・・。
   くっ・・・さっきの傷ね・・。ひどくなってる・・。」
メルは、捕らえられていた。暗闇の中で。

メル「装備は取られたし・、術を使うこともできないのね・・・・。
   どこか抜け道はないのかしら・・・。」
メルは、きょろきょろ辺りをみた。
                      だが、暗い中何も見えない。

ミラ「無駄だ、お前は逃げられぬ。」
メル「ミラヌダ!!!〈くそっ・・・。〉」
ミラ「言い知らせだ。お前の人間の仲間が来たぞ。」
メル「!!そんな。」
ミラ「お前を助けに来た・・・・だと。
   本当・・・・人は哀れな生き物だな・・・。」
メル「やめて!そんな風に言わないで!!!
   お願い!私は、何でもする!だからキル達を逃がして!!」
ミラ「何でも・・・だと。
   何を言ってる。私がそんな条件を認めると思うのか。」
メル「この・・・・。邪悪魔!!」
ミラ「邪悪魔か・・・。お前もそうだろう・・。」
メル「!!!ちがう!私はちがうわ!!
                もういい。さっさと行って!!帰って!!」
ミラ「かえる?私はお前に用があってわざわざ来たんだ。」
メル「やだ・・。何する気!?」
ミラ「お前には・・・少し、働いてもらう!!!」
メル「それは・・まさか!!
  
               やめてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!」

ミラ「遅いわ・・・・。」
 
                 ピカァァァァァァァァァァァァ!!!

 
 
               いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!
 
                               キル・・・・・・・・・・・。

              バタッ
ミラ「さて・・準備は整った・・。
        さあ、メインショーといこうか!!!」


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シーナ「もうすぐよ。」
キル「ああ。分かってるさ。」

キル達は、奥へ進んでいった。

シーナ「やっぱりおかしいわよね・・・。」
キル「やっぱり、そう思う?」
シーナ「あら、キルも気づいてたのね。」
キル「どうみたってここは、おかしすぎる・・・。
   こんなに邪悪なとこなのにモンスター、一匹すらでてこない・・・。」

そう。キル達は、さっきから戦っていない。
モンスターは、いない。襲ってこない。

シーナ「やっぱり、ここには誰かいるようね。」

                 ダメ!来ちゃダメ!!!
キル「ん?」
シーナ「どうかしたかしら?」
キル「今、何か聞こえたような・・・。」
シーナ「気のせいよ。そういうの今は、気のしない方がいいわよ。」
キル「あ・・・うん。

   〈いったい、何だったんだろ・・・・。〉」


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キル「ここか!?」

シーナ「こんな場所にこんなところが・・・。」

キル達のいる所には、祭壇のような物があった。

シーナ「きっと、ここはミラヌダを封印していた所ね。」

??「やっと来たか・・・・。」

キル「ん?これは、ビゥズの声じゃない!?」
シーナ「ビゥズ?」
キル「あとで話すよ。」
シーナ「分かったわ。」

ミラ「我は、ミラヌダ。邪神なり。」

        !!!!!!!!!!!!

キル「ビゥズの言ってことは、本当だったのか・・・。」

ミラ「私に用か?愚かな人間よ。」

キル「メルを返しにもらいに来た!!!」

ミラ「なぜ・・そこまでして、助けようとする?
   私には、・・・分からない・・・。」

キル「決まってんじゃねーか。仲間だからだよ。」

ミラ「・・・・仲間か・・・本当に愚かだ。」

キル「愚かなのは、お前の方だ!
                 世界を滅ぼして何になるっていんだ!!」

ミラ「滅ぼす?私は、滅ぼしてなどいない。」

キル「何!?
   どう見たって滅ぼしてるじゃねーか!!!」
シーナ「そうよ。どう見たってこの世界は滅んで言っている一方だわ。」

ミラ「ふん。これからさきにお前達に教えるものは、ない。」

キル「何!?」

ミラ「もういい。さあ、ショーの始まりだ。  でてこい・・
                             我が化身メル!!!」

            !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
                 目の前にメルが現れた。それもメルだと思えない姿で。

キル「なんだって!?メルが邪神の化身!?」
シーナ「うそをつかないで!!!」

ミラ「うそなどついておらぬ・・・。
   メルは、我が体の下半身にすぎぬ。
   
   人間に生まれメルと言う少女に生まれ幸せに暮らす。
                             本当に愚かな奴だ。」

キル「うそだ!そんなもんあるもんか!
                    言ってくれ!メル!!!」

メル「何度言おうと無駄だ。
   こいつの記憶・意識は我が手にある。
                     今のメルは、私そのものだ!!」

メル「コロス・・・・・。 
                ジャモノ、コロス!!!」

ミラ「ははははははは!!!!哀れだな!人間!
             どうだ。仲間に殺される快感は!!!」

キル「やめろぉぉぉぉぉぉ!!メル!やめてくれ!!」

メル「キル・・フォンドゥウ・・・・ケス・・。ジャマモノ・・・コロス・・。」

シーナ「仕方ないわ。キル、行くわよ!!」
キル「いやだ!メルと戦いたくない!!」
シーナ「キル!これは、戦うじゃないの!!
                      助けるのよ!!!」
キル「分かってる!だけどどうしてもできねえ・・。」

メル「キエルガイイ!!!  ブラッティハウリング!!!!」

シーナ「キル!!」

         バリバリバリバリバリ!!!!!!

バタッ、シーナは倒れた。

キル「シーナ姉・・。
            なんで!なんで俺をかばったんだよ!!」
シーナ「ごめんね・・・。
     でもね・・キル・・メルを・・助けて・・・あげて・・。」
キル「そんなの無理だ!!!」

シーナ「それが・・・いけない・・のよ・・。
     もっと・・・我にか・・・えって・・・・。」

バタッ

キル「シーナ姉!?おい!目を覚ませよーーー!!!  

    シーナ姉・・・ありがと・・。俺・・戦うな・・・。
  
    だから・・ここで休んでてくれ・・。」

メル「キル・・シネ・・・。」

キル「メル・・・
                  今助けてやるよ!!!」


             メル〈ミラヌダ〉とキルの闘いは、

                                 始まった・・・・・。


    
                    【続く】





                   ★★あとがき★★



           おお!すごい!六話まで来ちゃいました!
           長いだろうな~・・・この話。

            でも、がんばりますのでよろしくおねがいします!!!





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