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ルークとアッシュが生まれたとき

「ある男の話とはなんだ?申してみよ」
公爵に言われ、騎士は話し始めた。
「はっ! ある男は中立の総本山ダアトにあるローレライ教の神託の騎士団の
主席総長を務めており、剣術に長けております!」
「ほう、これは期待できそうだな」
公爵が嬉しそうに言う。
「それで、その男の名はなんと言う?」
公爵は騎士の方を向いて言った。
「ヴァン・グランツという男です」
「では、グランツ謡将にルークの剣術の稽古を任せるとしよう」
笑顔で遊ぶルークを見て、公爵が言う。
                   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ルークは3歳になった。今は雇った教師に教わりながら、勉強をしている。
「はい!ルーク様、今日は算数をお勉強しましょうね」
「はーい!」
元気なルークの返事が聞こえる。教師は女性で、眼鏡をかけていて、とても
綺麗な女性だ。
「ルーク様、3+1=?」
「4!」
元気よく大きな声でルークが答えた。
「よくできましたね!ルーク様!」
教師が笑顔で拍手をする。教師が次の問題を言おうとしたとき、
「コーン、コーン」
と、ベルが鳴った。
「あら、お客様かしら」
コンコン、ドアをたたく音がした。
「失礼いたします。ルーク様、お父様がお呼びです。一緒に来て下さい。」
「あら、ルーク様にも関係あるのね。では、ルーク様、いってらっしゃい」
教師はルークに一礼し、ルークはメイドと手をつなぎ、父のいる応接室に行った。
「ルーク、そこに座りなさい」
父に言われ、ルークはイスに座る。
「・・・・・・・・・このひと、だあれ?」
ルークは隣にいる人物に気がついた。
「ルーク、紹介しよう。この方は・・・・」
「初めてお目にかかります、ルーク様。私はヴァン・グランツと、申します」
ヴァンはルークに一礼をした。ヴァンの態度は冷静だった。
≪続く≫


♪あとがき♪
第2話を書いたのですが、ヴァンの年齢が・・・・・!
ちょっとヤバくなってしまいました(-_-;)
そのへんは、気にせずに読んでいただけたら、うれしいです<(_ _)>
今後も僕が書いた小説を読んでいただけたら嬉しいです!
宜しくお願い致します!     優樹

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