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‥Tales of Destiny2‥外伝「まじない事件」 【1】


‥Tales of Destiny2‥外伝                                   

題名「おまじない事件」 ~神様ぁぁ…~
作者:沙蘭

それは、キャンプ中での出来事でした…
カイル「おまじない?」
ある夕日が見える山の中でカイルは不思議そうに声を上げた。
リアラ「そう、おまじない。自分が求めるお願い事、叶って欲しい事を
一つだけ、神様にお願いするの…そしたら、あらまドッキリ☆叶っちゃう
ってお話よv」
リアラはカイルに「おまじない」の事について語るとカイルは興味が湧いた
のか、心を弾ませながら、元気よく立ち上がり
カイル「願い事…かぁ♪よっしゃ!!ロニ達にも教えてくるよっ!」
と言うと、カイルはそそくさに走って行った
リアラ「うん、行ってらっしゃい」
リアラはカイルを静かに見送ると、夕日が綺麗に輝く、夕空を見て思った…
【あんなカイルを見れるのも、もう後…何回見れれるのだろうか…?出来れば、一生
カイルと一緒に居たい…カイルの側にずっと居たい…だけど…………】
リアラは寂しげに栗色の瞳を細め夕日が沈んでいくのを見、静かに溜息をついた… 

ロニ「何、願い事?」
テントの中でロニはカイルの発言した「願い事」という言葉に反応した。後ろで待機しているジューダス、ナナリー、ハロルドもほぼ同時に反応する
カイル「そっ!自分の叶って欲しい事を一つだけ神様に祈るんだって!」
カイルがそういうとロニはちょっと興味が湧いたのか、軽い笑みを見せてみせた
ロニ「ほぉ~~…願い事ねぇ。ま、いいんじゃねーの?」
カイルはそれを聞くと、また元気よく言う。
カイル「やった!じゃぁさ、今日の夜中、寝る前にみんなでお願い事しようよ!!」
とカイルは提案した、が。やっぱり、それを反対する者も居た。仮面から見えるその渋い紫色の瞳がカイルを見下すかのように、見つめる
ジューダス「くだらん。そんな餓鬼がやるようなものを良い大人がして恥ずかしいと思わんのか、馬鹿者が」
出た。という感じでカイルは苦笑をした。ジューダスはいつも「馬鹿」「馬鹿」と言っているのだ。もう、そでが口癖なのかもしれないが…                           それを聞いたロニは「ムカッ」ときた。そんなロニをよそにジューダスはまだ語る
ジューダス「大体、叶うかどうか分からんのにやって何の意味がある?何の得があるというのだ?そんな事が分かっていて、なおさらやる。というのか、お前らは…はぁ、馬鹿ばかしい…付き合ってられんな」
皮肉だろうか。ジューダスがカイルに対して言った。そして、ある一部の方にも言ったように思えた…そして、遂にロニは怒りに燃えるのであった
ロニ「ケッ。そんなの、やってみなきゃ分からねぇだろうが」
言い返してやった。が
ジューダス「フンッ。やりたければ勝手にやっておけ。どうせ、貴様の願い事などたいしたものではあるまい、変態スケベロニが…」
言われてしまったか、ロニ。禁断の台詞、「スケベ」を。。。ロニはマジ切れしたのか
ジューダスに駆け寄った
ロニ「んだ、おめぇー!!いちいち、うるせぇんだよ!あ~、お前はいっつもそうだよなー!俺が言うことほとんど全てに皮肉なんか言いやがってよ!ムカつくんだよ!」
頭に血が上ったのか、顔まで赤くなっている。本当に怒ってるらしい。しかし、ジューダスはいつになく冷めた表情で
ジューダス「五月蝿い。勝手にほざいてろ、馬鹿ザルが…」
もはや、ロニはジューダスから見ればサルと同じ扱いのようだった。五月蝿い、野生の変態サル…と。ロニは更に怒ったらしく、ジューダスと口喧嘩を始めてしまった。
ナナリー「これじゃまるで、犬と猿の大喧嘩じゃないか。」
正にその通りであった。口喧嘩はやむこともなく、ナナリーは「やれやれ」という感じに溜息をついた。
カイル「も~、二人とも喧嘩はよしなよ~;;」
一生懸命止めに入ろうとしたが、二人の殺気(?)にはさすがのカイルも負けたのか、後ずさりをしてしまう。
ナナリー「ったく、五月蝿いねぇ…こんなに五月蝿かったら魔物に見つかっちまうじゃないか。ちょっくら、黙らせるかな…」
そう言いながらナナリーは指の骨をボキボキと鳴らしてみせた。その音を聞き、ジューダスはテントから出て逃げた。取り残されたロニは恐怖に震えるのであった…
ロニ「お、おおぉ、落ち着け、ナナリー!話せば分かる!話せば…!」
ロニはナナリーに「関節技」をかけられる。と思ったのだろうか、声が震え気味であった。実際に体全体も震えてるように見えるが。
カイル「ま、待ってよナナリー!落ち着きなってばぁ~;;」                カイルは言った…が                                      ナナリー「何を話したら分かるんだってぇ~!?この馬鹿ドスケベ変態ロニがぁ~!」
遅かったようだ。ロニは一瞬にしてナナリーに関節技を掛けられてしまった
ロニ「うぎゃぁぁぁーーー!!し、死ぬっ!すみません、ナナリー様!もう、しませんからぁ…許して……あぁーーーー!」
ナナリー「んー!?アンタ、まさかまた何かしれかしたね!??ったく、アンタって奴はーー!一回、死んでこーーーい!天誅ーーー!」
かなりキツくしめた様子だ。ロニはもう、白目をむいていた…(嘘
ハロルド「おぉv面白い顔ね~v是非、研究材料に持ってこいの材料ね☆」
ハロルドはそういうと、メスを構えた。ロニは意識を取り戻し、慌ててナナリーから離れてハロルドに言った
ロニ「いや、俺生きてるから!生きてるから、解剖すんな!」
ハロルド「なぁにv生きてようが死んでようが関係無いわよwさ、解剖させなさ~い☆」
ロニは必死に走って逃げる。それをハロルドが捕まえに行く…二人は暗闇に消えていった……
ナナリー「…さて、五月蝿い奴らは居なくなったし、さっさとやろうかv」
カイルは「うん」と言ってうなずき、リアラの元へと行った。そして後からジューダス、ナナリーが続いて行った

リアラ「あ、来た来た!なにやら、賑やかだったね?」
さすがリアラ、だてじゃない。やっぱり聞こえてたらしいか、冷や汗をちょっとかいていた
カイル「まぁ、気にするなって!さ、願い事しようか!」
4人は木の根本に座り込み、夜空を見上げて、瞳を閉じ祈り始めた…その中で、カイルとリアラは小声で会話をしていたのであった…

リアラ「綺麗な星空―…」
カイル「そうだね…」
二人は肩を寄せ合い、夜空を見上げていた…まるで、恋人同士のようだった…
カイルはリアラの顔を見つめた…リアラは星空に見とれて見付いてないようだ
カイル【リアラって…色々大変なんだよな…奇跡の力を使って人々を助けたり俺たちを助けてくれたり…それに……リアラが…
                   ―神だって?―
カイルはリアラが神ということがまだ信じられない様子だった…無理も無いだろう、普通に「神」だなんて言われても混乱するだけである。でも、カイルは信じている…
何でか…それは、彼女を愛してやまないからだ。リアラは自分の事を「英雄」と言う。信じてくれている。だから、カイルも彼女(リアラ)と同じように、信じる。
在り来たりな理由かもしれないが、本当にそうなのかもしれない…
カイルはリアラを見ていた…そこでカイルは気付く。リアラの瞳が…微かに揺れている。潤んでいるのだろうか?半泣きしているのか?多分そうではないだろう…とカイルは感じた。どちらかと言うと、何でこんな悲しそうな顔をしてるのだろうか…と疑問を持っていたのであるのだろう…
カイル【リアラは今…何を考えてるのだろう…思ってるのだろう…俺は…俺は……
           ―リアラの辛さを分かってやれないのか…?―
カイルはリアラを酷く心配しているのだろう…何せ、愛してやまない愛人なのだから…そしてカイルはひらめいた
カイル【そうだ、これをお願いしよう…!】
カイルはそう心で思い、自分の手を握りしめあう…そして心の中で念じた……
          ―神様、お願いします。どうか、お願いします―
          ―俺を…俺を、一日だけリアラにしてください―

                一日だけ、リアラに―!!!!





++あとがき++
 終わり方中途半端ー!!(爆
 すいません、小説なんて初めてなもんでして…wナレーターの台詞が所々変な所
もあると思いますが、そこは…もう、勘弁してやってくださいねv(ぇ
国語能力(文系)ありませんからw(勉強しろ)迷惑でしょうが、まだ続いてしまいます!御免なさい(死
あ~…もう、オチ見えt(強制終了
まぁ、楽しみに待って頂けましたら幸いですv(爆
感想、意見、文句(はできるだけ、しないで…!(ぇ)などが御座いましたら、↓までv
yomasuda@d6.dion.ne.jp               

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