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はらへリッド【2】


第二章    食卓は戦争だナ   鬼塚たん




ファラ「さあ、説明してもらおうかな、リッド?」
 キールに話のすべてを聞いたファラは威圧感MAXでリッドに問い詰めた
リッド「(やっべーなんとかしてごまかさないとホント死んじまう・・・)」
 そう思ったリッドは言い訳をしようとしたが、その態度をファラはみのがさなかった
 がしっ!!ファラがリッドの手を握って言った
ファラ「言い訳は聞かないよ、下手なこと言ったらわたしの特訓で
    サンドバックになっちゃうよ?」
ビクッ!
リッド「いや・・・ただベアの肉があんまりうまくって
    一枚二枚ってなっちゃって」
 それを聞いているのか聞いていないのかなにやらファラが無言で手袋をはめだす
リッド「・・・・・・・・・・あの?ファラさん?なにをして・・・・・・」
ファラ「獅子戦吼!!!!」
リッド「えっ?ま、まじ・・ぐわああああああああ!!」
 問答無用のファラの一撃がリッドを20m以上吹き飛ばした
リッド「し・・・・死ぬ・・・・・・・・・・」
 リッドの意識が遠のく





リッド「ん?いい匂いがする?」
 なにかのいい匂いにつられてリッドが目を覚ました
ファラ「あら?リッドおはよ!」
 さっきので気が済んだかファラは明るくそう言った
リッド「おはようじゃねえ!みぞおちに思い切り獅子戦吼かましやがって!
    まじで死んだかと思ったじゃねえか!!!」
 リッドが怒りをあらわにして身を乗り出したら、自分が木に縛られているのにきずいた
リッド「なんだこりゃあ!?」
ファラ「リッドはあまり反省がないみたいだから
    当分はごはん抜きだよーーー」
!!!!!!!!!!!!!!!
リッド「なんだって!」
 どうやらファラの怒りはまだ沈みきってないらしかった(笑
キール「すまないリッド、いろいろ考えたがみんなが餓死するより
     リッド一人が餓死したほうがやっぱり効率がいいんだ
     お前の食欲もわかっているがここはグッとこらえてくれ」
 とキールがつき放つ
リッド「ふざけんな!殺す気か!!」
 ジタバタとリッドが抵抗する
キール「大丈夫さ、計算したところリッドなら一日一食でも餓死はしないとでた
     ただまともには動けないだろうがな」
リッド「馬鹿言ってんじゃねえ!!ほどけ!!!」
キール「みんなで食料を均等に分けたんでは、エネルギー不足で全滅の恐れが
     あるからな、それは無理だ」
 とキールが冷たく言い放つ、どうやらキールも多少なり怒っているようだ
ファラ「じゃあそろそろごはんにしよっか」
キール「ああ」
メルディ「はいなー!」
一同「いっただきまーす!」
明るい夕食の団欒が始まった・・・・・・・・一人を除いて
ワイワイワイ
ワイワイ


リッド「くっそーーー!めしメシ飯めっしーーーーーー!!!」
 リッドが喚く
 とそこにメルディがやってきた
メルディ「リッドおなか減ったか?」
リッド「!減った減った!」
 リッドはメルディに神をみた、なぜならメルディがサンドイッチを持ってきたのだった
メルディ「はいっ!あーんするよ、メルディがたべさせるな」
リッド「はい(ああメルディが天使に見える、命の恩人だぜ)」
 しかしリッドの幸せは口から残り1cmで引き剥がされた
ファラ「だめだよメルディ、リッドは横領犯なんだから」
 といってサンドイッチをリッドの口から遠ざける
メルディ「でもリッドがかわいそうな」
リッド「(そうだ!がんばれマイエンジェル!!)」
ファラ「そんなことしたらメルディのもなくなっちゃうよ?ご飯」
メルディ「!!なんでか?」
ファラ「だって明日からはリッドと一人分のご飯にしないといけなくなるし
    リッドたぶんメルディのも食べちゃうよ」
メルディ「!!!
      ・・・・・・・ならあきらめるよ」
リッド「!!!んなことしねえよメルディ!!頼むからあああ!!」
 しかし以前にも前例があるので弁解の余地もなくリッドはただわめくだけだった  糸売く



今回は後半適当になっちゃいましたすみません、さて次は深夜に戻って
とったリッドの行動とは?

次回!”腹減り極光剣!?”にてお会いしましょう!!!









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