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~迷い込んだ少女~【7】


TOD2小説
迷い込んだ少女  作・たぎ(沙宇摩)
あらすじ
2000年前にタイムスリップして、リアン&ミエルのお仕事を手伝うことに。

☆第7章☆
ここはライドミレッツ下層部
ミエルを送り届けた。
俺は・・・?
ロニ「でぇりゃぁぁぁぁぁ!!!」
ズゴッ
ロニ「よしっ!行くぜ!」
リアン「・・・・。この人たちは・・・・?」
ミエル「ここまで戦闘にたけてるとは・・・・。」
カイル「はっ」
リアラ「このまま行けば一気にいけるのでは!?」
ミエル「そんなことないかも~・・・。」
ハロルド「え?こんな順調なのに?」
ミエルはここでいい伝われている伝説を話した。

このライドミレッツでは、火・水・地・木・金を供えている山。
そして、この上(山の上)では、その五つの力がすべて交わり、ここの史上最強なる武器を作り出した。
そして私の所属する「史伝航路」と言う組織は、その武器を手に入れるため、私達に調べさせた・・・・。

ミエル「と言うところですかね・・・。」
リアン「史伝航路は、すべての民を安全へと導く組織だ。」
ハロルド「ん・・・・。それとこの怪物どもがどう関係が?」
ハロルドが、敵をぶっ飛ばしながら話しかける。
ミエル「分かりません?その武器を守るためにここの生物は強化されたのです。つまり・・・。進化ですね。」
ナナリー「そんなことがありうるのかい・・・?」
リアン「現にそう起こっているだろ?」
ナナリー「そっか。」
すると、なぜか敵が。どうやら、下層部の中ボスだろう・・・。
ミエル「こいつの奥に階段!!」
リアン「ミエル!下がれ!!!ロニ!カイル!ジューダス!行くぞ!!」
カ・ロ・ジ「おぅ!」
リアン「五連風!!!」
敵に風の刃が飛ぶ。
中ボス「ウギャァッァァッ」
カイル「フレイムドライブ!!!!」
ロニ「プリズムフラッシャー!」
ジューダス「シャドーエッジ!」
ドーーーーーーーン
前には、黒こげになった敵がいた。
リアン「よし・・・・。」
ナナリー「すごい・・・・。こんな一撃で・・・。」
ライドミレッツ中層部
ミエル「みんなTPがつらいね・・・。」
ナナリー「ほら・・・。みんなマーボーカレー」
カイル「やったぁ~~~☆だーいすき☆」
リアン「・・・・・。パクッ」
ナナリー「口に合わない?」
ミエル「美味しいでしょ?ナナリーさんの手料理」
ロニ「まぁ不味くはない。」
ナナリー「ロニ・・・・?(ピキピキ」
リアン「うん。美味しいよ。」
ハロルド「ん~。本当美味しいわねぇ~・・・。」
と一服気味の皆さん
ジューダス「もう行くか?腹ごしらえもできた。」
ナナリー「そうだね。」
ナナリーが弓を持って立ち上がった。
ロニ「ナナリー?」
ナナリー「そこにいるのも気になるしね!!!!」
パシュ!!!!
ドサッ
敵がリアラのそばに落ちた。
リアラ「キャァァァァ!!!」
ナナリー「やっぱりね・・・・。」
ロニ「さっすが~。男勝り~。」
ナナリー「この場で滅ぼす!!」
ゴキッガキッ
ロニ「ぁグフッ」
ジューダス「行くか。」
リアン「あぁ。」
お?敵が・・・。しかも中ボスだ。
ハロルド「エンシェントノヴァ!」(早いな・・・。
ドンッ
そのまま怪物の手がロニへ向けられた。
ロニ「おおお?」
さっき関節技を食らったロニは、動けなかった。
ナナリー「ロニ!!!」
ザスッ
「!!!!!!!」
ナナリー「あつぅ・・・・。ぐっ・・・・。」
ロニ「バカ!なにしてんだ!」
キッ
ロニの目つきが変わった。
ロニ「いくぜ!震天裂空斬光旋風滅砕神罰割殺撃!!!!!」
ドーンッ
やられた敵が横たわっていた。
カイル「大丈夫!?リアラ!ヒールを!」
リアラ「ヒール!」
ナナリー「ふぅ・・・。痛かった・・・。」
ジューダス「今度から無理するな。無理をすると足手まといだからな・・・・。」
ナナリー「わかった・・・。」
なんとかナナリーも助かり上層部へ
ジューダス「義聖剣!」
なぜかすべてジューダスが敵をやっつけてくれた。
ジュ!
ジューダス「!」
ハロルド「バカッ!毒受けてるじゃない!」
ジューダス「そんなことない・・・。」
ハロルドがつかんでいた手をムリヤリ取り払った。
リアン「もう・・・。そろそろ・・・。」
???「ワタシノフウイントクモノ・・・・。ユルサナイ・・・。」
ミエル「だれ?」
ダガー「ワガナハダガー。ブキヲマモルタメ・・・。オマエタチヤル」
カイル「じゃーこっちもやらしてもらうよ!」

ダガー「ヒヲヨビ。ミズヲヨビ。ダイチヲユルガシ。ワガミヲマモレ」
カイル「うわっ!!!」
リアラ「きゃっ!!!」
ナナリー「ハッ!」
リアラに火の玉と、ツララが激突した。
カイル「よくも!!!」

カイル「これですむかよ! 裂衝蒼破塵 !!!」
ズンッ!!!
ダガー「ツマラナイ・・・・。オマエノチカラハコンナモノカ?」
カイル「なに!?」
ナナリー「これでどう!?ワイルドギース!」
ジューダス「義聖剣!!!!」
ハロルド「具現せよ!ルナシェイド!」
リアン「その場に滅べ。魔臣晶打!」
ミエル「その気になれば・・・・。」
ズガーンッ
すべての技がぶつかり爆風を呼び起こした。
「ウワァァァァ!!! キャーーーーッ!!」
ダガー「フゥ・・・。コレデモクラエ」

ダガーが詠唱を始める。
ハロルド「あれは止めないとみんな死ぬわ!!」
ミエル「私がやります・・・。」
リアン「ミエル・・・・。」

ミエル「水・火・闇・光よ私に力を・・・・!
スクラム・シェイド!!!!」
4つの帯状のものがダガーに向かっていく。
ダガー「コレハ・・・・!?ワタシニハムセギキレ・・・・」
ダーーーーーーーーーンッ
ミエル「やった・・・・。」
と言い残し倒れた。
ダガー「オマエタチノチカラナラコレヲツカイコナセル・・・・。モッテイクガヨイ」
とリアンに古びた剣と古びた杖が渡された。
ロニ「よかったな。」
リアン「みんな。ありがとう。」
ハロルド「みんな帰るわよ。ここにいる必要もなくなったし・・・。」
カイル「そうだね・・・。」
リアラ「帰りましょ・・・・。」
ジューダス「そうだな・・・。」
ナナリー「ミエル・・・。」
そう呟いたナナリーの声に気がついたミエルが目を開けた。
ミエル「みなさん・・・。これまでどうもありがとうございました。」
そういったときにはみんなはリアラの放つ光に入りかけていた。
ロニ「ミエル・・・・。幸せにな」
リアン「俺はこいつを幸せにしてやる。」
ロニ「そうか。頼んだぞ。」
ナナリー「楽しかったよ。ありがとう。ミエル」
ハロルド「うん。私もいい経験させてもらったわ。」
カイル「また。会えるといいね。」
リアラ「また会いに来れたら来ますね。」
リアン「そうだな。ぜひ来てくれ。」
そう言うと6人は光に包まれた。

リアン「いい奴らだったな。」
ミエル「うん。私達も行きましょ・・・。」
リアン「そうだな」

俺らは・・・。それぞれの時代。それぞれの場所で生きている。
そんな人たちと再び会えるといい。
短い時間だったが、最高の人たち。優しい心の持ち主だった。
そんな人に・・・・。再び・・・・。


迷い込んだ少女  完


あとがき
終わりました・・・。(爆
最後はだれの語りだろう。私の中では、リアンですね・・・。
まぁ。ここまでよく三日坊主の私がかけたと思います。
私は完結させたことに満足です。
ここまで読んでくださった皆様。本当に本当にありがとうございます。(泣
本当に嬉しい限りです。
第2弾たぶんでると思いますので、そちらのほうもよろしくお願いします。(泣
あと、ここの小説掲示板に感想でも書いてください。
駄目だったところも赤裸々に・・・。どうぞ。
そのほうが参考になるので、駄目なところははっきり書いてくださいませ。
では、一時的(?)さようなら。
またよろしくお願いします!!!
2003年7月29日    沙宇摩(たぎ)

 
  

 

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