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決戦前夜 それぞれの思い【1】


決戦前夜 それぞれの思い~リッド編~ by葵


リッド:「ふぅ、いよいよ明日か・・」
それはシゼルとの最後の戦いがある前夜のことだった・・リッドはホテルで休
息をとっていた。
リッド:「思えば長い旅だったよな・・最初は・・メルディが空から降ってきて、
それから、それから物語が始まったんだよな・・」
『考えてみると、よくもまあ偶然があんなに重なったものだ。』
リッドは思った。確かにそうであろう。メルディがセレスティアから来なけれ
ば、来たとしても、ラシュアンに落ちてこなければ、ファラがあんな性格じゃ
なければ、偶然の要因を挙げればきりが無い。その偶然が一つでも欠けていれ
ば、今ごろまだリッドはラシュアンにいただろう。いや、もしかすると「何も
変わらないのが一番だ」と言っていたリッドのことだ、一生ラシュアンを出な
かったかもしれない。
リッド:「いろいろあったよな~~それにしても俺、よくここまで来たよな~」
昔のリッドだったなら、多分ここまで来てなかっただろう。ファラみたいに正
義感が強いわけでもなかったし、キールみたいに好奇心が強かったわけでもな
かった。そんなリッドに旅に出た理由があったはずもなく、最初は、ミンツま
で行けばどうにかなるだろうと思って出発した。それがずるずるとここまで来
てしまった。しかし、その旅がリッドの考え方を変えた。特に大きく変わった
のがレイスが死んで、極光術を手に入れるまでの間だっただろう。『せめてフ
ァラやメルディたちだけでも守りたい』そう思うようになったのだ。
もちろん、本人は気がついていないのだが・・・
リッド:「なんか、いろいろ浮かんで来るなぁ~まあいいか、寝よ・・」
そしてリッドは眠りについた・・

~翌朝~

ファラ:「リッド~~おいてくよ~」
メルディ:「リッド、早く早く!」
リッド:「分かった、今行く。」
タッタッタ・・
ファラ:「いよいよ最後の戦いだね!」
キール:「油断するなよ。」
リッド:「よし、行くか」
そしてリッドたちはシゼル城へと向かった。
行く途中リッドは思った。「たとえ世界が滅びてしまっても、こいつらだけは極
光術を使って守ろう」と・・・ ~fin~


<あとがき>
う~んと、みんな分かってると思うけど、これはリッドの思いを書き直した物
ですww
なんか言うことも無いほど失敗作なので終わり!!ww

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