« テイルズ オブ キーファイブ【12】 | メイン | テイルズ オブ キーファイブ【14】 »

テイルズ オブ キーファイブ【13】





人はどうして、生きることがつらいとは思わないのだろうか。

生きていれば、つらいこともあり、

最後には・・結局、

死んでいく・・・・。


なのになぜ、笑える?

一生懸命でもほどがあるだろう?

悲しみ、苦しみを感じるなら

死ぬ前に    消えればいい。

そうすれば。。。きっと。。。。










ちがう。そんなの間違ってる。

人は一生懸命生きてこそ幸せなの。

わからないの?


一生懸命だから笑えるんじゃない。

悲しいのは、苦しいのは、

全部 生きていくための


『試練』なんだ。


そういって生きていくうちに成長し、


楽しんでいく。幸せと思える。


そして、最後にはこの存在にしてくれた神様に


「ありがとう」

ってお礼を言うんだ。だから、みんな「死」と言うのは

当たり前と感じている。

生きているってことは全生命にとって「幸せ」なんだ。




そうじゃないの?



ミラヌダ・・・・。












テイルズ オブ キーファイブ
           第十二話「神を求めても」









ミラヌダ「消えろ!薄汚い人間共!!!」




ミラヌダが攻撃を仕掛けようとした。

私は、こんなミラヌダを見てがく然となった。

あなたは、幸せを知らないのね・・・・。



メル「ミラヌダ!やめてよ!!もうこんな戦いやだ!」

キル「メル!!」


!!

キル「戦おうぜ!あいつの目を覚まさせるんだよ!!」

メル「・・・・・。」


そうだ、全部私のせいなんだ。

私が、幸せになったからミラヌダはああなってしまったんだ。

だったら、私がやらなくちゃいけない・・・。


アリン「メル!自分の闇にとらわれちゃ何にもできないよ!
    だから、早く助けてあげよう!!」

メル(助ける・・?今の私にそんなことができるの?)

ミラヌダ「助ける?私を?ハハハハハハ!!!

         小ざかしいわ!!!」


ミラヌダが叫ぶと同時に大きな竜巻がキル達を襲った。

アリン「キャア!」

レイト「くっ!!」

キル「うわ!!」

メル「皆!!!」

シーナ「泉よりいでし女神の使者よ
 
            その力、御身に奉げよ!!!

                       ナース!!!!!」

シーナの回復術がキル達の体力を回復する。

キル「サンキュ!シーナ姉!!!」

シーナ「こちらこそ。」



ミラヌダ「仲間同士の助け合いか。

      そんなつまらないものいらぬ!!!!」


アリン「もう、許さないわ!風斬!!!」

風の刃がミラヌダを襲う。

レイト「食らうがいい!サンダーブレード!」


雷の刃がアリンのだした「風斬」と交差し
ミラヌダに大ダメージが襲う。


ミラヌダ「まだだ!私には、まだやななきゃいけないことがある!!

     こんな・・こんなところで負けるわけにはいかぬ!!!」

メル「!!!まさか!!」


ミラヌダ己の最大呪文と言えるのを唱えていた。

メルはそれを見て唱え始める。


キル「メ・・・メル?」


驚いたのも無理はない。

メルが唱えると姿がすこしだがミラヌダに近づいていっているのがわかった。


メル「天空における破壊神よ
          その邪悪なる力
                   陰の力と化せ」

ミラヌダ「天空満所に我はあり

          黄泉の門開く所に汝あり
                   開け 裁きの力」 




メル「シャドウ!ジャッチメント!!!」

ミラヌダ「インディグネイション!ジャッチメント!!!」 




闇の雷の二つがお互いに抑えあう!!


キル「メルー!!」


ミラヌダ「消えろ!!!!!」

メル「ミラヌダ。・・・私は幸せよ。」

ミラヌダ「!!?」

メル「皆に囲まれて涙が出るくらい幸せよ。」

ミラヌダ「な・・何が言いたい!?」

メル「だから、私はこの世界を

          命をかけても守ってみせるわ!!!!!!!」


キル「皆、助太刀だ!」

アリン「ええ!任せてちょうだい!!」

レイト「了解だ。」

シーナ「わかりました。」


メル「はあああああああ!!!!!!」

ミラヌダ「はああああああああ!!!!!!!」


キル「魔神連牙斬!!!!」

アリン「風斬!!」

レイト「紅蓮剣!!!」

シーナ「エアスラスト!!」




ミラヌダ「グアアアアアア!!!!!!!!」







なぜだ・・・・。




どうしてだ・・・・・。



お前たちの・・・



人生は・・・・・・




むなしく・・・・





ないのか・・・・・・。

























メル「ミラヌダ・・・・。」





ぽつんと言う。





メル「どうして・・・こんなに・・・変わったの・・・。」






--------------------------------------------------------------------------------




ヒール「私は何もできませんでしたね・・。ごめんなさい。」

キル「いや、別にいいんだ。いいんだけどさ・・。えーと・・。」

ヒール「わかっています。あなた方の望みを叶えるのでしょう。」

キル「やっぱり、わかっていたか。」

ヒール「ふふ。当てましょうか・・。
    一つはメルの体を治すこと。
    二つはキーが欲しい。     ちがうかしら?」


キル「・・・・正解。」

アリン「早く、治してあげてください!!かわいそうです!」

メル「アリン・・。」

ヒール「よろしくてよ。 ナースプロテクト!」

とたん、メルの体が光だし、もとの姿に戻っていった。

メル「わ・・私だ。」

それを見てヒールが微笑する。

キルはそれを見て笑った。


グランド「ひとつ、聞く。なぜキーを求める?」

シーナ「私が話しましょう。
    この世界はご存知の通り、壊れて行っている。ミラヌダせいでね。
    私たちはだから思ったの。
    世界が壊れる。だったらこっちは世界を造ろうではないかと。
    でも、そんな力は人間にはないわ。
    だから、神の力に等しいキーを使うことにしたの。
    キーがなければ世界は造れない。そう言うことよ。」

グランド「なるほど。理論的には正しいのかもしれんな。」

ヒール「わかりました。私たちも協力しましょう。」

キル「本当にか!?」

ヒール「あなた達を見ていると・・あの人を・・・、思い出すわね。」

キル「あの人?」

レイト「!」

グランド「誰も知らないかも知れないが120年前もミラヌダがこの世界を滅ぼそうとした。」

!!!!!!!

キル「な・・なんだって・・・。」

メル「・・・・。」


グランド「くわしく話そうか。
     そして、その世界を救った英雄の名が
    
         レイト・ベール。」


!!!!!!!!



キル「な・・・なんだって。」

アリン「レイト!!!!??」

メル「・・・・。」

レイト「・・・・・。」


グランド「久しいな。レイト。」








真実がまた開こうとしていた。









あとがきw

久々に書きました!!キーファイブ!!
長かったですね・・。もう十二話まで言っちゃいました。
さて、次回ですがレイトとミラヌダの秘密が明らかになります!
でひ、呼んでくださいまし。。
では、






おまけ(知っている人もいると思いますが;)

にアクセス!!!










コメント

『にアクセス!!!』と言われても、どこにアクセスすればいいんですか?分かりません!
教えてください!!!!

『にアクセス!!!』と言われても、どこにアクセスすればいいんですか?分かりません!
教えてください!!!!

コメントする