Tales of Eternia~ネレイドの陰謀~【1】
第1章「キールの危機」
「・・・・ふう。どうなっているんだこの中は」
そういって、男はあたりを見回した。
「それにしても、真っ暗だな。まぁ仕方のないことだが」
そう、ここはレグルスの丘の洞窟内だ。暗いのは仕方がない。
「キー・・・ル?なぜこんなところに僕の名前が?」
壁には彼の名前が彫られていた。たちどっまて彼は考えていた。(彼の
名はキール・ツァイベル、グランドフォールから世界を救った1人だ)
「それにしても、なんで僕1人でレグルスの丘の調査なんかを、しなきゃ
ならないんだ?」
そう言ってキールは、ふたたび歩き出した。
「そういえば、この先にはリバビィウス鉱があるはず・・・少し持って帰る
か」
そしてキールは、ネレイドの1部が封印されていた場所に入っていった。
キールがリバビィウス鉱を拾っていると、
「確カオマエハ闇ノ素質ヲ持ツ者ノ仲間・・使エルナ」
キールはその言葉が聞こえた瞬間、黒い霧に包まれていた。
「こ、この霧は・・・」
だが、彼の声はここでとぎれた。そのとき、キールの体の中に霧が入っ
てきた。
「う、うわぁぁぁぁぁぁ!!」
それきり彼の意識は閉ざされた。
「フフフ。コノ体ヲ使エバ、闇ノ素質ヲ持ツ者ニ簡単ニ近ズケルワ・・・」
第1章「キールの危機」 完
~あとがき(?)~
はじめまして、みりあですぅ。お絵かきとかで、のってるから初めてじゃないかな?キールがえらいこと(大変なこと)になっちゃいました。ちなみに、「壁に書かれてた名前」実は、メルディが書いたんです。近くに「メルディ」って書いてあるのに気がつかないキールもキールです。もし、気がついていたら、失神してたかも。はずかしさもあまり(笑
ではでは次回どうなっちゃうんでしょうね。自分でも良く分からないですぅ。
次回「あやつられしキール」につづく
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