テイルズオブザワールドオブワン【4】
ハルト「結局、命が悪いのか??」
ノゾミ「多分違うんじゃないかな??」
テイルズオブザワールドオブワン
第4話 召喚士登場(上)
モンスターと戦って、かなりのガルド&経験値が溜まった二人。
本当は迷子。
ここはウンディーネが司る、サファイア湿地帯(サファイア平野)と呼ばれてる。
ウンディーネのせいか、物凄くじめじめする。
ハルト「梅雨みてえ。」
ノゾミ「うん。じめじめして気持ち悪い。」
ハルト「町はないかなぁ~。」
ノゾミ「うん・・・。」
2人「お腹空いた。」
ぱたっ。
??「あら、こんな所で子供が2人・・・。町まで後ちょっとだから、運んじゃえ!!」
若干お気楽な女性に拾われた2人。
ハルト「(ん・・・。ここは??)」
??「気が付いたの??」
ハルトが目を覚ますと、緑髪のお団子結びで、空色の目がみえた。
??「君達危なかったねぇ~。モンスターに食われるところだったよ。」
白衣を纏った女性だった。
ハルト「ここって病院ですか??」
??「ううん。私の家。何でって・・・これね研究員だからいつも着てるの。」
ハルト「ノゾミは!?あっ、女の子は居ませんか??一緒に居た。」
??「あの子ね。とっくに起きてるわよ。」
ノゾミ「ハルト、起きたの??」
??「ハルト君ね、私はハニ―、ハニ―・ラルアよ。宜しく。」
ハルト「あ・・・ありがとうございました。運んで頂いて。」
ノゾミ「こちらもありがとうございました。」
ハニ―「やーね、私これでも17よ!!」
ノゾミ「私達15です。ので敬語ですよね。」
ハニ―「2つ下なの??いいわよ、敬語は嫌いなの。」
ノゾミ「ハニ―さん、あの・・・」
ハニ―「ハニーで良いわ。」
ノゾミ「ハニー、ここって何処。」
ハニ―「研究の街フォアシティ。通称フォア。」
ハルト「ここ、ハニ―の家??」
ハニ―「いいえ。医務室よ。この町は大きな研究所なの。」
ハルト「じゃあ、街じゃなくて大きい研究所??」
ハニ―「ご名答。一般市民は、ノーフォアロードに住んでるの。」
ノゾミ「フォアって??」
ハニー「フォアって知ってるでしょ??ルーシュア語を喋れないの??」
2人「ルーシュア語??」
ハニー「まさか、繋ぎ目??」
続く