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はらへリッド【1】


第一章    つまみ食いはいけないナ   鬼塚たん


とあるところでキャンプ中のリッド一行
リッド「う、うーーーん、はあ・・・・」
 真夜中リッドは目が覚めた
リッド「まだ真っ暗じゃねえか・・ちくしょう」
 昼間の戦いの連続でバテバテの体は本来寝付くのは簡単である、
 その証拠にとなりで寝ているキールはぐっすりだ、
 しかしリッドは寝付けない・・・・・・なぜなら
リッド「腹減ったああああ!」
 腹減りで目が冴えてるのである、
 ただでさえ食欲先行のリッドである、夕御飯を食べなければ、
 寝れないのは当たり前だ
リッド「あんな意地はるんじゃなっかたぜ」
 食欲人間リッドがなぜ夕御飯を食べれなかったか、
 それは少し前にさかのぼる・・・・・・・・・・・・・・


 キャンプの準備中・・・
ファラ「じゃあ、リッドはテントはって、キールはこれからのために
    食料を一週間もたすように計算してね」
 ファラがいつものようにテキパキと役割分担を始める
リッド「へいへい」
キール「わかった」
 リッドとキールがいつもどうり返事をする
ファラ「メルディは私と水くみと薪拾いにいこっ!」
メルディ「はいなーー!」
 こうしてファラとメルディが出て行ってしばらくたった時
キール「こ、これは!」
リッド「どうしたんだよ?なんか大発見でもしたのか?食料で」
 テントを建て終えたリッドが皮肉っぽく言う
キール「リッド!これを見てくれ!!」
リッド「?」
 リッドがキールのゆうなんかの計算表を覗く
リッド「これがどうかしたのかよ?」
 考えるのがめんどくさいリッドは即答した
キール「お前これをみてわからないのか?
     今現在僕たちの所持する食料とこれから一週間で僕たちの
     食料が持つかを分配して調べてみたところ、野菜と肉そして
     果物の比率をそれぞれ6・1.3として・・・・・・・」
リッド「だああ!わかりやすく言え!!うんちくうんちく何いってんのか
    わかんねえよ!」
キール「・・・おほん!
     つまりこのままでは僕たちは餓死してしまう
     全体的の食料もだが、特に肉類が激減してるんだ、
     野菜と果物だけでは戦闘でのエネルギーがもたない!」
 ギク!それを聞いてリッドがうろたえる
キール「!、リッドお前・・まさか!」
 キールがはっとしたように聞く
リッド「・・・・・・・・ちょっ」
キール「何だ?はっきりと言ってくれ」
リッド「ちょっとだけのつもりだったんだけどさあ
    ベアの肉があんまりにうまくって・・・・・」
 リッドが自分の行いを吐露する
キール「食べたんだな?お前・・・・・・・」
リッド「ごめんなさい」
キール「バカ!ここらへんではローパーやスライムなど毒性のとてもじゃないが
     食べられないモンスターしかいないから、手持ちの食料で持たせよう
     と出発前あれほど言ったのに!!!」
リッド「うっ・・・・・・・」
キール「ファラに言ってでもみろ!!掌底破じゃすまされないぞ!!」
リッド「うううううううううううう」
 そのときだった  ザッ!!
ファラ「どうしたの?キール」
話の一部始終を聞いていたのかファラの顔はどことなく引きつっていた


さあリッドの運命は?次回”食卓は戦争だナ”にてあいましょう!

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