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Tales of Shooting star【4】


Tales of Shooting star [4話 謎の女と復活と。]



みき「(この人はいったい...?!)」



パルド「どうしたんだい?そんなボケ―っとしちゃってさ。」

みき「あ、ごめんなさい。だだだってパルドって...」
りょう「みき。やめとけ」
みき「あ...ごめん」


パルド「聞きたいことがあるんだ。みんなで今夜あたいの家に来てくれないかい?」

土肥「え?俺たちがですか?」

パルド「そっ!じゃ、まってるから!」
あかね「あっ、ちょっと!」

パルドは、走り去ってしまった。

前川「...誰?」
みき「・・・誰...なのかな...」

あかね「それは、今日分かることだって♪」

りょう「夜までどーする?」
あかね「宿屋...ってあったよね!そこでいいんじゃないの?」

みき「で、でも、大丈夫なの...かな...知らない人なんだよ?」
前川「・・・?」

あかね「ほらほら!つったてないで、宿屋にレッツゴ―――!!」

みき「...」

キャンダルで、一晩すごすことにした。

――夜――

みき「・・・みんな起きてる?」

あかね「すか~...。」
りょう「ぐー...」
土肥「すー・・・」
前川「ZZZ」

みき「・・・みんな...寝てる...はぁ。結局1人なのかぁ...」

みきは、とぼとぼ1人でパルドの部屋に向かった。

コンコン...

パルド「はーい。はいっておいで」
みき「し、しつれいします」

パルド「みんなは寝ちゃったの?」
みき「はい。ごめんなさい;あの、聞きたいことって?」

パルド「あぁ。あのね、ファリンがケーシィにさらわれたって?」
みき「そうみたいなんです・・・」

パルド「へぇ。でも、あんたらには関係ないんじゃないの?」

みき「そうなんですけど...!あたし達ファリンさんの力じゃなきゃ、元の世界に帰れないんです!!」

パルド「も、もとの世界?!・・・・詳しく教えてくれないか?あたいも、出来ることなら言う。」

みきは、いままでのことを、パルドに言った。

パルド「・・・・へぇ。かなりありえない状況だね。でも、おかしいんじゃない?」
みき「え?なにが・・・?」

パルド「だってさ、世界?が2つあるって意味わかんないじゃん。そもそも、元の世界ってありえないよ。」

みき「それは・・・」
パルド「ま、真実とかは、ケーシィ倒したら知りな!」
みき「うん・・・!そうだね・・・。」

パルド「そうだ、あたしとファリンは、仲間だったんだよ。ここの街で別れたけどね。」
みき「なんで分かれたの?!」

パルド「・・・・それはね、そのころ...あたいは病気だったから・・・」







パルド「ゴホッ...ゴホッ...」
ファリン「大丈夫?休んだ方がいいと思うよ?」

シュウ「たしか、近くにキャンダラとかあるっていってたよな?」
エリー「ではでは、キャンダラにしゅっぱーーつ!」



医者「・・・・言ってもいいのか?」
タケシ「どうぞ。」

医者「このまま旅を続けるのは、無理だ。絶対安静にしていること。」

シュウ「...?!どうしてだよ!くすりとかあるんだろ?」

医者「たとえ薬をのんでも旅をしたら助かる見込みはないぞ。それでもいいのなら。」

タケシ「な・・・」
ファリン「・・・・。」

パルド「みんな、あたいのことは...いいから・・・お願い。アンジェラを倒して...あの憎い悪魔を...ゴホッ」

エリー「なんでよ!パルドをおいてける馬鹿がいるか!」

パルド「あははっ...お願いファリン・・・あたしのお母さんとお父さんのかたきを・・・・」

ファリン「わかった。いくね。」






みき「・・・そうだったんだ・・・」

パルド「いやだいやだ。こんな昔話しているあいだに、もうこんな時間だよ;
    ☆(ほし)のマークがついている5人の英雄をさがしてるんだろ?早く寝なきゃ!」

みき「あ・・・!うん!ありがとぉ!おやすみなさい!」

ガタン...。

みきが宿屋にもどっていった。

パルド「...久しぶりにお墓まえりにでもいこうかな」

パルドは、部屋をでて、キャンダラより北にある、墓場に向かった。

パルド「あ、あったあった。お母さん、お父さん。久しぶり。今日ね聖女がきたよ。あたい・・・昔を思いだしちゃった...
    みきには言わなかったけど、あたいの体にも☆(ほし)マークがついてるのは2人とも知ってた...?
    あたし・・・英雄でもないのに・・・術あんまりつかえないのに...なんで...なんでこのマークが・・・・。英雄は5人だけなんでしょ?!」


シーン・・・。

パルド「お願い・・・返事して・・・」



朝。

みき「みんなおはよー♪ってあかねまだ寝てる――――」

あかね「ん~♪ラーメンおかわり・・・・・ぐー・・・」

りょう「みき!パルドさん家にいなかったけど...?」

みき「えっ?!どうしてかな・・・・」

土肥「しらねーけど、相原さん昨日行った?」
みき「うん。行ったよ。」
土肥「どーだった?」

みきは、3人(りょう、前川、土肥)に昨日のことを話した。

前川「かたき...か」
りょう「それよりさー。。。アンジェラって?」

みき「あのね、魔王みたいな支配者みたいよ!でも、英雄の5人が、倒したんだって!!」

りょう「ふーん・・・」

あかね「んー...カレー追加・・・・ぐぅ。ぐぅ。」←爆睡㊥
土肥「川上おきろよ...」


みき「早く、元の世界に帰るために、早く出発しなきゃね!」
りょう「そうだな・・・」
前川「・...ファリンさまがさらわれて...めんどくせーことになっちまったーー」
みき「ファリン様しか、あたしらの願いを、かなえてくれないのかな...?」
りょう「そーなんだろーな。」
前川「んー・・・」

あかね「あ!・・・・だめだめ!土肥くんそれあたしのカレーなんだから...すか~。」←かなり爆睡㊥
土肥「起きろ!!!」
あかね「へっ?あれぇー?土肥くんおはよー(笑)」
土肥「あははは...苦笑」

みき「あ、やっと起きたよ~(汗)おはよう。あかね!」
あかね「おはよう!!なんかさ~嫌な夢見ちゃってさ...」
土肥「どんな夢・・...?」
あかね「土肥君にカレーを奪われる夢。」
土肥「やんのか?!お前!!!」
りょう「よくばりな土肥だことー(笑)」

前川「ほら、出発するぞー」
あかね「えぇ?!寝起きなのに~...」
みき「マリエースだったよね!!マサトがいる場所!!」
りょう「げっ、まだまだかよ...まじ勘弁―――」

あかね「ではでは、行きましょーう!!!シホ!!いる?」
シホ「ちゅうー♪」

5人は、キャンダルを、あとにした。





30分後・・・

あかね「づーがーれ”-だー。最悪、死んじゃう、もう戦えない――」
土肥「じゃあ、田んぼで寝てろ!」
みき「あ...あかね頑張って...;;;リート!」【リート  回復呪文】

あかね「ってかマリエースって遠すぎ!!!ってか平原多すぎ!!のどかわいたよー↓↓」
土肥「水だそうか♪ちょっと痛いかもしんねーけど」
あかね「け・・・・結構です・・・・」

前川「相原は、大丈夫か?へとへとじゃんか」
みき「私は大丈夫だよ!みんなが戦ってくれてるし...前川こそ、大丈夫なの・・・?」
前川「俺はべつに...」
みき「それなら、よかった!ヾ(*・∀・*)ノ♪」


あかね「皆者――――!!!前方に見えるのは、なんでしょうか?!...そうなんです...マリエースではないか!!」
土肥「かなーり歩いたーー・・・・」
りょう「早くマリエースに行こうぜ・...」
あかね「あと200m先なり~(泣)」
みき「みんな頑張って!もう少しだよ!」
前川「着いたらすぐ寝るか...しかたねーな」
シホ「ちゅ...う・・・」


なんだかんだ言って、やっとマリエースについた5人。
しかし...

あかね「やっとついたぁ~★って...Oh No!!!!!!!!」
りょう「うわ...でっけー街だけど...城もあるし...」
前川「人が誰も...居ない...?!」
土肥「寝てるとか...?」

みき「・・・・どうして...?」

マリエースについたものはいいけど、町の外に出ている人は、誰もいなかった。

兵士「そこの君!!こまるなぁ。名前を名乗ってくれ。」

あかね「あたしらぁ?!」

兵士「あたしらのほかに誰がいるってゆーんだよ」

あかね「げっ最悪...」
兵士「なんだと...?!ちょっと城までご同行願おう。」
りょう「...今、すげーやばい...状態?ですよね、土肥ちゃん...汗汗」
土肥「かなりな...。」
前川「逃げるか...それとも...」

???「どうしたんだ?」

兵士「はっ!この者たちが、不審者らしきものでございます!!名前も名乗らないので、城につれてこうかと...」
???「不審者・...あ!!」

謎の男は、みきの首元にある☆(ほし)マークをみて、唖然とした。

???「この者達を、通しなさい。命令だ。私の友達なんだ。」

兵士「はっ!!かしこまりました!!すいません!!どうぞ!おとうりください!!」

あかね「友達ぃ?!みき、そうなの?!」
みき「違うよ!!汗)))」

あかね「んー...怪しい・...」
みき「違うっての!!!!」
土肥「まぁさ、通してくれんだし、ここは甘えとこうぜ!!」
前川「そうだな。」

土肥と、前川は、すたすたと謎の男のほうに、行った。

あかね「あ、待ってよ!!!あたしも行く!」

りょう「行こう!みき。」

みき「うん。行こう...」

???「さぁ、こっちへ。」

あかね「あの~...あたしら、友達になった覚えはないんですが・・・??」
???「・...いいから・...。」
土肥「?」

5人は、ある部屋につれてこられた。

りょう「おれ等、マサトさんに会いたいんですけど...」
みき「今、お会いできますか...?」

???「ようこそ、マリエースへ。始めまして、私がマサトです。」

一同「うっそーーー??!!」←マサトは、

マサト「あなたの、その☆(ほし)マークを見て、とめちゃいましたヨ(笑)」

りょう「...そ、そうですか..・汗))んで、おれ達も、マサトさんに会いにきたんですよ!!」
あかね「それさっき言ったってば(汗)」

みき「単刀直入に言わせてもらいます。力をください!」

マサト「......力.....かい?」
土肥「力・・・・・・です!!!!」

マサト「私も、あげたいのは山々なんだが...」
前川「どーかしたんすか?」

マサト「....この町を、救わなければ....。」
みき「あ、そうですよ!!ここの町は、いったいどうしたんですか??」
りょう「町の外には、兵士以外誰もいねーし...」
土肥「かなーりガード固いっすね...」

マサト「それを、止めなければいけないんだよ....。力を、授けなければいけないのか...
    では、今日...実行するかな...」

みき「...実行?」

マサト「....このようなことをやらかしているのは、この町の王なんだ。
    もうちょっと先に、城があるんだが...」

りょう「マサトさん。」
マサト「ん?どうしたのかい?」

りょう「その王を、止めれば力をもらえるんですか?」

マサト「いや...;;そーゆーことではないわけじゃないんだが...」

あかね「じゃあ、決定☆うちら、はやめにもどりたいから、手伝うよ!」
みき「まかせてくださいね!!」
りょう「今日実行なんですよね??」

マサト「...そうだが...分かった。では、城で部屋を用意させるので、そこで時間が」くるまで待機していてください。」

一同「はい!」

5人は、城の中の、部屋で休む事にした。

マサト「では、私はこれで。仕事がありますので。」

みき「あ、言っちゃった」

あかね「あたしもぉだめ...クタクタ、ヘトヘトだよぉ...」
りょう「俺も...」
土肥「もう寝そ.....すやすや。。。」

前川「ここまで疲れたし、寝てもいいんじゃねーの?」
みき「そうだね。寝ようか...!」

マサトが呼びにくるまで、部屋で寝ることにした。






・・・・・。
みき「ん....もう、こんなに暗くなっちゃってる...!!!」はっ

前川「どーした...?」
土肥「うはー!!マサトさぁん...」
りょう「うーねみぃ...」

あかね「うっさいなぁ...黙れよ...ぐ~...。」
土肥「起きろ!!ばか娘!!!」

みき「早く、王座の間に行かなきゃ...!!!マサトさん、1人で行ったんだよ...!」

前川「相原さん!急ごう!」
みき「うん!約束したもんね!」

5人は、王座の間に向かった。
目の前につくと、声が聞こえてくた。

マサト「なぜ、町の皆を、外にだしたらだめなんですか?!」
王「...。」

前川「行こう。」
みき「うん。」

ガちゃ...

みき「マサトさん!!!」

マサト「みなさん...!おきたんですか...」
王「マサトよ。人間が、外に出てしまったなら、作戦が失敗に終わるではないか。」

マサト「またこれだ...さっきからこればっかり...作戦ってなんなんですか...!!」

あかね「マサトさん...この王様、のっとられてるんじゃないの?!」
みき「たしかに...目が、おかしいです...」

りょう「本当のすがたをあらわせ!!にせもの!!!」

マサト「たしかにそうだな。よく見れば...貴様はいったい誰なんだ?!」

偽王「...フ...。
  さすが、聖女だな。邪魔者め...。」

あかね「ムカッ!邪魔者だとぉ?!」

偽王「ワレの本当の姿...我の姿は、こんれだ!!!」

すっ...
ばたっ
王から魂が抜けるかのように、1人の男が出てきた。
王は、その場で倒れた。


マサト「...?!」



土肥「ひゃ~;;暗黒の男って感じ!!」
みき「マサトさん??どうしたんですか??」

あかね「王様!!!」
あかねは、倒れた王様のもとに、むかった。



マサト「ど...どうして....貴様がここにいる!!!」



一同「..........え?」

???「フ....。久しいな。マサトよ...おどろいて私の名前も出せぬか...」



マサト「......なぜここにいる......アンジェラ....!!!」


みき「...?!」
マサト「貴様は、私達が、このテで、封印したはず...」

アンジェラ「貴様に言うものか。誰かが私を呼んでいるのだろう...フ...」

マサト「させますか...。私がここでもう一度あなたを倒す!!」
アンジェラ「いいだろう。しかし、おろかだな。貴様1人とは...」
土肥「俺達だって...!!」
マサト「いや、いい!俺で十分...だ、」

アンジェラ「ファイヤーボール!!!」

マサト「くはっ.....!!!」
みき「マサトさん!!!」

アンジェラ「うぬ...。もう終わりか...。私は、こんなおろかなものに負けたのか....。
      恥らしい。」


マサト「...ぐ...ぐはっ...」
みき「マサトさん、もうやめてください!!」

アンジェラ「ま、楽しかったし良いとするか。
       では、また会える機会があったら、貴様らを、殺す。」

すっ...
アンジェラは、消えた。


前川「どーゆーことなんだよ..
    アンジェラって...一回倒したんだろ...?!」


アンジェラが消えたとき、ふと窓をみると空の色は、暗黒にそまっていた。


続く***

あとがき♪

おつかれさまです!!呼んでくれてありがとう!!!次回も読んでけろ!!
!!ここで、分からない人のために、自己紹介!!

相原 美希
優しい女の子で、なぜか聖女という、使命をもっている...?
光系?
*ガード*
川上 あかね
強気のもりあげ役。(?)元気のいい女。
前川と付き合っている。←重要!!
かみなりけい。
土肥 友也
ノリの良い男で、つっこみをよくする...?
魔術を使う。((水系?
前川 達也
クールで、前向き。
魔術を使う。((火系?
松枝 りょう
みきのおさななじみで、美希にかんしては詳しい(?)
剣を使う。

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