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ずん胴アーチェ【1】

ずん胴アーチェ 第1話  「決意」    作 ヒデ

クレス「はっ!魔人双破斬!」
モンスター「ギャァァ・・・・・・」
クレス「ふぅ・・・・」
チェスター「さすがだな、クレス。」
クレス「まあね。」
チェスター「疲れた・・・」
クレス「僕も・・・」
ミント「みんな疲れてるようだし、食事にしましょう。」
アーチェ「ひゃっほー!ご飯ご飯!」

30分後・・・・

ミント「皆さん、できましたよ。」
アーチェ「あっこの肉もーらい!」
チェスター「そんながっついて食うなよ。腹壊すぞ。」
アーチェ「うるさいわねー!おいしければいいじゃない!」
チェスター「言ってろ。今に太るぞ。」
アーチェ「あんたの思い通りにはいかないわよ!」

そして・・・

クレス「さて、そろそろ行くか。」
アーチェ「はーい。」
チェスター「ん?お前のほうき真ん中の方・・・ちょっとしなってるぞ。」
アーチェ「あ・・・ホントだー!あんた、何かしたでしょ!」
チェスター「する訳ねえだろ!そんな無駄な時間ねえよ!」
アーチェ「おっかしいなあ・・・?」

3分後、チェスターはあることに気付いた。

チェスター「アーチェ、お前のほうきの飛行能力落ちてるのはどうしてだ?」
クレス「あ、確かに。」
アーチェ「えー?何でほうきに変な事が起きるのぉ?」
チェスター「と、言う事は考えられるのは1つだけ。アーチェ。お前が太ったんだよ!」
アーチェ「ちょっと!あんた乙女に言ってはいけない事を言ったわね!いいわよ、体重量ってやるわよ!」

一行はべネツィアで体重計を買った。

クラース「これ1つ。」
売店のおっちゃん「1400ガルドね。」
クラース「高いな!もう少しまけてくれ。」
売店のおっちゃん「じゃ1250ガルド。」
クラース「ありがとう。」
チェスター「よし、量れ。」
アーチェ「みんなあっち向いててよ!」

カチャ・・・カチ・・・カチ・・・

チェスター「どうだった?」
アーチェ「・・・あんたの言う通りよ・・・」
チェスター「はっははは!やっぱな!ダイエットしろよ!」
アーチェ「してやるわよ!あんたを見返してやる!」
クレス「がんばれよ、アーチェ。」
アーチェ「よーし、やるぞぉー!」

果たしてアーチェはダイエットが成功するのか?
  
          次回へ続く

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