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四英雄とカイル【6】


~ハイデルベルグ城~

スタン 「やっと、着いたか・・・」
リリス 「ここが、ハイデルベルグ城・・・」
リリスが、驚いたような声で言った。
スタン 「そうだよ、リリス。ここが、ウッドロウさんが、いる所だよ」
リリス 「ふ~ん」
ルーティ 「スタン何やってんのよ。おいて行くわよ」
スタン 「ルーティは、せっかちだな~」
ルーティ 「うるさいわね~」
ルーティが怒鳴った。


ウッドロウ 「よく来てくれた、スタンくん」
スタン 「ウッドロウさん、お久しぶりです。元気そうで何よりです」
ウッドロウ 「スタンくん、こそ、元気そうで・・・」
ルーティ 「お久しぶりね、ウッドロウ」
マリー 「今日は、大切な、パーティに招待してくれてありがとう」
ウッドロウ 「いやいや、私は、たいしたことは、やっていない」
スタン 「っで、何時くらいからやるんですか?」
ウッドロウ 「今日の7時くらいから始めるつもりだが・・・」
スタン「わかりました・・・」
ウッドロウ 「それまで、客間で休んでくれ・・・」
スタン 「わかりました」
スタンたちは、メイドたちに客間に連れて行かれた。

~客間~

リリス 「お兄ちゃん、ここのお城大きいね」
スタン 「ああ」
リリス 「ねぇ?」
スタン 「何だ?」
リリス 「ここで、グレバムを倒したんでしょ・・・」
スタン 「ああ、そうだ。ここで、グレバムを倒したんだ」
マリー 「それで、ソーディアン・イクティノスをとりかえしたんだ」
リリス 「イクティノスって、ウッドロウさんが、腰に付けていた奴?」
ルーティ 「うん、そうね。マスターとソーディアンは、かたい友情で結ばれているわ」
スタン 「そうだな、俺も、ディムロスとかたい友情で結ばれている。ウッドロウさんもきっとそうだ」
マリー 「私は、ソーディアンマスターでは、ないからわからない・・・私も、一度でいいからソーディアンの声が聞いてみたい・・・」
リリス 「へ~そうなんだ~私も、一度でいいから、ソーディアンの声が聞いてみたいな~」
スタン 「・・・」
ルーティ 「・・・」
ガチャ
客間の扉が開かれた。
スタン 「誰か、来た・・・」

メイド 「ここが、客間です。パーティの時間までゆっくりとしておいて下さい」
??? 「わかった・・・」
一人の男が入って来た。

スタン 「・・・リ、リオン!!!」
スタンが叫んだ。
リオン 「何だ、スタン?そんなに大声を出して・・・」
入って来たのは、リオン・マグナスだった。
リオンとは、ソーディアン・シャルティエのマスターである。
スタン 「いいや、別に・・・」
リオン 「なら、黙っていろ」
スタン 「・・・」
ルーティ 「久しぶりね、リオン」
リオン 「ね、姉さん・・・」
ルーティ 「あら、あなたが、私のこと、姉さんって、呼んでくれるとは、以外ね」
リオン 「悪かったな」
マリー 「久しぶりだな、リオン」
リオン 「ああ」
リリス 「始めまして、リオンさん」
リオン 「誰だ?」
リオンが尋ねた。
リリス 「私、リリス・エルロンです。よろしくね」
リオン 「何だ・・・スタンの妹か、こちらこそよろしく・・・」
なんとなく、会話がすすめられて行った。

午後7時・・・

パーティが開始された。



~つづく~



~あとがき~



さて、四英雄とカイル~6~が完成しました。
今回は、きりのいい所で終わってみました。
あまり、意味はありませんでしたけど。
さてと、四英雄とカイルもそろそろ、終わりです(多分)。
これ、前にも書いたような気が・・・どうでもいいことなので気にしないで下さい。
久しぶりに、四英雄とカイルを書きました・・・今度は、もう少しはやく書くので、よろしくお願いします。
あと、よければ、感想などをください。
では、次回にまた会いましょう。
終わり・・・

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