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ルーティの心【3】


ルーティの心 最終話    作 ヒデ

あらすじ
スタンとコングマンは戦っていた。ルーティは応援を呼びに行った。


スタン「でぃりゃぁぁぁぁぁ!!!!!」
コングマン「とおりゃぁぁぁぁぁ!!!!」

3分後、フィリアとウッドロウを起こした。

ウッドロウ「何だね、騒々しい・・・」
フィリア「まだ夜中ですわ・・・何の用ですか?」
ルーティ「スタンとコングマンが戦ってるの!何とかして!」
ウッドロウ「そういうのは気の済むまで戦わせておきたまえ。そのうち仲がなおるだろう。」
ルーティ「何言ってんの!それができそうにもないから呼んでるんでしょ!」
フィリア「私は行きます!ほうっておけません!ウッドロウさんも早く来てください!」
ウッドロウ「仕方が無い。行かせてもらう。で、場所は?」
ルーティ「こっちよ!」

さらに3分後・・・・

スタン「うおおおおお!!!獅孔爆炎陣!!!」
コングマン「小僧!それだけか!へビィボンバァーー!!!」
ルーティ「何とか止める事はできないの?」
フィリア「説得しましょう!」
ルーティ「頼んだわよ!」
フィリア「もうやめてください!神はお怒りです!」
スタン「頼む!こいつだけは倒さなきゃならないんだ!」
コングマン「どこを見ている!グレイトアッパー!!!」
スタン「うぐっ・・・!」
スタン「・・・・まだまだ!うおおおおお!」
ルーティ「ああ!!!もうどうすればいいの?」
ウッドロウ「簡単だ。」
ルーティ「え?」

ウッドロウは袋の中から道具を取り出した。

ウッドロウ「エナジーブレッド!」

大地に電撃が走った。電撃はスタン達の方に向かって伸びた。

スタン「うわ!!これは電撃?・・・くっ・・・・。」
コングマン「うおおおお!しびれるぅぅぅ・・・・」

スタン達は黒こげになった。しかし、2人とも息はあった。

医務室

スタン「う・・・・ん・・・・・?ここは?」
フィリア「医務室ですわ。スタンさん達2日間眠っていたんです。戦いで疲れたのですね・・・」
スタン「そうだ!ルーティ!ルーティは? うっ・・痛い・・・・」
フィリア「無理も無いですわ。エナジーブレッドの電撃をまともに受けていたのですから・・・」
スタン「エナジーブレッド?そんな物騒なものを誰が・・・・」
フィリア「ウッドロウさんですわ。」
スタン「え?どうして・・・ウッドロウさんが?(後で訳を聞こう・・・)」
フィリア「私にもよく分かりません。」


夕食・・・・

スタン「ウッドロウさん、後でちょっと話があります。海岸に来てください。」
ウッドロウ「ん?ああ・・・別にいいが・・・・」
コングマン「ルーティ・・・」
ルーティ「何?」
コングマン「すまん!あの時はお前の事を分かってやれなかった・・・すまん!」
ルーティ「そう・・・って許すと思う?」
コングマン「え?」
ルーティ「慰謝金10万ガルド。キャッシュでね。」
コングマン「・・・・・・」
ルーティ「やっぱ世の中は金よ!」
スタン「ははは。やっぱりそれがルーティだよ。」
ルーティ「私はいつもこうよ!」
フィリア「元気がもどって良かった・・・・」
ルーティ「・・・・・・」
スタン「(さて・・・後はウッドロウさんだな・・・」

20分後・・・・・

ウッドロウ「何だね、話とは・・・・」
スタン「あ、はい。僕は思うのですが、なぜあの時エナジーブレッドを使ったのですか?他にも方法があるのに・・・」
ウッドロウ「当然だろう。うるさいから一番手っ取り早い方法を使ったのだ。」
スタン「ウッドロウさん・・・・何かおかしい。」
ウッドロウ「私はおかしくないぞ。逆に君がおかしいのでは?」
スタン「お前は誰だ!正体を見せろ!」
ウッドロウ「ふん・・・仕方ない、良かろう。私はミクトラン、古代の王だ。」
スタン「ミクトラン?聞いた事が無い・・・」
ミクトラン「ならもっと身近に感じさせてやろう。ヒューゴも私が操っているのだ。」
スタン「何?」
ミクトラン「ふふ・・・驚いたかね?」
スタン「くそ・・・お前は俺が倒してやる!」
ミクトラン「なら倒してみろ。ふふ・・・お前と戦えるのを楽しみにしておこう・・・」

ウッドロウはその場に倒れた。
その後、スタンに洗脳されていたという事を教えてもらったが、ウッドロウはその時の事を忘れていた。

こうして、スタン達はミクトランを倒す旅に出かけた。

                  完

あとがき
うーん・・・何か最後の方別の話になっちゃたな・・・・。(笑)
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