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テイルズ オブ キーファイブ【14】


過去



未来



そして、



現代。



歴史は刻まれていく。


そして、記憶が薄れていく。



でもだ。


残せばいい。



そう、残せないものは残せばいい。



そして、



囚われるがいい。













テイルズ オブ キーファイブ   第十三話 100の過去


















キル「な・・レイトが・・・120前の英雄!?」

キル達は今、衝撃な真実を聞かされていた。

内容は、

実はレイトは人には知られていない120年前の物語。

120年前に、レイトはミラヌダを倒しこの世界を一度救っていた。

でも、そのレイトがここにいる。



メル「やっぱり。」




グランド「レイトお前は真実を話していないようだな。」

レイト「・・・・はい。」

グランド「そして、そこにいる娘もおかしいと思っていた。」

メル「え・・・ア・・リン?」

グランド「アリン?まさか・・・・。」



アリン「フフフ・・・えらい早く気づいたのね。」


グランド「お前は・・クリルではないのか?」

メル「クリル・・・・え・・そんな!?」

キル「おいおい!どうしたんだよ!」

メル「私、気づいてたの。レイトが120年前の戦士だって。」

キル「!!?」

メル「当たり前じゃない。私は、本当はミラヌダ。
   記憶は同じなの。
   そう、私たち  戦ったわよね。」

レイト「・・・黙っておこうとそう思っていたのだがな。」

メル「そして、もう一つ。
   レイトに冒険仲間がいた。その子はレイトの妹・クリルよ。」

キル「・・!?・・ま・・まさか。」

メル「・・・アリン、あなたはクリルなの?」


アリン「・・・・そうよ。見た目わね。」


メル「まさかとは思ってたけど。
   でも、あなたがなぜここにいるの!?
   あの時あなたは死んでしまったはず・・。」

!!!

キル「し・・・死んだ!?」

レイト「・・・・・。」

アリン「・・・わかったわ。真実を話す時が来たようね。お互いに。

    そうよ。私はクリル。見た目はね。
    でも、中身は違うの。」

シーナ「中身が・・ちがう?」

アリン「確かに、クリルはミラヌダとの戦いで死んだ。
    でも、体は残っていたの。」

ヒール「体は・・残っていた・・・。

    !! あなた、まさか・・。」

アリン「そうよ。私は風の神獣・アリージェ。
    レイトと契約した、精霊に似た一部よ。
    
    私は体が無くなったの。120年前の邪気に負われて。
    でも、レイトが言ったの。
    「体がないなら、クリルに入れ。」ってね。」
 
キル「じゃあ・・・俺たちは騙されていたのか!?」

アリン「お互いでしょ!メルも隠してたじゃないの!!」

キル「あ・・・・・。」

メル「そっか。あなたは・・クリルじゃ・・ない・・のね。」

アリン「私は、神獣。人間じゃないの。」

キル「一つ、聞いていいか?」

アリン「何かしら?」

キル「なぜ、クリルは死んだんだ?
   俺は、それが先に知りたい。」

レイト「私が言おう。
    クリルは、犠牲となったんだ。」

メル「・・・・。」

レイト「私は、ミラヌダと戦っていた。
    だが、人間と邪神では力の差がありすぎる。
    私が真剣で戦っている時、あいつは油断していた。」

キル「っ・・・。」

レイト「私が弱っている時だったミラヌダ、自分の最大限の攻撃をしてきた。
    私も、これまでだと思っていた。・・・・















―――――――――――

















ミラヌダ「ハハハハハハハハ!
     どうした?さっきの勢いはどうしたんだ?」

レイト「何!?」

ミラヌダ「いいぞ・・その顔だ!
     最後にいじけづいて消えるがいいよ・・・。」

レイト「!!!?」

クリル「あれは・・・禁断呪文!!!」

レイト「何!?させるか!!

     ライトニング!!!
    
     ・・・・・・・!!(効いていない・・!?)」


ミラヌダ「アハハハハハ!!もともとからこんなもの効くもんか!
     
    私の邪魔をするものは皆消えればいいんだ!くらえ!!」


レイト「!!!!」


クリル「お兄ちゃん!!!!!」


インディグネイション!




レイト(これまで・・・・なのか・・・・・)












ばこおおおおおおお!!!!!!!











クリル「あああああああああああ!!!!!!!」







レイト「!!!?クリル!!!」









クリル「お・・・兄ちゃ・・ん・・・・・・・。」






バタっ








レイト「クリル!!!」






クリル「お兄・・ちゃん・・。あきらめちゃ・・・だめ・・だよ。」




レイト「しゃべるな!!」




クリル「あは・・は。やだな、そんな顔・・・しないで・・・。」




ぽた・・・ぽた・・・。




クリル「どうしてだろう・・。なん・・か・・怖いな。涙が・・でちゃう・・。」




レイト「クリル!!」






クリル「・・・・・ミラヌダはね・・・・。ほんとは・・・ね・・・・・。」






・・・・・。





レイト「クリルーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」






















あきらめちゃ・・・・・・














だめだよ・・・・・・・。



















―――――――――――――――――





レイト「こうして、クリルは身代わりになって死んだ。」

アリン「そして、最後にレイトと私が放った攻撃で一旦倒れて消えて行ったわ。
    でも、その衝撃でレイトとクリルの体は邪気を浴び自分の体の時間が止まってしまったの。」

キル「・・・・・仲間は入なかったのか。」

メル「・・・・・・。」

レイト「殺された。」

キル「なっ!?」

レイト「ミラヌダの部下に殺された。
    残ったのは私とクリル、そしてアリージェだけだった。」

キル「・・・大変だったんだな。」


アリン「さて、私たちは真実を全部話したわ。

    あなたも話してもらおうかしら?メル。」

キル「まだ、あるのか・・・・。」

シーナ「あるでしょうね。まだ、しっていないことがあるでしょう。

    ミラヌダのこと。」

キル「・・・・・。」

ヒール「・・・・・。」


メル「・・わかった話すわ。
   いいわよね?お母様、お父様。」

ヒール「ええ。」

グランド「問題ない。」

メル「うん。
   じゃあ、はなそうかな。









  






  人間と神と世界を





  結ぶ






  物語を・・・・・・・・・。










【続く】













あとがき


最近、更新してなかったので十三話も勢いで書き来ました。
話の内容がわからなかったらすいません;;;
物語りも佳境に近づいているようですw
これから、書くの楽しくなってきました。
どうぞ、最後まで読んでいってやってくだいw
では。。。









     

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