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Tales of Destiny2 神の瞬き【1】


プロローグ:終わり、そして・・・・・


「いよいよ、か・・・・・・」

暗闇の中、漆黒のマントを纏い、仮面をかぶった少年、ジューダスが呟いた。

闇に溶けるその体が、光を放ち始める。

「ジューダス・・・・おまえは、どこへ帰るんだ・・・・?」

ロニが聞く。ジューダスはただ首を振り、言った。

「わからん。もともと、ジューダスという男は、どの場所、どの時代にも存在しな
い。時空間の彼方をさまようか、リオン・マグナスとして消滅するか・・・・・」

「それでいいの?ジューダス」

カイルが問う。

「エルレインを裏切り、おまえが名づけてくれた、ジューダスという男として生きる
と決めた時から、覚悟していたことだ。それに、おまえたちと共に旅が出来た・・・
・今度は最後まで、な。一度死んだ男が手にするには、過ぎた幸せだ。だから、悔い
はない」

光り輝く自分を見つめるカイルと、ロニを見て、自然と、ジューダスの口元がほころ
び、微笑みの形を作っていた。

「僕が、助けるつもりだったが、実際は、逆だったのかもしれないな。・・・・・・
ありがとう、カイル、それに、ロニ」

ジューダスの体の輝きは増して、完全にジューダスを飲み込む。ジューダスは目を
瞑って、消える時を待った。

カイルが、自分の名を呼んでいる。「ジューダス」と・・・・・。

(ありがとう・・・・カイル・・・・ありがとう・・・・ロニ。僕を・・・・ジュー
ダスと名づけてくれたこと・・・・感謝するぞ・・・・。僕に、新しい居場所を作っ
てくれて・・・・ありがとう)

光が弾け、ジューダスは静かに消えていった・・・・・・・。

(おまえたちが創る未来・・・・・見たかったな・・・・・)



あとがき・・・のような駄文
ども!お初にお目にかかります、錬です!
一応、ジューダスの物語ということで、書いてみたのですが・・・・・文才ないっす
ねぇ・・・・自分・・・・・;;精進します~;;

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