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僕の正体【2】


僕の正体    作・沙宇摩
~ハプニング・それからの決心~
 
風が僕の頬を伝う・・・・・。気持ちいい・・・・・。
僕は、草原に寝転がり、そのまま寝てしまった。

『ちゃん・・・・・。坊ちゃん・・・・。』

誰か呼んでいる・・・・。

シャルティエ『坊ちゃん!坊ちゃん!』
リオン「あぁ、シャルか・・・・。」
シャルティエ『あぁシャルか。じゃないですよ!』
リオン「んでどうした?」
シャルティエ『敵に囲まれてますよ。』
リオン「そうか。」
怪物「グルルルルルル」
僕の周りには5~6匹ほどの敵がいた。
リオン「行くぞ!!!」
シャルティエ『はい!』
リオン「ストーンブラスト!!!」
ゴンゴンゴン
一匹気絶。
リオン「一匹ずつじゃだるい。」
シャルティエ『じゃ、上級晶術でも・・・。』
リオン「それが楽だ」
ブツブツ・・・・・。唱え始める。

ザクッ

リオン「!?」
シャルティエ『坊ちゃん!!!!』
リオンがその場に倒れた。
リオン「これくらいどうって事ない。」
シャルティエ『大丈夫ですか!?』
リオン「うだうだ言うな!行くぞ!!!」
敵から離れたところで晶術を唱える
・・・・・・・・。キラッ
リオン「ブレス!!!!」
ドーンッ
残りの4匹が大岩の下敷きとなった。
シャルティエ『傷の手当てした方が・・・・。』
リオン「あいつらの世話になんかなりたくない・・・。」
シャルティエ『そんなこと言ってたら・・・・。傷が・・・・。』
リオン「・・・・・。もうこんな時間か・・・。」
と言うと、リオンは宿の方角へ歩いていった。

ルーティ「おっそいわね。あの餓鬼(怒」
スタン「確かに遅いな・・・・。」
ウッドロウ「私だって早く帰って来れたんだがな。」
フィリア「とにかく待ちましょう。」
マリー「それしかないな。」

カチャ・・・・。

ドアの音が聞こえ、食堂で待つみんなは、ドアの方をいっせいに見た。
一同「リオン!!!」
リオン「ふっ・・・。待たせたようだな」
シャルティエ『・・・・・・・。』
リオンは怪我をした右腕を押さえながら入ってきた。
スタン「ご飯にしようぜ!!!」
ルーティ「本当に田舎者はご飯が好きね。」
スタン「ほっといてくれよ!」
アトワイト『あれ?リオン、腕・・・・。』
さすが医者。
リオン「!?」
リオンの顔が強張った。

食堂に沈黙が流れた。

それを突き破った女が一人
フィリア「だめです!ちゃんと手当てなさらないと!!」
リオン「いい!」
マリー「・・・・真っ赤だな。」
リオンの右腕を見ながらマリーが言う。
すると。
リオン「お前らは脱獄者のくせに僕にかわまないでくれ!!!」
一同「はぁ?」
ルーティ「なっ何いってんのよ!リオン」
スタン「そりゃ、一回捕まったけどさ。」
リオン「・・・・・。」

バタンッ

リオンは無言のまま立ち上がり、食堂を出た。
ルーティ「なによ!あいつ」

ーーーーリオンの部屋ーーーーー
リオン「・・・・・・・。」
黙ったままベットに座っている。
リオンはだんだん息が荒くなってきた。
リオン「・・・・ハァ・・・ハァ・・・。」
シャルティエ『どうしました?』
リオン「傷が・・・・痛い・・・・。」
シャルティエ『坊ちゃん!』
リオン「・・・・・・・・。」
すると。

ドンドンッ

スタン「リオン飯だ。」
リオン「いらない!!!僕にかまうな!!!」
と、リオンは怒鳴りつけた。
スタン&フィリア「リオン(さん)・・・・。」

走行しているうちに、夜中になった。
リオンの腕の痛みは増す一方。
息も荒々しくなった。
リオン「ぜぇぜぇ・・・・。」
シェルティエ『坊ちゃん!本当に大丈夫ですか!?』
リオン「大丈夫ではないようだ。」
すると、リオンは本を取り出した。
シャルティエ『これは?』
リオン「どんな痛みもとる秘薬の作り方だ。」
そうして、リオンは、本を見ながら秘薬の調合に入った。

ゴリゴリゴリゴリ。

シャルティエ『・・・・・・・。』
シャルティエは見守ることしかできなかった。
できたので、リオンはそれを飲み干した。
リオン「・・・これでマシになるだろう。」
そういうと、ベットに横になり、寝た。

こんなグループに入ってると、目的を忘れる・・・・。
僕は
こんなお人よしのメンバーを抜け、ダリルシェイドに、戻ります。

と言うリオンの決心が新たになった。



あとがき
めっちゃ、強制ですね・・・・・。終わらせたの。
~ハプニング・それからの決心~どうでした?
よくわかんないですね。この小説・・・・。
次回は~リオンの旅立ち~です
よかったら見てください。
恒例(またか・・・。)の感想掲示板もよろしくお願いします。
あと、読んでくださった皆様、いつもいつもありがとうございます。
もっと修行を積んで行きますので、これからもよろしくお願いします。 


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