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消せない絆【3】

  題 『消せない絆・・・』   作 T・Y



 石版前



クラース 「さぁついたぞ 」

クレス  「クラースさん、これからどうするんですか? 」

クラース 「そうだな・・・まずはここにいたオリジンに聞いてみることにしよう、一応・・・ 」

すず   「あっアーチェさん 」

アーチェ 「やっほ~w よくも忘れてくれたわね!! 」

クレス  「いや・・・・忘れてはないけど・・・・・・ 」

アーチェ 「問答無用!!ファイヤボール!! 」
アーチェの放った魔術はなぜかチェスターに向けられた。

チェスター「なんで、俺なんだよーー!? 」

クレス  「はぁ~・・・来て早々魔術か・・・・ 」

チェスターはファイヤボールの火球4発をかろうじてよけていった。 」
残った火球は2発

チェスター「間に合わねぇーー!! 」
するとチェスターの前方2m地点に短刀が刺さった。
雷が落ちる範囲から離脱するために、チェスターは素早く横に飛んだ。

すず   「伊賀栗流忍術奥義!!雷電!!! 」
 バシュ!! ズゴーン!!
雷の力で火球は相殺された。

チェスター「お前、あぶねーじゃねぇか!! 」

アーチェ 「ふんっ知らないもんね~ 」

チェスター「なに!? 」

ミント  「お2人とも落ちついて、チェスターさんケガは? 」

チェスター「あっだいじょうぶ、もうなれたから 」
      すずちゃんもありがとう

すず   「いえ、おかまいなく。あと、私の雷電の範囲をよむとはさすがです 」

チェスター「ふっそうかwま~すずちゃんも落とす地点をずらしてくれたのもあるけどな 」

クラース 「よし、だいじょうぶなら出発だ 」
クラースは印を結び、オリジンを召喚した。
光の中から人の形が現れた、それは半透明で両手にはランサーを持っていた。

オリジン 「ここまで来たということは覚悟はできているな? 」

クラース 「あぁできている、この先にいかせてくれないか? 」

オリジン 「この先はこの世界とは違う世界だ、お前達の望む物もあるだろう
      しかし、行ったら最後、帰ってくることは不可能だ 」

オリジンの言葉には力があった、だが、微妙な隙もあった。
一行はそれを見逃さなかった。

チェスター「俺は絶対に行くぜ 」

クレス  「僕も行くよ 」

ミント  「私はクレスさんについていきます 」

すず   「私も行きます 」

アーチェ 「行くに決まってんじゃん 」

クラース 「と言う事だ

オリジン 「ふっさすがに嘘は通用しないな・・・
      しかし、この先には長くはいれないだろう 」

クラース 「どう言うことなんだ? 」

オリジン 「クラースの精神力しだいっとでも言っておこう
      これ以上話すことは無いだろう
      石版に手を置き、目をつぶるがいい、風が変わったら目を開けろ 」


一行はオリジンの言うとおりした。


風は木々の音を乗せ、鳥や動物達のかすかな声、動きを乗せてきたような感じがしていた。
だが突然、すべてが変わった
風も無く、木も止まっていた、時間が止まったような感じだった。
今さっきまでいた世界ではなくなっていた。
                                                         
                                                           続く








  ~~あとがき~~
久しぶりに小説書きましたw
今回はオリジンが嘘をつくっていう感じですww
精霊は嘘をつかないってことだけど、次回作にその理由を載せますw
次回作いつになるだろう?w
ま~なんとか最後まで書きますよw


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