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Tales of keeper~君を永遠に守る物語~【1】

~プロローグ~


ここは広大な世界、ウミルガルズ。
この世界にはかつて、『精霊』と呼ばれる強大な力を持つ生命が存在した。
精霊の力を持ってすれば世界を支配するなど容易い。
人々は精霊の持つ力を求めた。
精霊は力こそ強大であったが争いを嫌った為、『精霊王』マクスウェルは人間への忠誠を誓った。
そして、人々は世界を巡り戦争を起こした。何十年経とうとも戦争は治まらなかった。
これを嘆いたマクスウェルは自らを一本の『樹』に封印した。これ以上人々を争わせないために。
ほかの精霊たちも次々に自らを封印した。
精霊がいなくなると人々は争いをやめ、平和な世界が訪れた。

そして...数千年の時が流れた。

突如、『世界三大国家』の一つ、『ヴァリ帝国』が『テュール王国』に戦争を仕掛けてきた。
武力で劣るテュール王国は、傭兵集団『レイド』を雇い、なんとか応戦していた。
そして、このレイドに所属する青年、『アラン=サーべージ』と...
テュール王国にある森の奥にある一本の『樹』を守り続ける少女、『ソニア』。


物語の糸は紡がれ始めた...。

「作者メッセージ」

初めまして、デュークと申します!
実はこの小説、以前とあるサイトで途中まで掲載していたのですが...
色々あって場所を変えて書くことにしました。
完全オリジナルテイルズなのでつまらないかもですが...
頑張るのでよろしくお願いいたしまっす!!

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