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テイルズ オブ ライト&ダーク【9】


       逃げたかった
            自分たちのことしか考えず、
                         私を封印しようとする人間どもから
               でも・・・・・・・・・・・
                     できなかった・・・・・
             君がいたから・・・・・
                   『大丈夫、お前は絶対に守って見せるから』
               
                   『約束だ』
                涙は、暁に染まっていた

                  第8章  約束
            
           ロイです。
           俺はとても大変な事に気がつきました。
           仲間が増えたのは心強いけど・・・・・・・・・。
           このパーティ、女が圧倒的に強くないか?!(ルイを除く)
           ティルー → 武術の達人。いろんな格闘技をやっていて、
                    どれも十段以上あるらしい。
                    怒らせると怖いが、普段はおしとやかな女性。
           クレア → 精霊の召喚術ができる。剣もできるが魔術もできる。
                  護身用の銃は30kgあり、常に懐に入れている。
                  杖も50㎏とあり、折りたたみ可能。
                  格闘もできる、かなりの怪力少女。
           
          とまあこんなかんじだ。
          俺達男なのにな~。
          まともに勝負したら一発KOだぜ・・・・・・(汗)
          でも、クレアの左手・・・・・・・・あれは・・・・?!
          まあ、ロイがいろいろ考えてますがルナのいる塔に向かう一行。
          「なあ、クレア」
          「何?ロイ」
          「ずっと気になってたんだけどさ・・・・」
          「???」
          「いや、なんでもない」
          「へんなの」
          ロイはなんだか深刻な顔で後ろからクレアの左手を見ている。
          クレアは・・・・
          「ねえレイン。私の左手なんか変?」
          「お前の左手は、いつもそうだろ」
          「・・・・・・・・・・・・そうだね」
          小声でレインが返すのに、クレアも小声で返す。
          「みんな!モンスターだ!!」
          「行くよレイン!!」
          「了解」
          「って、何よあの敵!!」
          彼達の目の前には、今まで見たことのない、大きなモンスターが現れた。
          「こんな奴は、このあたりにはいないはずだ!!」
          イズミが言った。
          「こ、こいつは・・・・!!!!」
          「くそっ、なんでこんなことに・・・・」
          「クレア、レイン!こいつの事しってんの?
          「・・・・・・・・・・・青き空をかける彗星よ恐怖と破滅とともにここに!!
           やむをえないわ!滅べ!メテオスフォーム!!!」
          「!!クレア!くそ!なんて術使いやがる!!」
          ロイが言った。
          彗星が、モンスターの元にものすごい勢いで降り注ぐ。
          モンスターが叫び声をあげて倒れる。
          「不意打ちは、卑怯だからね」
          「もっと決めゼリフっぽいもん言えよ」
          「思いつかなかったのよ」
          戦闘が終了。
          「クレア!すごかったよ!」
          「えへへ、ありがと」
          「クレア!お前」
          「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
          「あれは禁呪のはずだ」
          「わかってるわよ」
          「何であんな事をした」
          「あいつは・・・・・・・・・・・・・」
            言っていた
               『貴方達をゾーク様のところに連れて行く』
                 『その左手が何よりの証拠!!』
             『貴方が行かぬならこの方から!!』
          私にそう訴えかけていた
          「助けてもらっといてそれはねーんじゃねえか」
          「レイン・・・・・・・」
          「そりゃあそうだけどよ」
          「じゃあいいじゃねえか、助かったんだし」
          「・・・・・・・・・・・・・・・ああ」
          「ごめんね」
          「それよりクレア」
          「な、何?」
          「お前のその左手の紋章は・・・・・・・どこでついたんだ?」
          「え?な、なに言って・・・・」
          「俺の左手にも、同じ紋章がある。しかも、この真中にちりばめられた
           宝石はなんなんだ?(昔頑張ったが取れなかった)
           さっきのモンスターから聞こえてくる声はなんだったんだ?」
          「し、知らないよ・・・・?」
          「クレア、じゃあ、これはいったいなんなんだ?」
          そうしてロイが指差した先には、長袖に隠れて見えなかったが、
          包帯が所々真っ赤な血に染まっていた。
 
          危ないと思った
               体が勝手に動いてしまった
                     あの時のようになってしまわないかと・・・
                 脳裏にうかんだのは
             あの時の君の顔と
                      冷たい封印の鎖
                    そして最後に浮かぶのは
                唯一信用することが出来た
                            貴方の人間の両親
          薄暗い実験室
                 私は全てを失おうとも
                君を絶対に守るから
                 それが、さいごにかわした・・・
                    
                      約束

 
 あとがき
ナルです。
約束という言葉にとらわれているクレアちゃん
本当の名前は・・・・・
どうしようかかんがえてるんです
いっそ自分の名前を使ってしまえ♪
見たいな気分です
「やめい!!」
まあいいじゃん。
「別にいいけど、あんたとキャラかぶせないでね」
やったね。
本人の了承を得たので、本との名前はナオということで!!
「ばらしていいのか?」
いいってことよ!!
久しぶりに血が出たからなんか気分がよくって!!
「お前どっかおかしいんじゃあ?」
大丈夫!私よりグロイ表現が好きな奴ははいて捨てるほどいるよ!
「たとえが悪い」
う~む・・・・・・
「悩むな!!」
いいじゃん!
「はあ」
次回、レインとクレア、そしてロイの正体が明らかに?!

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