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幸せへの一歩【1】


       幸せへの一歩 ~ハロルドの謎~
      作者:理沙


リアラ「ねぇ、ハロルドって好きな人いないの?」
ある日突然リアラがそんなことを聞いていた。
ハロルド「へぇ??」
突然の問いかけについ間の抜けた返事をしたハロルド。
しかし、リアラはそんなことは気にしずにもう一度繰り返す。
リアラ「ハロルドって好きな人いないの?」
ハロルド「・・・さぁ。どっちに見える?」
リアラ「・・・どっちにも見えない」
ハロルド「じゃあどちらでもないわ」
リアラ「ひどーい!」
ハロルド「・・・何でそんなこと聞くのよ?」
リアラ「・・・・・」
これには理由があるのだが、それを口にしていのかとリアラはためらってしまう。

         ~数日前~
カイル「リアラー!次あっちに行ってみよ?」
リアラ「私疲れちゃった。この辺りで待ってるからカイル行ってきて?」
カイル「だ、大丈夫?」
リアラ「大丈夫!だから行ってきて平気よ」
一瞬こそ迷ったが、リアラの笑顔を見て安心したカイルは、リアラを木陰までつれていってから、また探索へ行った。
リアラ「ふぅ」
小さくため息をついて顔を上げると、少し先にハロルドの姿が見える。
立ち上がり、近くまで行こうとしたが、途中で立ち止まる。
珍しくハロルドが寂しそうな顔をしていたからだ。
リアラがハロルドの視線をたどってみると、視線の先にはロニとナナリーがいた。
リアラ「ハロルド~!!」
今来たとばかりにリアラが叫ぶと、ハッとした様にハロルドが振り向く
ハロルド「リアラどうしたの?」
リアラ「な、何でも無いわ、ちょっと姿が見えたから・・・」
振り向いたハロルドは普段の顔に戻っていたが、それ以来リアラはそのときの顔が忘れられないのだ。

ハロルド「・・・アラ・・・・・ラ・・・リアラ!!」
リアラ「えっ!?何?」
ハロルド「何?じゃないわよ。いきなり固まって・・・」
リアラ「ごめん」
ハロルド「で、何?」
リアラ「・・・ハロルドってロニが好きなの?」
ハロルド「何よそれ!誰がそんなデマ流したのよ!!」
本当に嫌そうな顔をしているハロルドを見て、少しロニが可哀想だと思ったリアラだが、とりあえずハロルドに自分が見たことを話した。
ハロルド「あぁ。見られてたのね・・・。でも、あれはただみんな幸せそうでうらやましかっただけよ。」
そう言ったハロルドは笑っていたが、またどこか寂しそうだとリアラは思った。
そして、この発言が自分の未来を変える大きく変えることになるとは夢にも思っていないハロルドは、何事も無かったように明るくふるまっていた。

  ~あとがき~
なんだこれーーー!!!!!!
ゲームとぜんぜん違う!
何書きたいんだ?
とか、そう言うのは置いといて(置くな)
こちらでは、はじめまして理沙と申します。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
自分で書いた小説(?)を人様に見せたのは初めてで、皆さんの反応がとても気になります。(自分は、恥ずかしいです)
ちなみにこの話しの目的(?)は、ハロルドと○○・・・・・(わかる人いるかな・・・)の恋愛もの(のつもり)です。
どこまで続くかわかりませんが、最後まで読んでいただけたらうれしいです。
それではまた次回会いましょう。                                                           H15・5・9著(古いな~)し

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