すず・OF・フューチャー【3】
すず・OF・フューチャー
ゼロ「今回は俺があらすじを報告する。」
すず「前回は私がしました。」
ゼロ「!!!」
すず「??・・・・どうしたんですか?そんなに離れて。」
ゼロ「い、いや・・・・・・別に・・・・急に現れたから・・」
すず「す、すみません・・・・・こ、これからは注意します。」
ゼロ「あ、ああ・・・・・」
すず「では説明を・・・・」
ゼロ「・・・・・・・・今俺たちはタイダルウェーブに流されている・・・・以上だ。」
作者「あの・・・それではあまりにも・・・・・」
ゼロ「!!!」
すず「!!!」
作者「え!?」
ゼロ「鳳凰真空斬!!」
すず「忍法五月雨!!」
作者「え!うそ!!」
ゼロ「・・・・・・は!なぜ俺は・・・・・」
すず「・・・・・あ!」
作者「・・・・・・・・・(気絶中)」
ゼロ(・・・・・・なぜだろう・・・)
すず(・・・・・・・・なんででしょう・・・)
ゼロ&すず(なんか邪魔だと思ってつい・・・・)
ゼロ「・・・・・・・・・・・!」
すず「・・・・・・・・!!」
ゼロ「と、とにかくあらすじは前回のを見てくれ・・では!!」
作者(・・・・・・・・・・・・・・・俺の立場は・・・・・)
第三章 伝説・NO・シンジツ
ゼロ(く!・・・・・離すもんか!!)
すず達は今だモンスター×10のタイダルウェーブに飲み込まれていた。
ゼロとミシーは手をつなぎ、ゼロはすずの手を硬く握り締めていた。
すず(・・・・・ゼロさん・・・離して・・ください・・・・)
すずはさっきまでの戦いで重症を負っていて体が思うように動かない。
もちろん水中では声がでないので手を離そうとしている。
ゼロ(何をしている!?)
すず(私がいたら・・ミシーさんつかまってる木が持たない!)
ミシー(ちょっと・・・・なにやってんの!?)
すず(ゼロさん!・・・離してください!)
ゼロ(離してたまるか!!)
ミシー(く!・・・・やっぱり三人じゃ・・あ!)
ミシーが目をやった先には先程まで戦っていたオスロンが流されたきた。
ミシーはゼロとすずを自分のつかまっていた木にゼロを引き上げた。
ゼロ(!!・・・・なにをする気だ!!)
ミシーはつかまっていた木を離しオスロンに向かって泳ぎだした!?
ゼロ(待て!!!)
すず(ミシーさん!!)
オスロン(くそ!・・・・こんなことなら・・かなずち・・治しておくんだった・・・・)
なんと!オスロンは泳げなかった!!
オスロン(・・・・・・ダオス様・・・)
ダオス『オスロンと言う名前は私から取ったんだったな』
オスロン(ダオス・・様・・・・)
ダオス『お前に・・・・任せる・・・』
オスロン(ダオス様・・・・約束・・・・・守れません・・でした・・・)
オスロンが諦めかけた時、何かが近づいていく・・・・・
オスロン(ついに・・・死神が来たか・・・・・何!?)
オスロンに近づいて来るのは流木でも死神でもなくさきほど戦っていた(ミシー自身とは戦っていない)ミシーだ!
オスロン(あいつも流されてきたのか・・・)
しかし、ミシーはオスロンに近づいていき手を伸ばした。
ミシー(つかまって!)
オスロン(俺を・・・・助けようというのか!?)
ミシー(早く!届かなくなる!!)
オスロン(なぜだ・・・・・なぜ助けようとする!!?)
ミシー(あの人・・・・・もしかして泳げないの?!)
オスロン(俺は・・・・・お前達の敵だぞ!??)
ミシー(だったら・・・・なおさら手を!)
オスロン(え・・・・・・・母さん・・・・・?)
オスロンはミシーを自分を守って死んだ母親を見た。
オスロンはつい、ミシーの手を取った。
オスロン(あ!)
ミシー(よし!・・・・・今の内に!!)
ミシーは一気に海面へと上がり近くの壁につかまり、助かった。
ゼロ(・・・・・・だいじょうぶか・・・)
すず(・・・ミシーさん・・・・・)
ゼロとすずはミシーがオスロンを追っていったことを知らずにいた。
だがつかまっていた木はタイダルウェーブ×10の威力に耐え切れず木が音をたてて折れた!
ゼロ(なに!?)
すず(・・・・・・あ・・・)
ゼロ(・・・・・・・・すず?)
すず(・・・・・・・・・・・・・)
ゼロ(藤林すず!!)
すずは先程の戦闘でかなりの重症を負っていた。
ゼロ(くそ!・・・・・塞いだ傷が開き始めている!!)
しかし周りにはつかまる物がない。
激しい激流に何度も放そうとした手を気力で押さえ、
ゼロは考えた・・・・この状況を打開する方法を。
ゼロ(くそ!・・・・・考えろ・・考えるんだ・・・・・・まてよ・・これなら!!)
ゼロは流されながら剣を抜き、体勢を整えた。
ゼロ(こんな状況で出来るか・・・・いややってみせる!!)
剣に闘気を集めゼロは放った!時空剣技!!
ゼロ(次元斬!!)
時空をも切り裂く技なら津波も!・・・・・・・切れない!
やはり体勢が悪かったのか・・それとも水の中だからか・・・
ゼロ(そんな・・・・・・・ちく・・・・しょう・・・・・)
そこですずに続いてゼロも意識を失った。
オスロン「なぜ・・・俺を助けた・・・・・」
水から上がったミシーとオスロンの話だ。
ミシー「なぜって・・・・・・・・・なんとなく・・・」
オスロン「お前達はなんとなくで敵を助けるのか!?」
オスロンの問いにミシーは少し考えこう言った。
ミシー「初めは・・・体が勝手に動いた・・・・だけど・・たぶん・・・あんたが騙されてたからかな。」
オスロン「な・・・・・・・そんな事でか!?」
ミシー「悪ぃ?それがあたしの性格なの。」
オスロン「・・・・・・そうか・・・・助けてくれて感謝する・・・・」
ミシー「え?!・・・・・・・・・」
ミシーは驚いたこんなにも素直に言われるとは思っていなかった。
ミシー「・・・・・ふう・・まあ仲直りしましょう。」
ゼロ「・・・・・・・・・う!・・・・・ここは・・・」
ゼロはもうろうとする意識の中回りの確認をした。
ゼロ「・・・・・・・・津波はいったい・・・・・!!すずは!!!」
すず「・・・・・・・・・・・・・・・」
ゼロ「しっかりしろ!起きるんだすず!!」
しかし、いくら呼んでもすずは指一本動かそうとしない。
ゼロ「くそ!・・・・・水を飲みすぎたか!!」
ゼロはすずの口元に指を置いたが息をしていない!
ゼロ「こういう時は!・・・・こういう・・時・・・は・・・・」
ゼロは気付いた・・・・こういう時にする事はなにかを。
ゼロ「・・・・・・・・・・・・何を考えている俺は!こいつは俺にとっても妹のようなものだ!」
一人で騒いでいたゼロだったが、事の重大さを思い出し決心を固めようとしていた。
ゼロ「・・やっぱり一般的にまずいか・・・いやだが・・・・・・・命にかかわるし・・・・・・・それでも・・・・命・・・・命のため・・・・・・・・」
ゼロは仮面を取りすずの顔に自分の顔を近づけた。
ゼロ「・・・・・・・・・・・あー!くそ!何でこんな時にこいつの顔が可愛く見えるんだ!!」
ゼロはすずの顔を見た・・・・まだあどけない所が残る少女だ・・・・そんな子の・・しかもおそらく始めての・・・・を!奪うわけには・・・・・
ゼロ「・・・・・・・・・・・藤林すず・・・・・か・・・・」
その時ゼロは自然な動作で自分の唇をすずの唇に重ねて息を吐いた・・・・
ゼロ「・・・・!!!お、おれはなにを!?!?!?」
すず「・・・・・う!・・・・・あれ?・・・・」
すずは何も無かったように目を覚ました。
ゼロ「!!あ!いや!!・・・・い、今のは・・・その・・・」
すず「・・・・・・ああ・・・チェスターさん・・・・・久しぶり・・・で・・す・・」
ゼロ「お、おい!・・・しっかりしろ!!」
すずはまた疲労と怪我せいか・・・また、深い眠りについた。
結局、すずが本当に目を覚ましたのはその一時間後だった。
すず「・・・・あ・・・・ここは・・・・」
ゼロ「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
すず「・・・・あの・・・ゼロさん?・・・津波は・・」
ゼロ「!!・・あ!いや・・・・その・・・・お、起きた?」
すず「?・・・なにかあったんですか?」
ゼロ「い、いや・・・なんでもない!なんでもないんだ!!」
さすがに寝てる間にキスしました・・・なんて言えるわけが無い。
すず「・・・・それで・・・津波はどうなったんですか?」
ゼロ「あ!ああ津波ね・・・・・俺も気が付いたらいつの間にか・・・・」
すず「・・・・・ところで・・・・・ゼロさんの名字ってなんですか?」
ゼロ「え!・・・それは・・・・・・・・・ストーム・・・だな。」
すず「それってミシーさんと同じ・・・・・二人は夫婦ですか?」
ゼロ「え!・・・・・ふっ・・・違うよ・・・俺達は・・・」
ミシー「双子の兄妹です。」
オスロン「双子の?」
ミシー「ええ・・・私が魔術に法術あと弓術・・ゼロが剣術担当なの。」
オスロン「・・・・・そうか・・・兄妹か・・・・」
ミシー「なに?そんなに兄妹でうれしい?」
オスロン「な!何をいっている!!おれはただ」
ミシー「ただ・・・・・・何?」
オスロン「・・・・俺は・・・家族がいないから・・」
ミシー「あ!ごめん・・・・・へんな事聞いて・・・」
オスロン「いや・・・・気にしていない。」
ミシー「・・・・・・ねえ・・・オスロン・・あなたは・・デリス・カーラーンで何をしていたの?」
オスロン「・・・・・・・・・ダオス様の・・・代理人だ。」
ミシー「それって!王って事!?」
オスロン「ああ・・・・・だが俺はダオス様とは違う・・・あの時・・・・・そうダオス様が大いなる実りを求め未知の星に行くと言った時だった。」
オスロン『ダオス様!なぜ王であるあなた自らいくのですか!??』
ダオス『・・・・オスロン・・・・お前の名は私からとったと言っていたな。』
オスロン『・・・・はい・・両親がダオス様の後を続くようにと・・・』
ダオス『・・ならばその名のとおりお前がここ・・デリス・カーラーンを守れ。』
オスロン『む!無理です!!私はダオス様ほど力もないし民から信頼されてません!!』
ダオス『・・・・オスロン・・お前なら出来ると私は信じている。』
オスロン『・・・・ダオス様・・・必ず・・帰ってきますよね!』
ダオス『無論だ・・・・それまでお前にこの星を任せるぞ・・』
オスロン『・・・・はい!!』
オスロン「そして・・星間探査船の出る日がきた・・・・。」
市民『ダオス様!必ず帰ってきてください!!』
市民『ダオス様こそこの星一番の王です!!』
市民『ダオス様!!』
ダオス『我が愛するデリス・カーラーンの民よ!私は必ず大いなる実りを持って帰ってくる!!』
市民『ダオス様!』
市民『ダオス様の帰りを心から祈っています!!』
ダオス『それまで!このオスロン=レイオルニーが私の代わりにこの星を守る!!』
市民『オスロン様頼みまーす!!』
市民『ダオス様が手に入れた平和のためにー!!』
市民『御妃様だ!』
????『ダオス様・・・・』
ダオス『お前にも苦労させるな・・・・』
ミシー「ちょっと待って!ダオスって・・・・結婚してたの!?」
オスロン「・・ああ・・・・御妃様のお腹には子供もいた・・・」
ミシー「・・・・・・・・・・・」
オスロン「話を続ける・・・・」
オスロン『御妃様・・あなたとお腹の子は必ずダオス様の代わりに私が命をかけて守ります。』
御妃様『ええ・・・・・ダオス様・・・・さよならは言いません。』
ダオス『ああ・・・・・・ではしばしの別れだ我が愛するデリス・カーラーンの民よ!』
市民『頑張ってきてください!!』
市民『デリス・カーラーンのため!我々も力になります!!』
ダオス『頼むぞ!私の子と私の妻マーテルを任せたぞ!!』
オスロン「・・・・・・そう言ってダオス様はこの星に・・」
ミシー「そんな事が・・・・って!今ダオスの妻はマーテルって!!?」
オスロン「!?・・・ああ・・・御妃様の名前は旧姓マーテル=サウレム・・ちなみにダオス様の名字はハイレスだ。」
ミシー「マーテルって世界樹ユグドラシルの精霊と同じ名前よ!」
オスロン「なに!?だが御妃様はちゃんといたぞ!」
ミシー「・・・・・偶然って怖いわね・・・・」
オスロン「ところでこれからどうする・・・」
ミシー「・・・ゼロが行くとしたら間違いなくあそこね。」
オスロン「どこだ?・・・あそこと言うのは」
ミシー「それは・・・・」
ゼロ「ミゲールの町だ。」
すず「!!・・・・・どうしてですか?」
ゼロ「あそこは・・・・・俺達が生まれた町だからだ。」
ミゲールの町で4人は再会できるのか!?
次回 英雄・NO・マチに続く・・・
どうも!作者の緋色の龍です!
今回は一番長い文を書いたと思います。
サブタイトルの伝説・NO・シンジツはダオスの話です。
ダオスもこんな事があったんだって話し(デリス・カーラーンの事は全て作者の想像です。
(ダオスとかの名字も)ナムコさん、間違いだったらごめんなさい)
今回はコレくらいで・・・・では、また
ゼロ「今回は俺があらすじを報告する。」
すず「前回は私がしました。」
ゼロ「!!!」
すず「??・・・・どうしたんですか?そんなに離れて。」
ゼロ「い、いや・・・・・・別に・・・・急に現れたから・・」
すず「す、すみません・・・・・こ、これからは注意します。」
ゼロ「あ、ああ・・・・・」
すず「では説明を・・・・」
ゼロ「・・・・・・・・今俺たちはタイダルウェーブに流されている・・・・以上だ。」
作者「あの・・・それではあまりにも・・・・・」
ゼロ「!!!」
すず「!!!」
作者「え!?」
ゼロ「鳳凰真空斬!!」
すず「忍法五月雨!!」
作者「え!うそ!!」
ゼロ「・・・・・・は!なぜ俺は・・・・・」
すず「・・・・・あ!」
作者「・・・・・・・・・(気絶中)」
ゼロ(・・・・・・なぜだろう・・・)
すず(・・・・・・・・なんででしょう・・・)
ゼロ&すず(なんか邪魔だと思ってつい・・・・)
ゼロ「・・・・・・・・・・・!」
すず「・・・・・・・・!!」
ゼロ「と、とにかくあらすじは前回のを見てくれ・・では!!」
作者(・・・・・・・・・・・・・・・俺の立場は・・・・・)
第三章 伝説・NO・シンジツ
ゼロ(く!・・・・・離すもんか!!)
すず達は今だモンスター×10のタイダルウェーブに飲み込まれていた。
ゼロとミシーは手をつなぎ、ゼロはすずの手を硬く握り締めていた。
すず(・・・・・ゼロさん・・・離して・・ください・・・・)
すずはさっきまでの戦いで重症を負っていて体が思うように動かない。
もちろん水中では声がでないので手を離そうとしている。
ゼロ(何をしている!?)
すず(私がいたら・・ミシーさんつかまってる木が持たない!)
ミシー(ちょっと・・・・なにやってんの!?)
すず(ゼロさん!・・・離してください!)
ゼロ(離してたまるか!!)
ミシー(く!・・・・やっぱり三人じゃ・・あ!)
ミシーが目をやった先には先程まで戦っていたオスロンが流されたきた。
ミシーはゼロとすずを自分のつかまっていた木にゼロを引き上げた。
ゼロ(!!・・・・なにをする気だ!!)
ミシーはつかまっていた木を離しオスロンに向かって泳ぎだした!?
ゼロ(待て!!!)
すず(ミシーさん!!)
オスロン(くそ!・・・・こんなことなら・・かなずち・・治しておくんだった・・・・)
なんと!オスロンは泳げなかった!!
オスロン(・・・・・・ダオス様・・・)
ダオス『オスロンと言う名前は私から取ったんだったな』
オスロン(ダオス・・様・・・・)
ダオス『お前に・・・・任せる・・・』
オスロン(ダオス様・・・・約束・・・・・守れません・・でした・・・)
オスロンが諦めかけた時、何かが近づいていく・・・・・
オスロン(ついに・・・死神が来たか・・・・・何!?)
オスロンに近づいて来るのは流木でも死神でもなくさきほど戦っていた(ミシー自身とは戦っていない)ミシーだ!
オスロン(あいつも流されてきたのか・・・)
しかし、ミシーはオスロンに近づいていき手を伸ばした。
ミシー(つかまって!)
オスロン(俺を・・・・助けようというのか!?)
ミシー(早く!届かなくなる!!)
オスロン(なぜだ・・・・・なぜ助けようとする!!?)
ミシー(あの人・・・・・もしかして泳げないの?!)
オスロン(俺は・・・・・お前達の敵だぞ!??)
ミシー(だったら・・・・なおさら手を!)
オスロン(え・・・・・・・母さん・・・・・?)
オスロンはミシーを自分を守って死んだ母親を見た。
オスロンはつい、ミシーの手を取った。
オスロン(あ!)
ミシー(よし!・・・・・今の内に!!)
ミシーは一気に海面へと上がり近くの壁につかまり、助かった。
ゼロ(・・・・・・だいじょうぶか・・・)
すず(・・・ミシーさん・・・・・)
ゼロとすずはミシーがオスロンを追っていったことを知らずにいた。
だがつかまっていた木はタイダルウェーブ×10の威力に耐え切れず木が音をたてて折れた!
ゼロ(なに!?)
すず(・・・・・・あ・・・)
ゼロ(・・・・・・・・すず?)
すず(・・・・・・・・・・・・・)
ゼロ(藤林すず!!)
すずは先程の戦闘でかなりの重症を負っていた。
ゼロ(くそ!・・・・・塞いだ傷が開き始めている!!)
しかし周りにはつかまる物がない。
激しい激流に何度も放そうとした手を気力で押さえ、
ゼロは考えた・・・・この状況を打開する方法を。
ゼロ(くそ!・・・・・考えろ・・考えるんだ・・・・・・まてよ・・これなら!!)
ゼロは流されながら剣を抜き、体勢を整えた。
ゼロ(こんな状況で出来るか・・・・いややってみせる!!)
剣に闘気を集めゼロは放った!時空剣技!!
ゼロ(次元斬!!)
時空をも切り裂く技なら津波も!・・・・・・・切れない!
やはり体勢が悪かったのか・・それとも水の中だからか・・・
ゼロ(そんな・・・・・・・ちく・・・・しょう・・・・・)
そこですずに続いてゼロも意識を失った。
オスロン「なぜ・・・俺を助けた・・・・・」
水から上がったミシーとオスロンの話だ。
ミシー「なぜって・・・・・・・・・なんとなく・・・」
オスロン「お前達はなんとなくで敵を助けるのか!?」
オスロンの問いにミシーは少し考えこう言った。
ミシー「初めは・・・体が勝手に動いた・・・・だけど・・たぶん・・・あんたが騙されてたからかな。」
オスロン「な・・・・・・・そんな事でか!?」
ミシー「悪ぃ?それがあたしの性格なの。」
オスロン「・・・・・・そうか・・・・助けてくれて感謝する・・・・」
ミシー「え?!・・・・・・・・・」
ミシーは驚いたこんなにも素直に言われるとは思っていなかった。
ミシー「・・・・・ふう・・まあ仲直りしましょう。」
ゼロ「・・・・・・・・・う!・・・・・ここは・・・」
ゼロはもうろうとする意識の中回りの確認をした。
ゼロ「・・・・・・・・津波はいったい・・・・・!!すずは!!!」
すず「・・・・・・・・・・・・・・・」
ゼロ「しっかりしろ!起きるんだすず!!」
しかし、いくら呼んでもすずは指一本動かそうとしない。
ゼロ「くそ!・・・・・水を飲みすぎたか!!」
ゼロはすずの口元に指を置いたが息をしていない!
ゼロ「こういう時は!・・・・こういう・・時・・・は・・・・」
ゼロは気付いた・・・・こういう時にする事はなにかを。
ゼロ「・・・・・・・・・・・・何を考えている俺は!こいつは俺にとっても妹のようなものだ!」
一人で騒いでいたゼロだったが、事の重大さを思い出し決心を固めようとしていた。
ゼロ「・・やっぱり一般的にまずいか・・・いやだが・・・・・・・命にかかわるし・・・・・・・それでも・・・・命・・・・命のため・・・・・・・・」
ゼロは仮面を取りすずの顔に自分の顔を近づけた。
ゼロ「・・・・・・・・・・・あー!くそ!何でこんな時にこいつの顔が可愛く見えるんだ!!」
ゼロはすずの顔を見た・・・・まだあどけない所が残る少女だ・・・・そんな子の・・しかもおそらく始めての・・・・を!奪うわけには・・・・・
ゼロ「・・・・・・・・・・・藤林すず・・・・・か・・・・」
その時ゼロは自然な動作で自分の唇をすずの唇に重ねて息を吐いた・・・・
ゼロ「・・・・!!!お、おれはなにを!?!?!?」
すず「・・・・・う!・・・・・あれ?・・・・」
すずは何も無かったように目を覚ました。
ゼロ「!!あ!いや!!・・・・い、今のは・・・その・・・」
すず「・・・・・・ああ・・・チェスターさん・・・・・久しぶり・・・で・・す・・」
ゼロ「お、おい!・・・しっかりしろ!!」
すずはまた疲労と怪我せいか・・・また、深い眠りについた。
結局、すずが本当に目を覚ましたのはその一時間後だった。
すず「・・・・あ・・・・ここは・・・・」
ゼロ「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
すず「・・・・あの・・・ゼロさん?・・・津波は・・」
ゼロ「!!・・あ!いや・・・・その・・・・お、起きた?」
すず「?・・・なにかあったんですか?」
ゼロ「い、いや・・・なんでもない!なんでもないんだ!!」
さすがに寝てる間にキスしました・・・なんて言えるわけが無い。
すず「・・・・それで・・・津波はどうなったんですか?」
ゼロ「あ!ああ津波ね・・・・・俺も気が付いたらいつの間にか・・・・」
すず「・・・・・ところで・・・・・ゼロさんの名字ってなんですか?」
ゼロ「え!・・・それは・・・・・・・・・ストーム・・・だな。」
すず「それってミシーさんと同じ・・・・・二人は夫婦ですか?」
ゼロ「え!・・・・・ふっ・・・違うよ・・・俺達は・・・」
ミシー「双子の兄妹です。」
オスロン「双子の?」
ミシー「ええ・・・私が魔術に法術あと弓術・・ゼロが剣術担当なの。」
オスロン「・・・・・そうか・・・兄妹か・・・・」
ミシー「なに?そんなに兄妹でうれしい?」
オスロン「な!何をいっている!!おれはただ」
ミシー「ただ・・・・・・何?」
オスロン「・・・・俺は・・・家族がいないから・・」
ミシー「あ!ごめん・・・・・へんな事聞いて・・・」
オスロン「いや・・・・気にしていない。」
ミシー「・・・・・・ねえ・・・オスロン・・あなたは・・デリス・カーラーンで何をしていたの?」
オスロン「・・・・・・・・・ダオス様の・・・代理人だ。」
ミシー「それって!王って事!?」
オスロン「ああ・・・・・だが俺はダオス様とは違う・・・あの時・・・・・そうダオス様が大いなる実りを求め未知の星に行くと言った時だった。」
オスロン『ダオス様!なぜ王であるあなた自らいくのですか!??』
ダオス『・・・・オスロン・・・・お前の名は私からとったと言っていたな。』
オスロン『・・・・はい・・両親がダオス様の後を続くようにと・・・』
ダオス『・・ならばその名のとおりお前がここ・・デリス・カーラーンを守れ。』
オスロン『む!無理です!!私はダオス様ほど力もないし民から信頼されてません!!』
ダオス『・・・・オスロン・・お前なら出来ると私は信じている。』
オスロン『・・・・ダオス様・・・必ず・・帰ってきますよね!』
ダオス『無論だ・・・・それまでお前にこの星を任せるぞ・・』
オスロン『・・・・はい!!』
オスロン「そして・・星間探査船の出る日がきた・・・・。」
市民『ダオス様!必ず帰ってきてください!!』
市民『ダオス様こそこの星一番の王です!!』
市民『ダオス様!!』
ダオス『我が愛するデリス・カーラーンの民よ!私は必ず大いなる実りを持って帰ってくる!!』
市民『ダオス様!』
市民『ダオス様の帰りを心から祈っています!!』
ダオス『それまで!このオスロン=レイオルニーが私の代わりにこの星を守る!!』
市民『オスロン様頼みまーす!!』
市民『ダオス様が手に入れた平和のためにー!!』
市民『御妃様だ!』
????『ダオス様・・・・』
ダオス『お前にも苦労させるな・・・・』
ミシー「ちょっと待って!ダオスって・・・・結婚してたの!?」
オスロン「・・ああ・・・・御妃様のお腹には子供もいた・・・」
ミシー「・・・・・・・・・・・」
オスロン「話を続ける・・・・」
オスロン『御妃様・・あなたとお腹の子は必ずダオス様の代わりに私が命をかけて守ります。』
御妃様『ええ・・・・・ダオス様・・・・さよならは言いません。』
ダオス『ああ・・・・・・ではしばしの別れだ我が愛するデリス・カーラーンの民よ!』
市民『頑張ってきてください!!』
市民『デリス・カーラーンのため!我々も力になります!!』
ダオス『頼むぞ!私の子と私の妻マーテルを任せたぞ!!』
オスロン「・・・・・・そう言ってダオス様はこの星に・・」
ミシー「そんな事が・・・・って!今ダオスの妻はマーテルって!!?」
オスロン「!?・・・ああ・・・御妃様の名前は旧姓マーテル=サウレム・・ちなみにダオス様の名字はハイレスだ。」
ミシー「マーテルって世界樹ユグドラシルの精霊と同じ名前よ!」
オスロン「なに!?だが御妃様はちゃんといたぞ!」
ミシー「・・・・・偶然って怖いわね・・・・」
オスロン「ところでこれからどうする・・・」
ミシー「・・・ゼロが行くとしたら間違いなくあそこね。」
オスロン「どこだ?・・・あそこと言うのは」
ミシー「それは・・・・」
ゼロ「ミゲールの町だ。」
すず「!!・・・・・どうしてですか?」
ゼロ「あそこは・・・・・俺達が生まれた町だからだ。」
ミゲールの町で4人は再会できるのか!?
次回 英雄・NO・マチに続く・・・
どうも!作者の緋色の龍です!
今回は一番長い文を書いたと思います。
サブタイトルの伝説・NO・シンジツはダオスの話です。
ダオスもこんな事があったんだって話し(デリス・カーラーンの事は全て作者の想像です。
(ダオスとかの名字も)ナムコさん、間違いだったらごめんなさい)
今回はコレくらいで・・・・では、また