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すず・OF・フューチャー【1】

        すず・OF・フューチャー

アセリア暦4354年
すず「ここで・・・・お別れですね・・・・」
本来・・会うはずのない出会いをした仲間達は今ここで別れようとしていた。
すず「・・皆さんに会えて・・本当に良かったです・・・・さようなら・・みなさん・・・・」
アーチェ「絶対!・・絶対また会いに来るからね!!」
アーチェは大粒の涙を流している。
クラース「・・・・・・・・・・・・・」
クラースはすずの気持ちを察してか目をあわせないでいる。
クレス「すずちゃん・・・元気でね・・・」
ミント「・・・すずさん・・これからも頑張ってください・・・・」
クレスとミントは苦しい笑顔で手を振っている。
チェスター「・・・・・・・・・・・」
チェスターはすずに何かを言おうと思ったが言葉を飲み込んだ。
すず「・・・・私・・泣きません・・みなさんと・・笑ってお別れしたいですから・・・」
そう言ってすずは目の下に涙をためながら笑った。
クラース「・・・・・・・それでは行くぞ・・・」
時間の剣と共に光に包まれた5人の勇者は元の時代へと戻って行った。
すず「・・・・・・・・・・・わたし・・・頑張りますから・・・・・・・・」
そう言って忍者の里に戻っていったすずの目からは一粒の涙が流れ落ちた。

それから5年の月日が流れた。

        第一章 冒険・NO・ハジマリ

おしず「あ!すず頭領!」
すず「あ・・おしずさん・・・何か用ですか?」
すずはあの冒険の3年後に忍者の里の頭領になった。
おしず「すずちゃ・・・頭領!わたしはおしずで良いんですよ!」
すず「・・・わたしは・・・年上の方を呼び捨ては・・・・」
おしず「あなたは頭領なんですから良いんです・・・じゃなくて!」
すず「違う・・・ですか?」
おしず「今日はアルヴァニスタ王と会見ですよ!」
すず「あ!そうだった・・・・・でした・・じゃあ・・・では行きましょう。」
おしず「・・・・・・・・・・すずちゃん?」
すず「・・・・・・・はい?」
おしずはあえてすずちゃんと呼んだ。
おしず「もう肩肘立てる必要ないんだよ?」
すず「・・・でも・・・わたしは・・・・・」
おしず「すずちゃんはもう16でしょ?そろそろ恋とかしなきゃ!」
すず「・・・・・恋・・・ですか・・・・?」
すずは少し頬を赤くして答えた。
おしず「そう!恋よ!」
おしずは空を指差した。
すず「・・・・・・・・・でも・・・わたしは・・・・・・」
おしず「すずちゃん!そのセリフさっき聞いたよ!」
すず「そ、そうだったっけ・・・・・・あ!」
すずは知らない内に言葉が敬語でなくなっていた。
おしず「そうそう!その調子!・・・あ!それと今の話は頭領助手としてじゃないよ!」
すず「・・え?」
おしず「・・・・・友達として・・・だよ!」
すずはちょっと照れくさそうに笑ってこう答えた。」
すず「・・・少しずつ変えていきます。」
おしず「それでこそすずちゃん!じゃあ行きま・・・・」
真蔵「わあああ!!」
おしず「なに!?今の!??」
すず「行ってみましょう!!」
すずとおしずは声のしたほうに急いだ。
おしず「モンスター!?なんでここに!??」
モンスターが真蔵に襲い掛かっていた。
すず「忍法!鎌鼬!」
真空の刃がモンスターに襲い掛かる!
すず「・・・・・・・さようなら・・・」
次の瞬間モンスターは、ばらばらになっていた。
おしず「さすがすずちゃん!」
すず「・・・・・・なんでここにモンスターが・・・・・」
すずはモンスターの死体を調べようとした・・・・・その時!!
モンスター「ぐわあああ!!」
おしず「え!?」
すず「まだいた!?」
真蔵「わあああ!!」
????「これで終わりだな・・・・」
モンスターの爪が三人に襲い掛かる!!
??「魔神剣!」
????「なに!?」
モンスター「うがぁう!」
森の奥から仮面を被った剣士が出てきた。
??「離ていろ・・・・ストーンブラスト!」
モンスターの上空から石が降ってくる!
モンスター「ぐ!ぐ!ぐぐ!・・ぐおわあああ!!」
怒ったモンスターは剣士に突進していく!
すず「危ない!」
??「・・・・・・ふん・・・・愚かな奴だ。」
仮面の剣士はモンスターの攻撃をかわすと・・・
??「遅いな・・・・・・くらえ!」
仮面の剣士は上空へと飛ぶと・・・・
??「紅蓮焼炎斬!!」
炎を纏った剣が敵を突き刺し炎がモンスターを燃やし尽くしていく・・・・
強力な炎でモンスターは数秒で炭になった・・・・
おしず「す、すごい・・・・」
しかし・・・すずはこの技と似た技を昔見た事があった。
すず「・・・・今のは・・クレスさんの紅蓮剣・・・!?」
??「・・・・・・・・・・・・・」
すず「・・・・・あなたは・・・いったい・・」
???「待ってよー!」
その時もう一人森の奥から姿をあらわした。
声から察すると女性だがこちらも仮面を付けている。
???「はあはあ・・・あんたのほうが早いんだから・・・」
すずは意を決してもう一度聞いた。
すず「あなた達はいったい・・・・・」
???「えーと・・・・あなたがすずさん?」
後から来た方がおしずに聞いた。
おしず「え・・・・わたしじゃなくてそっちの・・・・」
???「ああこっちね・・ごめんごめん。」
すず「それで・・・・あなた方は・・・・・」
???「ああ!あたし?あたしは・・・・・・ミシー・・・ミシー=ストームよ。」
??「・・・ミシー?・・・・ストーム??」
ミシー(もう!とっさの偽名だから仕方ないでしょ!)
??「・・・・・・・だが・・・」
ミシー(あんたが偽名の方がいいって言ったんだから!あんたの番だよ!)
ミシーと名乗った女性と仮面の剣士の会話は、
すずには聞こえてたがすずは聞こえないフリをした。
すず「・・・・それで・・・・そちらは・・・?」
??「・・・・・・・・・・・・・・ゼロだ。」
すず「・・・ミシーさんに・・・ゼロさん・・・」
ゼロ「・・・・・気をつけろ・・・・まだ敵がいる!」
すず「え?」
長い間戦いをしていないすずは、体力の衰えはなかったが、
人間の第六感・・・勘だけは衰えていた。
ゼロ「そこか!魔神剣!」
地を這う衝撃波が木の方に飛んでいく!」
????「ちぃ!」
木から飛び出した人物は魔神剣をかわして着地した。
すず「・・・・・あなたが・・・モンスターを操っていたのですか!」
????「・・・・藤林すず・・・・・」
ゼロ「・・・(俺の魔神剣をかわした!?)・・・・・お前は誰だ。」
????「私の名はオスロン=レイオルニー。」
すず「オスロン・・・・あなたの目的は?」
オスロン「私の目的・・・それは・・・・」
すず「・・・それは・・・・・・?」
オスロン「我が師、ダオス様の敵討ちだ!!」

第二章 復讐・NO・オスロンに続く





どーも作者の緋色の龍でーす!
新しい小説すず・OF・フューチャー(自分で考えておいて書きにくい)
どうでしたか?一応前に書いた懐かしき仲間とともにとは、
歴史を合わせていくつもりです。
最後に言っておきますが、ゼロはリ○ンじゃありません!
けっしてデ○ティ二ーで出てきた○オン=マグナスじゃないです。
同じ技を使い作者も好きですがリオ○でもジュー○スでもないです。(くどい!)
ゼロはオリジナルキャラクターです!
・・・・変な感じになってきたので終ります・・・・・では、また。

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