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テイルズ オブ キーファイブ【12】



もうすぐだ・・・。

もうすぐだ・・・・・。

この日をどれほど待ちかねたことか・・・。

やっと・・・私は・・・

この悪夢から解放される・・・・。

そして、・・・・・


     ――――――新しい世界が始まる!!!!!!!!――――――



テイルズオブキーファイブ 第十一話 「始まる」





キル「ん・・・・。朝・・・か。」

昨日の出来事が無かったかのように
朝は始まり、動いた。


キル「今日は・・・厳しい事に、なるな・・。」
レイト「起きたか・・。」
キル「レイト!!!!」

そこには元気そうにベットで座っていたレイト。
驚くのも無理はない。

レイト「夕べはありがとう。」
キル「いや・・・別にいいけどよ。」
レイト「迎えはいつだ?」
キル「え?たしか・・・朝ってあーーーーーーーーー!!!!!!!!
   そうだ!!!朝じゃんか!!」

今更気づくな 馬鹿

キル「うるせえーーーーー!!!」

レイト「朝か・・・じゃあ、もうそろそろだろう。
    すぐに準備だ。」
キル「準備ならシーナ姉がしてると思うぜ。」
レイト「・・・・そうか。」


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弧鈴「お迎えに参りました。」
弧音「私達の力で運びます。」
メル「運ぶ?へー、凄いね。」
弧鈴「ありがとうございます。メル様」
メル「あー、その言い方やめてよ~。
   なんか・・話つらいから・・。」
弧音「わかりました。」

キル「準備はいいか?」
メル「もう、いつでもオッケー!!だよ。」
シーナ「心配ないわ。」
アリン「さあ、行きましょう!」
レイト「覚悟はできている。」

キル「ほんじゃ、いくぜ!!!」

弧鈴「では、行きます・・・・。

       はあああ!!!!!!」

パアァァァァァァ

キル達は、光に包まれた。


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キル「ここ・・・なのか・・。」


目の前には夢の神、ドリーム・マザーと同じような
神殿があった。

キル「思い出すな・・・。」
メル「ホント。もう、あれはかんべんしてほしいね。」
シーナ「ほんと・・。」
アリン「何、話しているんですか?」
メル「知らない方がいいと思うよ。
   それでもいいならまた宿で泊まったとき話してあげるよw」
アリン「うん!!」
レイト「私も、聞きたいのだが。」
キル「じゃあ、今度話すな。」
レイト「分かった。」
キル「よしっ!!いくぜ!!」

――――――


???「ご主人様!!」
???「なんだ。私はいま忙しい・・・。
                   あとにしろ。」
???「本当にやるのですか!?」
???「ああ・・・やるさ。
    やならないと・・・この・・・

    胸の痛み・・・罪悪感・・・止まりそうにないからね・・。」
???「私達は、・・大丈夫なんでしょうか・・。」
???「・・・大丈夫だ。この力があれば・・。」
???「本当ですね!!!」
???「ああ・・・・。」
???「わかりました!では、失礼します!!」

タタタタタタタタ

???「ククククク・・馬鹿だなぁ・・・
     私がそんな、仲間思いのしそうなことするわけないだろう・・・。

                  あいつらみたいにね・・・。」



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メル「んん!!」
キル「ん?どうか・・したか?」
メル「なんか・・・寒気がした。
    嫌な予感がする。急ごう。」
キル「ああ。急いで、速く世界を創らねえとな。」
メル「・・うん!!」



ギギギギギギギギッ

大きな門があった。それを押した。


キル「やっぱり、あの時と一緒か・・。」

メル「・・・お母様・・・お父様まで・・・」

!!!!

キル「あ・・あれが・・。」

目の前にいたのは大きな羽をはやした女の人、男の人がいた。

ヒール「やはり・・・来てしまったのね。メル・・。」
???「・・・・・・。」
メル「お母様!お父様!!」
ヒール「メル、ごめんなさい・・・・。
    今の時期・・・あなたを・・『娘』として
    あなたを思うこと、呼ぶことができません・・・。」
メル「・・・いいのです。その覚悟、
   来る前からつけてきました。」
???「お前は・・・生きているんだな。」
メル「はい、お父様。私はいま・・・
   人間として・・・キル達と生きています。」
キル「そうだ!!メルは化身として生きていない!
   人間としていきているさ!!!」
ヒール「メル・・・その方達は・・・。」
メル「紹介します。」
キル「俺は、キル。キルフォンドゥだ。」
シーナ「シーナです。」
アリン「アリン・ソフルージェです。」
レイト「レイト・ベールだ。」

ヒール「・・・そうですか・・。
    私は、五神の一人【癒しの神】・・・ヒール・エンジェルです。」
グランド「同じく五神の一人【大地の神】・・・グランド・マスター。」

???「そして・・・裏切り者。」

!!!!!!!!!

ヒール「あなたは!!ミラヌダ!!!???」
ミラヌダ「気安くその名を呼ぶな・・・。」
グランド「やはり・・・・いたのだな。」
ミラヌダ「お前達が・・・私の親・・・なんてな。
              最悪だよ・。」
キル「何しに来た!!!」
ミラヌダ「お前らに用はない・・・。失せろ・・。」
メル「ミラヌダ!!!聞いて!!!

    私はもう迷わないわ!!!キル達について行くわ!」

ミラヌダ「・・・・そんな証言をして何になる?」
メル「何ですって!?」
ミラヌダ「どうしたって、お前は邪神である私の化身だ。
     私も、そろそろお前を戻したいと思っている・・。」
メル「!!!!!!」
キル「戻すって・・・まさか・・。」
ミラヌダ「まあ、今すぐとは行かないよ・・・。
     それに、キル・・お前に良いこと教えてやるよ。」
キル「何だ!!」
ミラヌダ「一回しか言わないよ・・。
     君は私を倒そうとしている・・・・。
     だが、私を倒したところでお前達に悲劇が起こるだけだ。」
キル「ど・・・どういうことだ・・・。」
メル「いやああああああああああ!!!!!!!!」


ミラヌダ「僕を殺すと言うこと・・・・、
     それはメルを殺すと言う事と同じだ・・・。」


!!!!!!!!!

キル「な・・・なんだって・・・。」
メル「・・・・・・・・・。」
アリン「嘘を言わないで!!!」
ミラヌダ「うそじゃない・・・。
      お前達の行動は無駄なんだよ・・・。
      今、やめた方が身のためだ・・・。
      さあ、ここで言え!
     「こんな旅やめてやる。」と!!!」

ヒール「やめなさい!!!」

メル「お母様・・・・。」
ヒール「なぜですか!?なぜそんなに人悲しませるようなことするの!!
    昔のように・・・美しい心を持とうとする気はないのですか!?」

ミラヌダ「ないさ。
     そんな心欲しくも何ともない。いや・・・いらない・・・。」

メル「どうして・・・そんな悲しいことをいうの・・・。」

ミラヌダ「悲しい?アハハハハ、笑わせないでよ。
     私が悲しいなんてあるもんか!!!!」

メル「うそ!!!
   昔は、そんなこと言わなかったじゃない!!
   それに・・・どうして・・・私を生んだの?」

ミラヌダ「それは、封印を解く時、魔力がおさえかれなかったからだ。」

メル「本当に・・・そう?
   一人だからじゃないの?
   私を生んだ時!優しそうにしてくれたのはどうして!!!!

   人間として生きたいと願ったらそうさせてくれたのはどうして!!!
   
   それは・・・・まだ昔の心があるからでしょう?」

ミラヌダ「・・・うるさい!!!!!
     気が変わった、お前達をここで殺し、
     こんな汚い世界壊してやる!!!!」

メル「やめて、ミラヌダーーーーーーーー!!!!!!!!!!
 
   私は、あなたと戦いたくない!!!!!

   目を覚まして!!!!!!!!」


ミラヌダ「黙れ!!!!!!!!!!消えろ!!薄汚い人間共!!!!!!」



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【続く】




あとかき

こんばんわかこんにちわwユユンです。
今回は激しくシリアスです!!!「力説
メル、ミラヌダ・・・・=兄妹みたいに感じています。「まて
一つ言っておきますがミラヌダは口調「私」といってますが
男ですので!!!「わかってるって
それに弧鈴は「こすず」とよみ、弧音は「こね」と読みます!
けっしって「こりん」じゃないですよ!「それだったらパクリだ・・・
では、





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