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ルーティの心【1】


リオンが行方不明になってから1週間後・・・・

アトワイト「またリオンの事を・・・・」
ルーティ「・・・・・・」
ルーティ「え?何?」
アトワイト「え?いや、なんでもないわ。」
ルーティ「・・・・そう。」
アトワイト「・・・・・・・・・」
スタン「おーいルーティ 飯ができたぞ!」
ルーティ「うん、今行くわ。」
スタン「(どうしたんだろう、ルーティ。この前からずっとぼーーっとしてる。)」

食堂

ルーティ「・・・・・・・」
ウッドロウ「スタン君、一体どうしたんだルーティ君は?」
スタン「いえ、僕にもわかりません」
ウッドロウ「そうか・・・・」
フィリア「多分・・・リオンさんの事では・・・」
スタン「あ、そうか・・・・そっとしておこう。」
フィリア「その方が良さそうですわ。」
ルーティ「・・・・ごちそうさま。」
コングマン「おーおーこんなに残しちまって。もったいねえ、俺が食ってやろうか?」
ルーティ「・・・・・」
コングマン「何だよ。何とか言えよ。」
ルーティ「・・・・・・」
コングマン「お?ケンカ売ってんのか?」
「・・・・・・」

ルーティはいつもより強くドアを閉めた。

コングマン「なんでい、あの女。俺を無視しやがった。」
スタン「・・・・・馬鹿かお前は・・・・」
コングマン「何だと?誰が馬鹿だって?小僧!ケンカ売ってんのか?」
スタン「お前・・・ルーティに誤って来い!」
コングマン「何で俺が誤んなきゃなんねえんだよ!」
スタン「お前は人の心が分からないのか?そういうやつは、俺が一番嫌いなタイプだ!」
コングマン「んだとぉ?」
フィリア「ケンカはやめてください!」
スタン「・・・・・・・」
コングマン「おい小僧・・・・後で白黒はっきりつけるぞ!」
スタン「上等だ!」
フィリア「・・・・・・」


            続く

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