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テイルズ オブ キーファイブ【17】


《♪彼方で待つあの人よ

  あの地で待つあの人よ

  私は問うだろう

  此処から星は流れ思う出せば
 
  きっと誰かがいるから

  もっと素直になろうよ

  もっと大切にしようよ

  最後に別れても・・・》





旅の途中

メルが歌う歌は

         なんだか悲しかった。

でも・・・・・


(綺麗)だった。


俺は、   そう思うんだ。




テイルズ オブ キーファイブ
            第十五話「もうすぐ」






キル達は、一旦神殿を出た。
弧鈴と弧音が案内してくれたので、無事町にでることができた。

そして・・神々のキーをぎゅっと手に持って。



キル「あと二つか・・・。」

キルはそっとつぶやく。
手にはやっとの思いで手に入れたキーがある。
それを見つめながら言う。

シーナ「・・・キル。」

キル「ん?」

シーナ「キーについてだけど話があるの。」

キル「え?俺?」

シーナ「代表で言うと・・あなたね。
     皆にも言わなきゃいけないからとりあえず宿屋にいってくれるかしら。」

シーナの一言に全員がそっとシーナを見る。

レイト「・・・・・。
    ま、いろいろあったからな。」

アリン「・・・うん。」

メル「・・・・・・私も話があるんだ。」

レイト「・・・・・。」

話は深刻なる。


キル「・・・・よし。宿屋決定だな。」

シーナ「ええ。」



キル達は一旦、宿屋に向かった。







―――――――――――――


全員が席にすわり、落ち着く。
そして、シーナが・・話始めた。



シーナ「言っておくけど、長いわよ。」

メル「別にいいよ。私もだし。」

シーナ「じゃあ、言うわね。
    実はね、次の神は此処にはいないの。」

キル「・・・は・・え・・?」

レイト「・・・・。」

アリン「・・・あれですか。」

シーナ「二人は大体知っているでしょうね。神に会ったのだし。

     次の神はね。まあ・・ある意味に、別世界にいるのよ。」

キル「ちょっと待てよ。何の事かさっぱり・・・」


メル「アテナ・ノール様・・・。」

キル「・・?」

シーナ「キル。一回しか言わないからよく聞くのよ。
    次の神はこの「ラムレイン創造神 アテナ・ノール」
    そして、そしてアテナ神の守役の戦いの神「オーディス・ナイト」
    二人とも天界にいるのよ。」

キル「天界!?じゃあ、俺たち天国行くのか?」

シーナ「人間の間では天国でしょうね。
     ・・・でも、違うのよ。」

キル「・・・・。」

メル「キル、天界はね別に言うと「神界」なのよ。」

キル「神界・・・?」

レイト「神々が住んでいる場所だ。
    此処では見えぬが、「空」と言うことになる。」

キル「空が・・神の・・!?」

シーナ「普通の人では見えないのよ。
     実際ではこの上に大地があるのよ。青いね。」

アリン「私も知ってます。
    神界へは、選ばれぬ者しかいけないって・・。」

シーナ「そう。そこが問題なの。」

キル「・・・問題?」

シーナ「選ばれぬ者とはアテナ神が認めた者ってコト。
     つまり、アテナ神に認めてもらわなきゃいけないのよ。
     私はそこをどうすればいいかわからないのよね・・。」

キル「へえ・・。なんか分かってきたけどさ・・。
     シーナ姉・・よく知ってったな。」

シーナ「・・ちょっと・・ね。知り合いがあるのよ。実際の。」

キル「・・?
    まあ、いいけど。これからその天界が目的地なんだろ。
    一体どうすれば・・。」


沈黙の空気が流れた。

すると、メルが小声で言った。


メル「・・レイ・・・。」

キル「へ?」

メル「そうだよ!レイだよ!」

キル「レイ?なんだそりゃ。」

アリン「まさか・・光の精霊「レイ」ですか?」

メル「そうだよ!
   私聞いたことあるの。
   光の精霊レイは、アテナ神と同関係だって。」

キル「同関係?」

レイト「同じ存在ってわけだ。」

シーナ「つまり、光の精霊と・・会うのね?」

メル「光の精霊レイに認めてもらえば同じコトになると思うのよw」

シーナ「・・・良い意見だわ。それがいいわね。」

アリン「でも・・どこにいるんですか?」

メル「あ・・・・・・。」



・・・・・・・・・・・。



キル「まさか・・・知らないわけ?」

メル「・・・ごめん。精霊は呼び出せるけど場所は・・・;」

シーナ「どこかに資料があるかもしれないわね。」

レイト「・・・光原(こうげん)を知っているか?」

シーナ「光原?光原といったら一年中光ってる高原のことでしょう?
     まずらしいモンスターがいるって有名じゃない。」

レイト「・・・昔、聞いたことがある。
    光原が光ってるのはその下に光の精霊がいるから・・だと。」

!!!

キル「それだ!」

アリン「つまり、そこに行けば・・・!!」

メル「良かったーーvvvv」

喜びの中シーナとたんに冷静に言う。

シーナ「喜ぶのは早いわよ。」

キル「え?」 メル「へ?」


シーナ「実はね、その光原はね国家の管理地なのよ。
     だから、許可がないと入れないの。」

キル「じゃあ・・王都・スレムザンへ行くのか・・?!」

メル「・・そうぽいね。」

レイト「王は話せば分かる人だ。
     すぐに出るはずだ。」

キル「よし!じゃあ、目的地は王都だな!」

シーナ「そうよ。」

メル「明日出発かー・・頑張ろうね!」

キル「ああ!!」

その声は部屋に響いた。

キル達は明日の支度して、、、希望を持って・・眠りについた。。

天界に行くという・・希望を持って。














???「封印解除!
     来たれ!風の乙女:シルフィーヌ!!」



ドガ――――ン!!


??「くっ・・。なかなかですね。
    いいでしょう。交渉を成立します。」

???「本当!?」

??「心そして体がぴったりとあった時
    力は生まれるものです。あなたにはちゃんとした力がある。
    だから・・交渉を成立しましょう・・。」

???「ありがとう!
      よし!あとは・・満月を待つのみ・・・!!」



少女は上を見上げ、正面を向く。

???「レイ・・頼むね。」

??「いいでしょう・・・・かざな。」










【続く】




あとがき

更新がすっごい遅くて迷惑かけています。
どうも、ユユンで御座います・・。
ついにいっちゃいましたよ。十六話。
しかもほぼ第二部あたりに突入ですよ・・。
今日は思いっきり語ります。
キーファイブのカップリング・コンビ・・ありますかね・・?
私的では・・・

キルメル(これは完璧)
シーナレイト(意外と合いそうです。)
アリンレイト(姉妹ぽい・・?)
メルアリン(最強コンビ・・?)
キルレイト(剣仲間か??)

みたいな。
ほかにみ何かありましたらどうぞ。(あるか
それでは。

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