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テイルズ オブ ライト&ダーク【7】


    たとえ道が間違っていたとしても・・・・・・・・・
                   私はこの道を歩きつづける・・・・・
                 心が消える、その時まで・・・・
   
                
               第6章  堕天
   
       『ぐああああああああああああああ!!!!!』
       セーラの叫び声をあげて倒れた。
       「所詮、神なんてこんなもんだ・・・・・・。
        こんな低級な奴にのっとられるようなレベルってことだな・・・・
・・」
       少女はそういって薄く笑う。
       その姿はゾークと重なるように見えた。
       「おっ、お前・・・・・・・・「このところ・・・・」
       ロイが喋ろうとしたのをさえぎって、少女が喋る。
       「精霊の洞窟などに足を運んでいるようだが・・・・・」
       「・・・・・・俺達を見てるのか」
       ロイが怒りが入り混じった顔で少女を見る。
       「もしかしてストーカー?「いや、ちがうだろ」
       ルイが言った事にすかさずロイが突っ込む。
       「精霊と契約できない、お前達になにができる?
        人間はおとなしく逃げ回っていればいいんだ。
        あの時のようにな!!」
       「なっ!」
       「言う事はそれだけだ。二度と精霊と会おうなどと
        馬鹿な考えはやめるんだな」
        少女はそれだけ言うと、去っていってしまった。
       「なんだったんだ?あの娘・・・・」
       イズミが言った。
       「俺達にもよくは分からないが、さっきあいつ・・・・
        俺達の事を人間といった。つまり、あいつが精霊と契約しているん
だ」
       ロイは考え込むように手をあごに当てる.
       「とにかく今は、ここから出ましょう」
       ティルーの提案により、洞窟を出ようとする一行。
       その時だった。
      「ふざけんじゃないわよ!何で私が毎回毎回呪文使わないといけないの
よ!!」
      少し高めの少女の声が聞こえた。
      「仕方ね‐だろ!お前の呪文のほうがはるかに俺のより
       威力が大きいだろうが!!」
      ロイと同じくらいの高さの少年の声も聞こえる。
      「わかったわよ!まったく・・・・・・・・
       プレス!!!」
      どうやら戦っているようである。
      ドッスーン!バッターン!今にも洞窟が崩れるかの勢いだ。
      「・・・・・・やめさせないとやばくねーか?」
      イズミの提案で、一行は走ってその場に急ぐ。
      一行が見た者は・・・・もはや人間がやったとは思えないモンスターの
      死骸の山、山、山。
      「あんたがダークボトルなんて使おうなんていうから悪いのよ!
       十分で足の踏み場もあったもんじゃないわ!!」
      「・・・・・・・お前の一メートル範囲以内には、血一つついてねーけ
どな」
      「・・・・・・・・・・・・・・」
      「ん?あんたら誰?」
      やっと一行に気付いた、二人。
      「あ、俺達・・・ちょっとシルフにあいにきたんだけど・・・
       いなくてさ・・・ちょっと問題があったけど
       洞窟から出ようと思って・・・・・ここまできたんだ」
      ロイが珍しくひいている。
      「そりゃいないわねえ」
      「そうだろな」
      「?なんでだ」
      「だって、シルフとは私が契約したもん」
      


     なくなればいいのに
              私を捨てた神の世界も
                       私の自由を奪ったこの翼も
           私を冷たい封印の鎖につないだ人間も
                           みんな・・・・
                  みんな・・・・・
         
             みんななくなればいいのに


あとがき
ナルで~す!今日のゲストは!謎の少年レイン君です!
「ちーっす!って名前紹介していいのか?」
いいの!いいの!私的に、君、二番目にお気に入りだから。
「二番目か・・・・・・」
何よぅその目は・・・・
「一番は誰だ?」
もち、ルイちゃんとロイ君と謎の少女!!
「多いわ!!」
痛い!痛いよ!レイン!
「お気に入りが多いわ!!」
何気に大阪弁?!
「それに謎の少女って誰だよ!!」
・・・・・・・・・ホントは知ってるくせに
「うっ」
謎の少女の正体が次回明らかに?!
それでは!
「おいっ!」

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